クレジットカードの番号とは何を意味する? 番号の名称と意味を解説

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クレジットカード番号

インターネットで買い物をする際にクレジットカード番号の入力を求められて、

「間違った番号を入力してカード決済できなかったらどうしよう」
「不正利用されないか心配」

という方も多いと思います。また、初めてクレジットカードを使う方の中にはカードにさまざまな番号が書かれているため、どの番号を入力すればいいかわからず悩んでいる方も多いのではないでしょうか? この記事ではクレジットカードに書かれている番号の名称や意味、利用時の注意点や対策などを解説します

※価格の表記に関して、特に指定がないもの以外は税抜き表記となっています。

クレジットカードに記載されている情報一覧

現金が手元になくても手軽に買い物ができてしまう便利なクレジットカード。クレジットカードには表面だけでなく裏面にも番号やアルファベットがいくつか記載されていますが、それぞれ何を表しているのでしょうか?

表面 裏面
カード名 セキュリティコード
カード番号 サイン欄
有効年月
氏名(ローマ字)
カードブランド

クレジットカードの表面と裏面に記載された番号やアルファベットが、どのような情報を提供しているのか見ていきましょう。

表面に記載されている情報

クレジットカードの表面には、以下のような情報が記載されています。

カード名

カード名とは、カード番号の上に記載された三井住友カードや楽天カードなどクレジットカードを発行している会社名(ロゴだけの場合もある)のことです。

カード番号

カード番号とは、カードの中央に記載された14桁~16桁の番号のことです。

有効年月

有効年月とは、カード番号の下に記載された09/19(2019年9月)などカードを使用できる有効期限のことです。

氏名(ローマ字)

氏名は、カードの一番下に記載されており、TARO YAMADAなどクレジットカードの所有者を表しています。

カードブランド

カードブランドとは、カードの右下や上に記載されたVISAやJCBなどクレジットカードの国際ブランドのことです。

裏面に記載されている情報

クレジットカードは表面だけでなく、裏面にも以下のような情報が記載されています。

セキュリティコード

セキュリティコードとは、サイン欄の右上(ブランドによっては表面)に記載された3桁~4桁の数字のことです。

サイン欄

サイン欄は、クレジットカードの所有者のサインを記載する欄のことです。

基本的にクレジットカードの裏面には、インターネットでの買い物で必要なセキュリティコードや店舗での買い物に必要なサインといった本人確認に必要な情報が記載されています。

カード番号には意味がある

店舗でクレジットカードを利用する際は、カードを通すだけなのであまり気にすることがないかもしれません。しかし、インターネットでカードを利用する際はカード番号を入力することもあるため、このカード番号が何を意味しているのか気になったという方も多いと思います。

クレジットカード番号の意味

クレジットカードの表面の中央に書かれたカード番号は、カードブランドによって桁数が異なっています。カードブランドごとの桁数をまとめると以下の通りです。

  • VISA・Mastercard・JCB:16桁(4桁・4桁・4桁・4桁)
  • American Express:15桁(4桁・6桁・5桁)
  • Diners Club:14桁(4桁・6桁・4桁)

桁数が異なる理由は、クレジットカードの種類を識別または分類するために「ISO/IEC 7812」という国際規格で制定されているためです。また、カードの番号は、銀行の識別や発行者の識別を表しているなど、それぞれに意味があります。カード番号が表す意味について詳しく見ていきましょう。

BIN(銀行識別番号)・IIN(発行者識別番号)

カード番号の先頭から6桁は、BIN(銀行識別番号)またはIIN(発行者識別番号)を意味しています。この6桁の番号を確認することによって、クレジットカードを発行した会社がどこなのかを判断することが可能です。1桁目はカードブランドごとに以下のように数字が異なっています。

  • 3:JCB・American Express・Diners Club
  • 4:VISA
  • 5:Mastercard

例えば、クレジットカードを使ってインターネットで買い物をする際にVISAを選んで5から始まるカード番号を入力すると、エラーが発生するという仕組みになっています。

口座番号とチェックデジット

カード番号の6桁目までは、クレジットカードを発行している会社がどこかということを表していますが、7桁目以降は口座番号を表しています。口座番号といってもクレジットカードの発行時に口座を開設しているわけではありません。あくまでもカードを発行した個人を特定するための番号のことです。

こちらもカードごとにどこまでが口座番号になるのか以下のように異なっています。

  • VISA・Mastercard・JCB:7桁目~15桁目
  • American Express:7桁目~14桁目
  • Diners Club:7桁目から13桁目

また、カード番号の最後はチェックデジットと呼ばれる重要な番号です。カード番号を全て入力または機械で読み取る際に、チェックデジットに基づいて再計算された数字と番号が合致していない場合はエラーが表示されます。

クレジットカードに記載された番号は、ただの14桁~16桁の番号ではなくきちんと意味があるということを覚えておきましょう。

カード番号が流出した場合のリスク

クレジットカードを利用する方の中には、カード番号が流出した時にどのようなリスクが生じるのか気になっている方も多いと思います。カード番号が流出した時の主なリスクは以下の2つです。

  • 不正利用される可能性が高まる
  • 個人情報の悪用につながる可能性が高まる

それぞれのリスクについて見ていきましょう。

不正利用される可能性が高まる

店舗でクレジットカードを利用する際は、クレジットカードがなければ買い物できません。そのため、カード番号が流出したくらいでは不正利用の可能性が低いと言えます。しかし、インターネットでクレジットカードを利用する際には、クレジットカードが手元になくてもカード情報を入力することで利用できてしまうので注意が必要です。

しかし、インターネットの買い物ではカード番号やカードの有効期限・氏名・セキュリティコードを入力するのが一般的で、セキュリティコードはカードにしか書かれていないため、カードが手元にない人が不正利用することは容易ではありません。とは言っても、一部のサイトはカード番号だけで決済できるため、カード番号が流出すると不正利用のリスクが高くなるので注意しましょう。

個人情報の悪用につながる可能性が高まる

第三者にカードの表面を見られて番号を盗み取られた場合には、カード情報の流出だけで済みます。しかし、もしサイトなどにカード番号を入力していてそれが流出した場合には、番号の流出のほか、氏名・住所・電話番号などの個人情報も流出している可能性があります。

カード番号と個人情報を結びつけて、警察官を装った特殊詐欺に巻き込まれてしまうなど、個人情報の悪用につながる可能性も高まります。サイトからの流出を防ぐことはなかなか困難ですが、第三者にカード番号を見られていないか注意を払うなど、カード番号の流出を防ぐように心がけましょう。

カード番号の流出から身を守る3つの方法

カード番号が流出すると、不正利用や悪用に対するリスクが高くなります。そのため、不正利用や詐欺に対して不安を感じている方の中には、身を守る方法がないか気になった方も多いと思います。カード番号の流出から身を守る方法には以下の3つが挙げられます。

  • セキュリティが強化されているサイトを利用する
  • 金融機関やカード会社からのメールにアクセスしない
  • バーチャルカードを利用する

それぞれの方法について見ていきましょう。

セキュリティが強化されているサイトを利用する

セキュリティコードは、インターネットで買い物をする際に本人確認としてサインや暗証番号の代わりに入力します。コードを入力するフォームのセキュリティが弱いと、外部にセキュリティコードが漏れるリスクが高くなります。

セキュリティコードが漏れないようにするためにも、SSLという暗号化通信に対応している入力フォームかしっかりと確認してから入力しましょう。

金融機関やカード会社からのメールにアクセスしない

Gmailといったフリーメールのアドレスや携帯電話のメールアドレスに金融機関やカード会社からメールが届く場合があります。しかし、これらのメールは本物の金融機関やカード会社から送られているものではなく、何かしらの理由によってメールアドレスが流出して詐欺グループがカード情報を盗み取ろうとしている可能性があるので注意が必要です。

そのため、金融機関やカード会社から気になるメールが届いた時でも、文中のURLから直接アクセスするのではなく、公式サイトからログインすることをおすすめします。金融機関やカード会社からの重要なお知らせは、メールよりも届いたかどうか確認できる郵便などで行われる可能性が高いため、焦って情報を入力しないように注意しましょう。

バーチャルカードを利用する

バーチャルカードとは、カード会社が発行しているインターネット決済専用のカードです。クレジットカードのように発行されるものではなく手元にカードが届くことはありません。

バーチャルカードはクレジットカードタイプとプリペイドタイプの2種類で、国内・海外のネットショッピングで利用できます。クレジットカードタイプは上限が事前に決まっており、プリペイドタイプのバーチャルカードはチャージしないと使えません。そのため、カード番号の流出によって不正利用が生じてもリスクを大きく抑えられるでしょう。

不正利用された時の対処法

不正利用や個人情報の悪用による詐欺などを気にしていては、気軽にクレジットカードを利用できません。ところが、カード会社の中には、カードの契約者が安心してカードを利用できるように、不正利用で損失が生じた場合に損失を補償する盗難補償などのサービスを提供している場合もあります。

全てのカード会社が盗難補償を提供しているわけではありませんが、クレジットカードを不正利用された時は、どうやってこの盗難補償を利用すればいいのでしょうか? 不正利用された時に盗難補償を利用する手順について見ていきましょう。

クレジットカード会社に連絡

クレジットカードの明細などを見て不正利用に気づいた時は、すぐにカード会社に連絡を入れます。カード会社は基本的に24時間365日受け付けており、電話をしたタイミングでカードの利用を止めることが可能です。

不正利用によって被害が生じた場合は、盗難補償を提供しているカード会社の場合は補償期間内(各カード会社によって異なる)であれば、損害を補償してくれます。しかし、この段階で損害を補償してくれるというわけではなく、次の手順に進む必要があります。

警察への届け出

次の手順は警察にクレジットカードを紛失したまたは不正に利用されていたという事実を警察に伝えます。

警察に届け出たことで受付番号をもらえるので、その受付番号をしっかり覚えてから次の手順に進みます。

再度クレジットカード会社に連絡

カード会社に再度連絡しますが、電話の際に警察から教えてもらった受付番号を伝えます。受付番号を伝えることで、カード会社はカードの契約者が不正利用にあったという事実を認めてくれるようになります。

受付番号がなければ補償適用にならないのが一般的なので、不正利用が発覚した時は必ずカード会社だけでなく警察に連絡することを忘れないようにしましょう。

クレジットカード会社から新しいカードを発行

カード会社に連絡すると、不正利用されたカードは利用できなくなります。そのため、次にもう一度カードを利用するには、新しいカードを発行しなければなりません。カード会社に警察から教えてもらった受付番号を伝えた後は、再発行するかどうか確認されます。そこで再発行を申し出た場合には、発行手続きに必要な書類が送られてきます。

発行手続きに必要な書類を全て記入して提出すれば、新たにカードを発行することが可能です。発行までに1週間~2週間程度の時間がかかるので覚えておきましょう。

まとめ

カードの表面の中央に記載されている14桁~16桁の番号は、ランダムに割り振られているというものではありません。記載されている番号を調べることによって、どのカード会社が発行したカードなのか、誰のカードなのか、入力ミスが生じていないかを判断できるようになっています。

クレジットカードはキャッシュレスで簡単に決済できてしまう便利なものですが、カード番号が流出した場合には不正利用や詐欺被害などに合う可能性もあるので注意が必要です。不正利用や詐欺被害に合わないためには、セキュリティが強化されたサイトで買い物するという方法が挙げられます。

また、バーチャルカードの利用を検討するなど、万が一の事態に備えて事前に対策を練っておくことが重要と言えるでしょう。