クレジットカードの返金処理はいつ反映される?返金方法やポイント処理など1から解説

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クレジットカードの返金処理

クレジットカードで購入した商品に不具合があって返品した場合、請求書に商品代が載っていると、「いつ反映されるの?」「カード会社に連絡が必要?」と気になりますよね。

現金で購入した商品を返品する際は、レシートと商品を持って店に行けば、現金を返してもらえます。クレジットカードの場合も返品の際に現金を返してもらえるのでしょうか?

クレジットカードの利用をキャンセルする際における返金処理の仕組みや手順、返金のタイミングや返金方法などをわかりやすく解説します。

クレジットカードの返金処理のタイミング

返金処理のタイミングは、

  1. 返金の仕組みでわかる、購入から返品までの期間
  2. クレジットカード会社への請求日

上記2つによって決まります。 また、返金方法は現金ではなく、カード決済自体の取り消し、または請求金額の相殺になります。以下でそれぞれ詳しく見ていきましょう。

返金の仕組みでわかる、購入から返品までの期間

クレジットカードで購入した商品を返品する場合は、購入先や「いつ返品したか」によって返金されるタイミングに差が生じます

例えば、実店舗での利用かつ商品の購入から返品までの時間があまり経過していない場合には、クレジットカードの請求が確定していないケースが多く、決済を取り消すことが可能です。

クレジットカード利用時の返金の仕組み

決済を取り消すということは、最初から商品を購入していないことになります。そのため、返金処理という概念はなく、請求書にも記載されません。

一方、ネットショップでの利用や購入から返品までの時間が経過している場合には、クレジットカードの請求が確定しているケースが多く、一度購入金額通りに決済されて請求がきます。そのようなケースにおける返品では、翌月または翌々月に返金処理されます。

  • 実店舗での利用、返品までの時間があまり経過していない→決済を取り消すだけ
  • ネットショップでの利用、返品までの時間が経過している→翌月または翌々月に返金

クレジットカード会社への請求日

クレジットカードは、締め日までに利用した金額に基づいてクレジットカード会社からの請求がきます。

例えば、15日締めで翌月10日払いのクレジットカードを利用した場合は、毎月15日までに買い物をした代金が請求書に反映されて翌月10日にカード会社から請求されます。しかし、必ずしも15日までに利用したものが全て反映されるわけではありません

その理由は、クレジットカードを利用した店舗がその日のうちにクレジットカード会社に請求するとは限らないためです。1日ごとに請求する店舗もあれば、1ヶ月に1回まとめて請求する店舗もあります。各店舗がカード会社にどのタイミングで請求しているかわからないため、返品やキャンセルする際はクレジットカード会社ではなく、まずは利用した店舗に連絡を入れましょう

クレジットカードの締め日

店側の請求がまだの場合には決済の取り消し、請求済みの場合には店側からカード会社に連絡して返金処理の手続きに移ります。

返金の方法

現金で購入した商品の返品と同様に、「現金で返金」されるかどうか気になっている方も多いと思いますが、クレジットカードの場合、現金での返金には対応していません

その理由は、「ショッピング枠の現金化の防止」と「店側の手数料負担軽減」のためです。

クレジットカードのショッピング枠は、あくまでも商品を購入するために設けられているものです。しかし、支払いをキャンセルした場合の返金を現金で受け取ることができれば、ショッピング枠のキャッシング枠利用(現金化)になってしまいます。

また、クレジットカードに加盟している店舗は、クレジットカード決済時に手数料を支払っており、現金での返金になると手数料分の損が生じてしまいます。

このような不正利用や店側の損失を生じさせないようにするために、クレジットカードの返金処理は現金ではなく「カードのショッピング枠に返金」、つまり「請求金額から、返金分を差し引いて請求する」という方法が採用されているのです。

クレジットカードの返金処理における3つの注意点

クレジットカードの返金処理は、現金で受け取ることができませんが、しっかりと返金処理されるということを聞いて安心した方も多いと思います。しかし、クレジットカードで返金処理を行う際には、以下の3つの点に注意が必要です。

  • 付与されたポイントが失効する
  • 手数料が発生する可能性がある
  • 海外利用時は為替レートで損をする可能性がある

それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。

付与されたポイントが失効する

1つ目は付与されたポイントが失効することです。クレジットカードで商品を購入すると、クレジットカードの利用額に応じてポイントが得られることがあります。しかし、これらのポイントは商品の購入やクレジットカードを利用して初めて得られるものなので、一度付与されても返金処理がされることでポイントは失効します

クレジットカードのポイントは返金処理が完了したタイミングで失効するのが一般的です。既にポイントを使ってしまった場合には、翌月の付与分と相殺するなどの処置がとられます。

手数料が発生する可能性がある

クレジットカードの返金処理に手数料がかかるということはありません。利用金額全ての返金処理を受けることが可能です。しかし、飛行機や電車、バスなどのチケットなどの返金処理を希望する場合には、システム利用料や発券手数料などを含めた別途キャンセル料が発生する可能性があります

また、利用した店舗によっては送料を差し引いた残額の返金処理、キャンセル手数料を差し引いた残額の返金処理になるケースもあります。後でトラブルになることを防ぐためにも、返品やキャンセルにどのような手数料が発生するのか事前に確認しておきましょう。

クレジットカードの手数料

海外利用時は為替レートで損をする可能性がある

クレジットカードを海外で利用しても、返金処理をしてもらうことは可能です。そのため、海外でも安心してクレジットカードを利用できます。

日本でクレジットカードを利用して買い物をする際は円が単位となっていますが、海外でクレジットカードを利用して買い物をする際は現地の通貨を単位としています。そのため、購入した際の為替レートと返金処理する際の為替レートが異なるのが一般的です。

このような為替レート差が生じた時に、カードを利用した時にさかのぼって計算してくれるところもあれば、返金処理する際の為替レートを採用するところもあります。返金処理する際の為替レートが高くなっていた場合には、為替レート差による損失が生じる可能性があります

購入したものの金額によっては、為替レート差による損失が大きくなる可能性もあるため、海外利用時における返金処理がどのようになっているか事前に確認しておきましょう。

返金処理されない場合の対処法

クレジットカードで購入した商品を返品すると、店舗側からクレジットカード会社に返金処理を依頼することになります。最低でも返金処理の完了まで1~2ヶ月かかるため、この期間はカードの明細書などを確認しながら返金処理を待つ期間と言えます。

しかし、3ヶ月経過しても反映されていない場合は、返金処理がどこかで滞っていると判断しても問題ありません。3ヶ月経過しても明細書に何も返金処理に関する内容が記載されていない場合には、次の「加盟店に連絡する」のステップに移りましょう。

まずは改めて明細を確認

カードを使用した加盟店とカード会社は、利用者の立場から見ると、どちらともトラブルになる可能性があります。そのため、両社に連絡を行い一定期間が経った場合、加盟店に連絡する前に、改めて明細を確認するところからスタートしましょう。

当たり前ですが、明細はカードの使用履歴を記したものであるため、カードがどこで使用されたのか、返金がいつあったのかを明確に知ることができます。加えて、返金があったとしても連絡はないため、明細の確認を行い、問題があった場合には再度連絡することをおすすめします。

加盟店に連絡する

返金処理が行われていない場合には、「クレジットカード会社が返金処理の手続きを怠っている」と考えるかもしれませんが、そうとは限りません。返品を受け付けた店(加盟店)が返金処理に必要な手続きを忘れている可能性があります。

「そのようなケースでもクレジットカード会社に連絡すれば、解決してくれるのでは?」と思うかもしれませんが、店(加盟店)からの返金処理しか受け付けていません。クレジットカード会社に連絡しても「利用した店舗に問い合わせてください」と二度手間になるため、まずは加盟店に連絡して返金処理を忘れていないか確認します

店(加盟店)側に問題があった場合は、そこから返金処理の手続きを行うことになるため、返金処理の完了までに最低でも1~2ヶ月はかかることを想定しておきましょう。

カード会社に連絡する

加盟店に連絡して返金処理を忘れていないかを確認して、もし加盟店が返金処理を忘れていなかった場合にはカード会社側で何かしらのトラブルが生じている可能性があります。そのため、そのようなケースでは、カード会社に連絡して返金処理について確認します。

カード会社側に何らかの落ち度があった場合には、そこから返金処理が行われるため、次の請求に反映される可能性が高いと言えます。加盟店側またはカード会社側に不備があった場合も、基本的に返金処理が完了しても連絡はありません。

連絡したからと言って放置するのではなく、最後までしっかりと返金処理が完了したのか明細書などで確認することを忘れないようにしましょう。参考までに、各カード会社ごとの返金方法、ルールに関してまとめました。

返金方法 期間 ルール
VISA 基本はカード 1ヶ月~2ヶ月 加盟店から連絡する
Master Card 基本はカード 1週間から2ヶ月 加盟店から連絡する
JCB 基本はカード 翌月10日 加盟店から連絡する
エポス 基本はカード 2ヶ月 加盟店から連絡する
楽天 基本はカード 翌月か翌々月の口座引き落とし日 加盟店から連絡する

こんな時は返金される?シチュエーション別クレジットカード返金処理

ここでは、返金される場合のシチュエーションを見ていきましょう。

Amazonで注文した商品をキャンセル、返品した

商品の到着後30日以内であれば、返品することによってクレジットカード払いでも返金されます。期間によっては、当月に差し引かれることもあるものの、翌月には同じ金額が指し戻され、返金処理が完了します。

また、未使用・未開封でなければ100%の金額で返金されない点には注意が必要です。

クーリングオフした

カード払いで契約した場合であってもクーリングオフは成り立ちます。期限は8日や20日など取り扱う商品によって異なるものの、国が定めた制度であるため、まともな販売者であれば対処してくれるでしょう。

販売会社とクレジットカード会社に連絡を行い、書面を通して返金処理が進んでいきます。

不正利用被害など、詐欺にあった

気づかない内にカードが誰かに使われていたというケースは少なくありません。その場合には、クレジットカード会社によって返金が行われます。カード会社に相談したうえで、規約違反などがない限りは返金される点は安心だといえるでしょう。

また、規約違反だけでなく、暗証番号が正当なものを使用されていた場合には不正利用でも補償されなことがある点は注意が必要です。

二重引き落としされていた

二重引き落としの場合は、カード会社に連絡を行うことによって返金されます。加えて、カードの明細などを確認し、早い段階で連絡すれば、二重引き落としそのものを防ぐことが可能です。

仮に、二重引き落としに気づき、引き落とし日の金額が確定するまでにカード会社に連絡できなくても、翌月払い戻しを受けることができます

海外のホテルでデポジット処理をした

海外のホテルではデポジット(支払い保証の預かり金)を必要とすることがあります。そのデポジットは、あくまでも信用情報を担保するための預かり金であるため、後に返金されるものです。

しかし、返金の時期は非常にまばらであるため、いつの予定になるのかはよく確認しておきましょう。

購入した商品を返品できない場合の対処法

店(加盟店)に返品やキャンセルを認めてもらうことができないケースでも、カード付帯のショッピング保険を活用することで、万が一の場合には補償を受けることが可能です。ただし、補償を受けられるだけであって返金処理を受けられるわけではないので注意が必要です。

ショッピング保険とは、クレジットカードで購入した商品が破損または盗難にあった時に損害を補償してくれる保険です。各クレジットカードによってショッピング保険の内容は異なり、1回の申請に対して数千円程度の自己負担が発生するものもあれば自己負担なしのもの、補償期間が90日間のものもあれば180日以上のものもあります。

ただし、全ての買い物に適用されるわけではありません。
例えば、動物や植物、パソコンやスマホ、食料品、自動車や自転車、小切手やチケットなどは適用されません。また、本人の故意や重大な過失があるケース、紛失や置き忘れ、誤使用による損害や保管状態が原因、配送中に生じた損害は対象外です。

このように、クレジットカードで購入した全ての商品に適用されるわけではありませんが、店側などの理由で返品を拒否されて返金処理が受けられない場合には、大きなサポートと言えるでしょう。

参考までに、いくつかの店舗での返金方針を記載しておきます。各社対応方針が異なるため、返金対応をする場合は店舗公式ページをご確認下さい。

サービス名 返金方針
PayPal 買手保護制度に当てはまる場合、180日以内に返金。
ZARA 返金に関しては企業判断。
ローソン 商品そのものがない場合は厳しい。
JAL/th> 取消料規定に従う。全て期間以内でなければ受付ない。
H.I.S. キャンセル料金、取消手続手数料を引いた金額をカード会社へ返金。コンビニ払いなら手数料は顧客負担。
セブン‐イレブン(オムニ7) 返品方法は宅配、またはセブン‐イレブン店舗での返品。返品できる条件として、商品受領後、8日以内にカスタマーセンターに連絡した場合に返品可能。※返品送料は顧客負担

まとめ

現金で購入した商品を返品する際は、領収書と商品を店舗に持って行けば支払った現金を返してもらえます。しかし、クレジットカードの場合は、同じように領収書と商品を店舗に持って行っても現金を返してもらえるわけではありません。返品までの時間が短い場合は決済をキャンセルすることで、最初から買い物をしていないことと同様になります。

ところが、決済をしてから時間が経つと請求が確定するため、一度カード会社に請求されてしまいます。その後、1~2ヶ月後に返金処理が行われますが、返金処理が完了したという連絡はないため、カード明細書を確認するなど返金処理が行われたかしっかりと確認しましょう

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