スターバックスでの支払方法を理解しよう
スターバックスではさまざまな方法で支払いができます。まずどんな支払方法があるのかを理解しましょう。
スタバで使える支払方法にはどんなものがある?
スターバックスの店頭では以下の方法で支払いができます(店舗によっては利用できないものもあります)。
- 現金
- クレジットカード
- スターバックスカード(プリペイドカード)
- 電子マネー
- デビットカード
- ブランドプリペイドカード
- LINE Pay
- 商品券・ギフトカード
支払方法はいろいろ用意されていますが、クレジットカードで支払えばカード独自のポイントがもらえますし、さらにスターバックスカードにチャージして支払えばStarbucks Rewardsの「Star」ももらえるようになるのでお得です。
現金で支払うのが当たり前になっている方は、この機会にクレジットカードやスターバックスカードの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
スタバで使えるクレジットカードは?
スターバックスで使えるクレジットカードは、以下の5つの国際ブランドのカードです。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
国際ブランドとは、簡単にいえば決済の仕組みのことです。
例えばVISAのマークが入っているクレジットカードはVISA加盟店、Mastercardのマークが入っているカードはMastercard加盟店で支払いに利用できるということです。スターバックスは上記5つの国際ブランドに対応しているので、大半のカードで支払いが可能ということになります。
なお、スターバックスではクレジットカードで支払いをする場合、サインまたは暗証番号の入力が不要なのが基本ですが、店舗によっては必要になることもあります。
しかし、次に説明するスターバックスカードにクレジットカードでチャージして使えばその手間も省けます。もちろんチャージそのものの手間もありますが、スタバをよく利用している方ならそれを上回るメリットがあるでしょう。
クレカでチャージ可能! スターバックスカードの作り方・使い方
スターバックスはよく利用するけどスターバックスカードのことはあまりわかっていないという方のために、スターバックスカードについて知っておきたいことを以下で解説します。
スターバックスカードとは
スターバックスカードはスタバ専用のプリペイドカードです。
プラスチックカードとモバイルカードの2種類があります。プラスチックカードは店頭で入手する必要がありますが、モバイルカードは対応している携帯電話があれば、スターバックス公式アプリを通じて入手ができます。※
チャージは店頭でも可能(現金またはクレジットカード)ですが、スタバ公式アプリや「My Starbucks」からクレジットカードによる「オンライン入金」を利用するのが便利です。1000円以上1円単位で、3万円までチャージが可能です(店頭でも同じ)。
また、オートチャージも利用できます(クレカのみ)。オートチャージは残高が1000円、3000円、5000円のいずれか未満になった場合、2000円、3000円、5000円、1万円をチャージするように設定できます。スタバを日常的に利用している方にとっては残高不足の心配がないので便利です。
※公式アプリからスターバックスカードを入手する方法
- 公式アプリをダウンロードする
- アプリのホーム画面で「新規会員登録」をタップし「My Starbucks」に登録する
- アプリのホーム画面で「Starbucks Cardを登録する」をタップ
- 「Digital Starbucks Cardを発行」をタップし、必要事項を入力
店頭での支払方法
プラスチックカードを利用している場合は店員さんにカードを提示するしかありませんが、モバイルカードについては携帯電話の種類によって、以下のように支払い方が違います。
- おサイフケータイ対応の携帯電話 → 電子マネーのように端末にかざして支払う
- iPhoneなど、おサイフケータイ非対応の携帯電話 → バーコードまたはQRコードによる支払い
おサイフケータイ非対応の携帯電話の場合はアプリのメニューにある「Pay」→「支払い」をタップし、バーコードやQRコードを表示させて読み取ってもらうことが必要です。これは、PayPayや楽天Payのようなコード決済アプリと同じような支払い方になります。
Starbucks RewardsでStarを集める
Starbucks Rewards(スターバックスリワード)とは、My Starbucksの会員が利用できるポイントプログラムです。Web登録済みのスターバックスカードでの買い物54円(税込)につき、Star(ポイントにあたるもの)が1つもらえます。
登録したばかりの時点でもらえるStarは「Green Star」で、250個集まると「Gold Star」がもらえるようになります。そして、Gold Starが150個集まるごとに「Reward eTicket」1枚がもらえ、スターバックスの店頭で販売しているドリンク、フード、コーヒー豆のいずれか1品(700円まで)と交換できます。
税込54円で250個なので、合計で1万3500円の支払いがあればGold Starを集められるようになります。そして、さらに54円×150=8100円の買い物をするとReward eTicketが1枚もらえる計算です。
1回700円、月に2回くらいスタバを利用する方なら約10ヵ月でGold Starとなり、その後は半年に1度くらいのペースでReward eTicketがもらえるということになります。
Green Starのままでも新商品の先行購入チケットがもらえたり、コーヒーセミナーの先行予約ができたりするメリットがあるので、Reward eTicketがもらえるほど利用していなくても、スタバ好きなら積極的に登録する価値はあるでしょう。なお、オンラインストアでの購入などでもStarがもらえます。
スタバで使うのがお得なクレジットカード5選
クレジットカードの中にはスターバックスで使うと還元率が通常よりもアップするものがあります。以下ではそのような特典のある5枚のカードを紹介します。
JCB CARD W | au PAYカード※1 | エポスカード | dカード | ANAカード | |
---|---|---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料※2 | 無料 | 無料 | 2000円 (初年度無料) |
還元率 | 1.0% | 1.0% | 0.5% | 1.0% | 0.5% |
スターバックスカードへのチャージで付与されるポイント(還元率) | ポイント10倍(5.0%) | 200円につき5ポイント(2.5%) | 200円につき2ポイント(1.0%) | 100円につき4ポイント(4.0%) | 100円につき1マイル(-)※3 |
※1 au WALLET クレジットカードから名称変更
※2 au PAY カードに登録しているau IDに紐付くau携帯電話などの契約がなく、かつ所定の基準日から1年間カードの利用がない場合は1250円
※3 クレジットカード会社のポイントとは別に付与
JCB CARD W
JCB CARD W
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ETCカード
- 家族カード
特徴
- 提携店舗での利用で還元率大幅アップ。アマゾン2.2倍、スターバックス5.5倍、セブンイレブン2倍
- 39歳以下が申し込めるWEB入会限定カード
- 利用付帯の海外旅行保険付き
JCB CARD Wは、JCB一般カードの2倍のポイント(1000円につき2ポイント)が付与されるお得なカードです。18~39歳の方が年会費無料で入会でき、40歳以降も継続できます。
スターバックスは「JCBオリジナルシリーズパートナー」なので、キャンペーン参加登録をしたうえで、スターバックスカードへのオンライン入金またはオートチャージを行うと10倍のポイントが付与されます。ただし「10倍」の計算は1000円につき1ポイントを元にしてなされるので、もらえるポイントはあくまで10ポイントになります。
JCBオリジナルシリーズパートナーはスターバックスだけでなく、他にもたくさんあります。また、オンラインモールである「Oki Dokiランド」を経由して登録されているECサイトで買い物をすると、最大でポイントが20倍になる特典もあります。ポイントを貯めるのが好きな方なら使い方次第でお得になるカードです。
au PAYカード(au WALLET クレジットカード)
au PAY カード
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ETCカード
- 家族カード
- au IDが無効となったときなど一部ケースで年会費1250円がかかる
- au PAY カードに登録しているau IDに紐付くau携帯電話(スマホ・タブレット・ケータイ・Wi-Fiルーターなど)
- auひかり
- auひかり ちゅら
- UQ mobile
いずれも契約がなく、かつ所定の基準日から1年間カード利用がない場合は年会費として1250円がかかります。
au PAYカードでは、スターバックスは「ポイントアップ店」の1つです。そのため、通常の還元は200円(税込)につき2ポイントですが、スターバックスカードへのチャージについては5ポイント付与(2.5倍)となります。ただし、あくまでもオンライン入金がポイントアップの対象で、店頭でのチャージは対象外なので注意してください。
エポスカード
エポスカード
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ETCカード
- 家族カード
- ネットショッピングで2〜30倍(「たまるマーケット」経由)
エポスカードは年会費が無料なのに充実した海外旅行傷害保険が付帯していますし、全国の飲食店や遊園地、カラオケ店などの代金が割引されるといったサービスが受けられるのが魅力のカードです。
エポスカードの通常の還元率は200円(税込)につき1ポイント(0.5%)ですが、スターバックスカードへのオンライン入金やオートチャージは200円(税込)につき2ポイント(2倍)となります。また、ビジネスギフトセンター(スターバックスのオンラインショップ)でスターバックスカードを25枚以上購入すると、ポイントが5倍になります。こちらはギフトでの利用を想定した特典のようです。
基本の還元率0.5%に満足できないという方は、オンラインモールである「たまるマーケット」を活用するのがおすすめです。こちらにはAmazonや楽天など多数のECショップが登録されているので、買い物をするときに経由すればポイントが最大で30倍になります。
dカード
dカード
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ETCカード
- 家族カード
特徴
- 前年度一度でも利用することで年会費無料
- 特約店の利用で還元率アップ。スターバックス3倍、マツモトキヨシ2倍
【ご入会&各種設定&エントリー&ご利用で合計最大8,000dポイント(※期間・用途限定)】
- 毎月のドコモ料金をdカード払いにすると1000ポイント進呈
- 入会の翌々月までのショッピング利用で25%ポイント還元(最大5000ポイント)
- 「こえたらリボ」「キャッシングリボ」の設定で2000ポイント進呈
- 街のお店でも1ポイント=1円相当として使用可能
- 2019年10月(9/16入会)よりdカード年会費が永年無料に変更
dカードはNTTドコモのクレジットカードで、上位カードの「dカード ゴールド」もあります。
dカードの基本の還元率は1.0%(100円(税込)につき1ポイント)ですが、スターバックスは「dカード特約店」なので、スターバックスカードへのチャージは通常ポイントに加え、さらに100円(税込)につき3ポイント(合計4倍)がもらえます。
スターバックスだけでなく、ドトールコーヒーのドトールバリューカードでも同様にポイントアップの対象となりますし、dカードの提示だけでポイントが貯まる「dポイント加盟店」やオンラインモール「dカード ポイントアップモール」など、ポイントを貯める機会が数多く用意されているのがメリットです。特にローソンでの利用は最大で5%もお得になるので、ローソンをよく利用する方も検討したいカードです。
貯まったポイントはドコモの携帯電話の代金に充当できますし、コード決済アプリ「d払い」でも利用できます。普段からd払いを活用していればポイントの使い道にも困らないでしょう。
ANA一般カード
ANA JCB一般カード
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ETCカード
- 家族カード
- お申込み&各種条件達成で最大62,600マイル相当プレゼント(入会:2021/3/31まで)
- 初年度無料
ANA一般カードはANAカードの中でもっともベーシックなカードで、ショッピング利用については提携しているカード会社のポイントがもらえ、ANA航空券の購入ではマイルが貯まります。
スターバックスカードへのチャージについてはカード会社のポイントとは別に、100円につき1マイルが貯まります。また、一部の対象店舗での購入代金をANAカードでクレジット決済した場合も200円(税込)につき1マイルが貯まります。
ANAカードはこれまで紹介してきた他のカードとは違い年会費がかかります(初年度は無料)ので、スターバックスでのポイントアップだけでなく、他の要素も考慮して決めるのがおすすめです。ANAをよく利用する方は積極的に検討する価値があるでしょう。
Mobile Order & Payを使ってみよう
Mobile Order & Payとは、公式アプリで注文して会計を済ませ、店舗では商品を受け取るだけという利用の仕方ができるサービスです。利用はスターバックス公式アプリから以下の手順で行います。
- 公式アプリのホーム画面から「オーダーする」を選ぶ
- 利用する店舗を選ぶ
- TO GO(持ち帰り)か店内飲食かを選ぶ
- 商品を選ぶ
- スターバックスカードで支払う
- 商品を受け取る
商品ができるとプッシュ通知で知らせてくれますし、店頭での受け取りも専用のカウンターが用意されています。レジに並んで注文しなくていいというのがとても便利です。
2020年5月時点では利用できる店舗が限られていますが、携帯電話を利用して注文する仕組みはスターバックスだけでなく、マクドナルドやサッカーの試合会場などでも導入されています。今後、こうした仕組みは徐々に普及していくことも考えられるので、チャンスがあったときは利用してみるのがおすすめです。
まとめ
- スターバックスをよく利用するなら、クレジットカードとスターバックスカードを使うのがおすすめ
- スターバックスを月に2~3回くらい使っているなら、Starbucks RewardsのStarを集める価値あり
- クレジットカードの中にはスターバックスカードへのチャージについてポイントを優遇しているものがある
- Mobile Order & Payが導入されている店舗をよく利用しているのであれば、試してみるのがおすすめ