初任給の1/2が返済に…リボ払い地獄に陥った22歳女子の反省文 初任給の1/2が返済に…リボ払い地獄に陥った22歳女子の反省文

初任給の1/2が返済に...リボ払い地獄に陥った22歳女子の反省文

初任給の1/2が返済に...リボ払い地獄に陥った22歳女子の反省文

2018.08.06

こんにちは。CREVIEW編集部のむらやまあきです。

現在22歳。4月に社会人デビューしたばかりのほやほや新卒1年目です。

生まれも育ちも長野県。小さいころから真面目でしっかりものと言われてきたわたしですが、 実は...

ほんの数日前までクレジットカードのリボ払いに苦しめられていました...。

しかも、望んでリボ払いにしたわけではなく、カード申し込みの段階で気づかないうちにリボ払いになっていた、いわゆる「いつのまにかリボ」です。

これ、気をつけないと本当に大変なことになります。

もちろん、クレジットカード自体は正しい知識を持って使えばめちゃくちゃ便利なもの。

だからこそ、皆さんに同じ失敗をしないでほしいという思いから、恥を忍んでこの記事を書くことにしました。

クレジットカードの魔法にかかった大学生時代

わたしが初めてクレジットカードを作ったのは、大学3年生になる直前の冬休みでした。

所属していた学生団体で営業活動をしていた際に、とあるクレジットカード会社の方とお知り合いになり、メンバー全員でカードを作ることに。

ちなみに、学生団体ではこんなフリーペーパーを発刊。発刊費用を集めるために営業活動をしていました。

言われるがまま、用意された申込用紙に必要事項を記入。 学生だから審査も問題なし。待っていたら勝手に手元にカードが届く。いたってイージーモード。 おまけにQUOカードももらえるとのこと。

20歳になって間もなかった当時は「大人の持ち物」というイメージが強く、何となく怖いと思っていたクレジットカードですが、いざ使い始めてみるとまさに魔法のカード!

「ちょっと高くても、欲しい服が今手に入る!」という快感を覚えてしまい、洋服にとどまらず、映画やライブのチケット、旅行費、美容室のカット代などは迷わずカード払いするように。

ニュージーランドの広場で、世界三大バーガーを食らう。
これももちろんカード払い。

最初はカード払いしたレシートをためてはいたものの、結局管理しないなーと思って途中からは即ゴミ箱行きに。当然、クレジットカードの明細は届いてもほぼスルー。

自分がいくら使っているのか、把握しないまま毎月使い続けていました。

気づけばリボ払い地獄...初任給が消えていく

カードを持ち始めて1年がたったころのこと。さすがに使いすぎたかなと思った月の翌月、通帳を見てふと疑問に思ったのです。

「あれ、今月もっと使ったはずなのに3万円しか引き落とされていない…?」

でもお金の管理が甘々なアホ大学生は、「なんでだろ~」と思いながらも放置。

しばらく気に留めていませんでしたが、その後も同じことが起きたのでさすがに不安に思い、利用明細を隅々まで見ることに。

そこで目に飛び込んできたのは見慣れぬ「リボ払い」の文字。そして驚愕の「リボ払いご利用残高」でした。

どうやら、いつのまにかリボ払いのプランに登録されていたらしいのです。

「事前に設定した金額を超えたぶんだけリボ払いになる」というプランで、わたしの場合は、設定した3万円を超えるとリボ払いとみなされて、支払いが一定になるというものでした。

ちなみに、お会計のときに「リボ払いで」と言ったことは一度もありませんでした。
※リボ払いのプランに事前に登録をしていると、店舗では「一括払いで」と言っても、請求時にはすべて自動でリボ払いになる。

たしかに、QUOカードをもらう代わりに「〇〇プラン」にチェックされた気がするが、当時はそれがリボ払いだと知らなかった…。

驚愕の事実。寝耳に水。

とはいえ、利用残高が大きすぎて、一括で返済することもできないから、リボ払いを解約することもできない...。

こんな状態でずるずると月日は流れ、本当の意味でツケが回ってきたのは、就職してからでした。

リボ払い残高の存在を知りながらも、「カードを極力使わず毎月コツコツ返していけば、返済額も減って、そのうち終わるだろう」とのんきに構えていたのですが、ところがどっこい。

リボ払いって手数料が高いから、本当に払っても払っても残高が減らないんです。まさに地獄。

必死に働いたお給料のうち家賃を抜いた1/2が、毎月リボ払いの返済に消えているという現実に直面したとき、本当につらくて、悲しくて。

学生時代、両親が仕送りしてくれていたから気づけなかったお金のありがたみに、本当の意味で気づき、自分のいい加減さを心底恨みました。

もう同じ失敗はしたくない。今までのあやまちを見つめなおし、リボ払いについて自分なりに調べてみることにしました。

リボ払いってなんだ?これをキッカケに調査してみた。

リボ払いって結局何?

リボ払いとは?

簡単にいうと、クレジットカードの支払方法のひとつで、毎月の支払額を一定にするもの。

リボ払いには、「ショッピングリボ」と「キャッシングリボ」の2種類ありますが、今回はお買い物をしたときの支払いである、ショッピングリボについてのみ触れたいと思います。

代表的なリボ払いの方式には、「残高スライド方式」と「定額方式」があって、言葉がややこしいのですが、図式化するとこんな感じ。

「残高スライド方式」は、支払い残高に応じて、毎月の支払が増えたり減ったりするタイプ。

この図で見ると、リボ払いで毎月の支払額を5000円に設定している場合、そのときの支払残高が10万円未満だったら、支払うのはそのまま5000円+手数料でOK。

ただ、支払い残高が10万円以上あると、その金額に応じて支払額が加算されるので、5000円以上払うことになります。

つまり、新たにカードで買い物をすることでさらに支払残高が増えると、それに応じて翌月の支払額がぐんっと増えてしまうのです。

使えば使うほど、月ごとの支払額が増えて苦しいのがこの残高スライド方式です。

続いて「定額方式」を見ていきましょう。

こちらは支払残高に関係なく、毎月の支払いが一定のタイプ。(わたしはこれでした)

たとえば、リボ払いの毎月の支払額を5000円に設定している場合、支払うのはいつでも5000円+手数料。

月によって使った金額が多かろうか少なかろうが、元本返済額は5000円で変わりません。

ただ、そのぶん支払いの期間は長引き、手数料がかかり続けるので、じりじりと苦しいのがこの定額方式。払っても払っても返済が終わらない理由です。

支払い方式ははじめから決まっていたり、自分で選べたり、カードによって異なるので、リボ払いを検討するなら事前に要チェックです。

ショッピングリボ払いの手数料って?

リボ払いで苦しむ大きな理由のひとつが、手数料(実質年率)です。実質年率とは、1年間お金を借りたまま、返済しなかった場合にかかる手数料の比率のこと。

業界水準は15.00%で、だいたいどこのカードも同じくらい。わたしのカードも同じ手数料でした。

たとえば5000円のイヤフォンと、20万円のカメラをどちらも手数料15.00%のリボ払いで購入したとします。

これらを1年間返済しなかった場合にかかる手数料を比較すると…。

イヤフォンの方は、まあこんなもんか、という感じ。一方で、カメラの方は手数料だけで3万円…このお金があればレンズも買えたのに…。

ずるずると放置しておくとこうなります。短期間で返済できれば、年率が下がるので、おのずと手数料も減ります。

この手数料が惜しい、と感じるならコツコツ毎月少しずつ返済していくべきですね。

実際に返済シミュレーションしてみた

では同じリボ払い残高で、手数料も同じ年率だった場合、リボ払いの支払い方式によってどんな差が出てくるのか?

「残高スライド方式のAカード」と「定額方式のBカード」で実際に返済シミュレーションをして、比較してみました。

  Aカード Bカード
支払い残高 50万円 50万円
支払いコース 残高スライド方式 定額方式
毎月の支払 残高に応じた金額+手数料 3万円(設定した金額)+手数料
手数料 15.00% 15.00%
完済期間 1年 1年6か月
支払い回数 11回 17回
合計支払額 52万5046円
(内手数料2万5046円)
+2万5046円UP
55万4263円
(内手数料5万4263円)
+5万4263円UP

手数料だけで万単位のお金を損している...!

定額方式は毎月の支払いは楽だけど、支払回数と期間が延びて、そのぶん手数料も増加傾向にあることが分かりますね。

それぞれのカードの返済シミュレーション画面はこちらです。

  • Aカード
  • Bカード

ちなみにこれは、初期の支払残高が50万円で、その後一切新たな買い物をしなかった場合のシミュレーション。

だからちょこちょこ追加でカードを使っていると、支払回数と支払額はさらに増えていく一方です。

わたしは、自分の支払い方式も知らず、毎月追加で買い物をしていたせいでずるずると返済期間が延びたというわけですね…。

リボ払いがピンチを救うこともある?

やはり損するという印象が強いリボ払い…。それでもリボ払いでピンチを救われるシーンがあるかもしれません。

例えば、

  • 支払い期限が迫っている大きな出費がある!
  • 今月だけお財布がピンチでこのままじゃ引き落としできない!
  • 高額な商品を買ったけど、分割払いできなかった!

こんなときリボ払いにすることで、毎月の支払い額を一定にすることができます。一度に大きな金額を引き落とされないから、たしかに助かる。

ただ、その場のピンチをしのげたとしても、きちんと計画的に返済していかないと、結局手数料に苦しむことになってしまいます。

「リボ払いにするのは今回支払う分だけ」とか、「リボ払いにしたぶんはなるべく早く完済する」などきちんと自分でルールを設けるべきですね。

わたしはこれで失敗した…リボ払いの教訓はこれだ!

ここまで調べてきて、改めてわたしがリボ払いで失敗した理由をまとめてみました。

【わたしが失敗した理由まとめ】

  • 知識がないまま、カードを申し込んだ
  • 毎月の利用明細をきちんと確認しなかった
  • 疑問を持っても確認せずに放置した
  • リボ払いとわかってもなおカードを使い続けた

こう見てみると、本当にダメ人間だな...。

わたしのズボラさはさておき、そもそもクレジットカードやリボ払いの知識がないから、そこまで危機感がなかったというのが怖いですね。

シチュエーション別!これだけは要チェックリスト

では、もしリボ払いを利用するなら何に気をつけるべきなのか、わたしの失敗をもとにまとめました。

望んでいないリボ払いを避けるための確認にもなると思うので、要チェックです!

カード申し込みのとき

  • カードのリボ払い手数料と支払い方式を確認する
    ※仕組みはリボ払いなのに、「リボ払い」と名乗っていないプランもある
  • お得なキャンペーンに無条件に飛びつかない
  • 自分の意思でリボ払いにするか決めて、申込書に記入する

カードが届いたとき

  • 利用案内書を必ず読む
  • リボ払いに登録されているかどうか確認する
  • 登録内容に不明点があれば、カード会社に聞く!

カードを使うとき

  • 新しい買い物によって支払いの期限が延びたり、支払い額が増えることを知っておく
  • 完済にかかる期間を理解しておく
  • 自分の支払能力を過信しない!!(超大事)

カードを使ったあと

  • カードを使ったぶんのレシートはきちんと管理
  • 利用明細書をきちんと確認し、手数料や支払い残高の変動を知っておく
  • 内容に少しでも疑問があったらカード会社に即電話!

当たり前のことじゃん!と思うかもしれませんが、あなどるなかれ。すでにカードを持っている方も、完璧にできている人は少ないんじゃないかと思います。

でもこれ、本当に大事です。リボ払いにするなら余計に大事。

カード会社の人に「これ聞いてもいいのかな?」とか遠慮しなくて大丈夫です。全部きちんと丁寧にお返事してくれます。

わたしはリボ一括返済&解約のときに、これでもかというくらい、電話口で担当の方に疑問をぶつけました。
「わたし、いつからリボ払いに設定されていたんですか?」とか「リボ払いにした記憶が全くないんですけど」とか。

結果、やはりQUOカードのプレゼントと引き換えに、申し込み時点でリボ払いにチェックが入れられていたというのを、この電話で知ることになったんですけどね...。

ちなみにわたしは、親に誠心誠意あやまってお金を貸してもらい、リボ払いを一括で返済しました。今は毎月約束した金額を親に返しているところです。

まとめ

自分がリボ払い地獄に陥ったとき、ちゃんとした説明もなくリボ払いにチェックを入れていたカード会社の方を、ちょっと恨んでいました。(自分の管理能力の低さは棚に上げて)

でも、知識を持って気をつけてさえいれば、自分がリボ払いになっていることに気づくチャンスはたくさんあったな、と思います。

「よくわからないけど、まあいっか」でなんとなくやりすごしてしまうことが、どんなに未来の自分を苦しめるか、わたしはよーーーーく痛感しました。

インターネットで簡単にカードが作れる世の中だからこそ、正しい知識を持ったうえで使うことが本当に大事だなと心から思います。

この記事を通して、「知らなかった」で悲しい思いをする人が一人でも減ることを切に願っています。

目次

記事トップ
クレジットカードの魔法にかかった大学生時代
気づけばリボ払い地獄…初任給が消えていく
リボ払いってなんだ?これをキッカケに調査してみた
リボ払いって結局何?
ショッピングリボ払いの手数料って?
実際に返済シミュレーションしてみた
リボ払いがピンチを救うこともある?
失敗から学んだ…リボ払いの教訓はこれだ!
まとめ

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残高スライド方式のAカード
Aカード

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