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Pontaポイントが貯まるクレジットカード全12種類の一覧&比較
Pontaポイントを貯められる代表的なクレジットカードは12種類ほど存在しています。
Pontaポイントを貯めやすいクレジットカードは、どの店舗でも高還元率でポイントが加算される「どこでも高還元タイプ」と、特定の店舗に対して割増ポイントが加算される「特定店舗特化タイプ」に分かれます。
それぞれのカードの基本スペックをまとめました。
どこでも高還元タイプのカード
カード名 | 基本還元率 | MAX還元率 | 年会費 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
au Payカード ![]() |
1.0% | 1.5%~ | 無料 | 公式サイト |
リクルートカード ![]() |
1.2% | 4.2% | 無料 | 公式サイト |
Ponta Premium Plus ![]() |
1.0% | 2.0% | 初年度無料 翌年から2000円。カードショッピング年間利用合計額が5万円以上で無料 |
公式サイト |
シェル-Pontaクレジットカード ![]() |
1% | 4% | 初年度無料 Pontaに加盟している昭和シェルサービスステーションを年に1回でも利用すれば無料 |
公式サイト |

専門家
菊地崇仁さん
年会費が無料(実質無料)のカードも多く、メインカードでもサブカードでもオールマイティーに利用できるのが特徴です。Pontaポイントを貯めたいのであれば基本的にこちらのタイプを選びましょう。
Pontaの機能が搭載されていないカード(リクルートカード、au PAYクレジットカード)もあり、その場合はPontaカードを別途保有する必要があります。最近はデジタルPontaカードを利用できる店舗も多いため、スマホアプリ(Pontaカード)+クレジットカードでも十分です。
特定店舗特化タイプのカード
カード名 | 基本還元率 | MAX還元率 | 年会費 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
JMB ローソンPontaカードVisa ![]() |
1.0% | 2.0% | 無料 | 公式サイト |
ローソン Ponta プラス ![]() |
0.5% | 4.0% | 無料 | 公式サイト |
ローソンPontaカードVisa ![]() |
0.5% | 2.0% | 無料 | 公式サイト |
ルートインホテルズPonta VISAカード ![]() |
0.5% | 10.5% | 初年度年会費無料 次年度からは1250円。年間20万円以上のカード利用があれば、翌年の年会費は無料 |
公式サイト |
ヒマラヤPontaカードPlus ![]() |
0.5% | 2% | 初年度年会費無料 次年度からは1250円 |
公式サイト |
SHIMIZU With Card ![]() |
0.5% | 1% | 1250円 年間10万円以上のカードの利用か携帯電話料金の支払い、公共料金の支払いに利用した場合、年会費が無料 |
公式サイト |
ニシムタ Ponta JCBカード ![]() |
0.5% | 1.5% | 初年度年会費無料 カードショッピングを年間1回以上利用した場合は次年度無料。通常は1250円 |
公式サイト |
アルビスpontaカードプラス ![]() |
0.5% | 3.5% | 初年度年会費無料 次年度1000円。カードショッピングを年間1回以上利用した場合、次年度の年会費無料 |
公式サイト |

専門家
菊地崇仁さん
基本還元率は低いですが、特定店舗でお得なカードです。特にローソン向けのクレジットカードは年会費無料のため、サブカードとして保有しておくのもありです。また、ルートインホテルズは最大還元率も高く、国内出張が年に何度もあるような場合は非常に魅力的なカードです。カード保有者限定で無料アップグレードなども利用できます。
ただし、最大還元率が1.5%以下の場合は、どこでも高還元カード決済+Pontaカード提示で代用可能ですので、最大還元率その店舗での利用金額を計算して選ぶようにしましょう
【どこでも高還元タイプ】Pontaを効率的に貯められるおすすめクレジットカード

特定の店舗で買い物をしていない場合は、どの店舗でも還元率の高いクレジットカードを使用することによって、ユーザーへの還元は大きくなります。
ライフスタイルによってもクレジットカードの優位性は変わってくるため、自分がどのようなサービスをよく使用しているのか考慮するところからスタートしてみましょう。
au PAYカード
au PAY カード
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ETCカード
- 家族カード
- au IDが無効となったときなど一部ケースで年会費1250円がかかる

専門家
菊地崇仁さん
2020年5月からPontaポイントが貯まるようになったクレジットカードです。スマホ決済サービスのau PAYへのチャージでも1%貯まり、ローソンやau PAYマーケットでお得に利用できるのが特徴です。
"au"と名前がついていますが、ドコモ利用者でもソフトバンク利用者でも利用する事ができます。
キャンペーンも豊富なため、au PAY+au PAYクレジットカードの組み合わせで使うのが最適です。
なお、au PAYクレジットカードは利用するとメールで通知があるため、クレジットカードを不正に使われたらどうしよう、と言うような人にもおすすめのカードになります。
シェル-Pontaクレジットカード
シェル-Pontaクレジットカード
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ETCカード
- 家族カード
- Ponta提携社でのクレジット決済で2%
- Ponta加盟の昭和シェルサービスステーションで年1回以上の利用で次年度年会費無料

専門家
菊地崇仁さん
Pontaに対応しているサービスステーションであれば、150Lまでの給油で1Lにつき2ポイントが還元されます。また、Ponta提携店で使用した場合にも100円につき1ポイントの還元率となります。それ以降の給油では、ポイントの加算はありません。
ガソリンスタンドの名前がついているので頻繁に車を使う人向けのようなイメージかもしれませんが、通勤や週末のレジャーで運転するという通常の使い方をしている方にもおすすめのカードです。
リクルートカード
リクルートカード
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ETCカード
- 家族カード
- 新規入会で4000円分のポイントプレゼント
- 初めてのカード利用で2000円分のポイントプレゼント
- 携帯電話料金の支払いで4000円分のポイントプレゼント
- 期間限定ポイント、サイト限定ポイントあり
- 家族カード年会費:無料

専門家
菊地崇仁さん
メインカードとしても十分なスペックがあるので、誰でも使い勝手の良いカードです。ただし、直接貯まるポイントはPontaポイントではなくリクルートポイントです。
リクルートポイント→Pontaポイントの交換で価値があると判断できるのであればリクルートカードはおすすめです。
リクルートカードを持つのであれば2枚持ちが良いでしょう。リクルートカード(Visa)とリクルートカード(JCB)、またはリクルートカード(Mastercard)とリクルートカード(JCB)を2枚保有できます。若干機能が違う(ETCカードの発行手数料など)ため、2枚持っているとさらにお得に使うことが可能です。
Ponta Premium Plus
Ponta Premium Plus
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ETCカード
- 家族カード
- 年間5万円以上の利用で翌年無料
- Ponta提携先で利用に応じて+αポイント貯まる

専門家
菊地崇仁さん
年会費優遇が年間5万円以上の利用のため、サブカード向きではありません。年末などの利用額が増えそうな時期にポイントアップ期間が設定されているため、その時に一気に利用するのがおすすめです。ボーナスがあるような企業の場合は、ボーナス後の買物で利用するのがよいでしょう。
【ローソンをよく使う人向け】年会費無料&高還元な3つクレジットカード
「特定店舗特化タイプ」のカードには、ローソンの名前を冠しているものが3つあります。
どのカードも、ローソンで使用することによってポイントが付与されるものの、カードの使い方によって還元率も変わるため、ローソンでの利用でお得な3枚のカードのポイント還元率を比較してみます。
- JMB ローソンPontaカードVisa
- ローソン Ponta プラス
- ローソンPontaカードVisa
3つのカードをローソンで使用した場合のポイント還元率を比較してみると、「ローソン Ponta プラス」がもっとも高いといえます。

例えば、クレジットカードを月に6万円以上8万円未満で利用した場合、「ローソン Ponta プラス」の還元率は3%となります。
仮に8万円以上利用した場合、「ローソン Ponta プラス」は還元率が4%となり、「JMB ローソンPontaカードVisa」と「ローソンPontaカードVisa」の2倍のポイント還元率です。
クレジットカード名 | ポイント還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
ローソン Ponta プラス | 2%(月の利用額が4万円で+0.5%、6万円で+1%、8万円以上は+2%) | Mastercard |
JMB ローソンPontaカードVisa | 2% | VISA |
ローソンPontaカードVisa | 2% | VISA |
【ローソン以外の特定店舗】Pontaポイントを貯められるクレジットカード
ここでは使い方によって効率的にPontaポイントを貯められるレジットカードを詳しく紹介していきます。
住んでいる場所によっては、対象店舗が限られたクレジットカードがベストな選択となることもあります。そのため、クレジットカードのポイント還元率の高さだけでなく、自分のライフスタイルも考慮したうえでクレジットカードを選択していきましょう。
- ルートインホテルをよく使う方はルートインホテルズPonta VISAカード
- ヒマラヤをよく使う方はヒマラヤPontaカードPlus
- 清水銀行をよく使う方はSHIMIZU With Card
- ニシムタをよく使う方はニシムタ Ponta JCBカード
- アルビスをよく使う方はアルビスpontaカードプラス
ルートインホテルをよく使う方向け「ルートインホテルズPontaVISAカード」
ルートインホテルズPonta VISAカードは、非常に限定的な使い方ではあるものの、ルートインホテルズで使用した場合、最大10.5%まで還元率が上がるカードです。
この還元率が反映されるのは、ルートインホテルズでクレジットカード払いを行った場合です。ルートインホテルズ以外の通常利用では0.5%であるものの、ルートインホテルズで使用した場合はプラス10%加算されるようになります。出張や旅行が多い方には、特におすすめのカードといえます。
ヒマラヤをよく使う方向け「ヒマラヤPontaカードPlus」
ヒマラヤPontaカードPlusは、スポーツ用品店であるヒマラヤでの支払いに特化したクレジットカードです。
ヒマラヤでの通常の現金支払いでは、現金とカード提示で1%のポイント還元率となっています。クレジットカード払いを選んだ場合、最大で2%のポイント還元を受けることが可能です。ヒマラヤの店舗は全国に点在しており、店舗での使用では2%のポイント還元率は見逃せないでしょう。
清水銀行をよく使う方向け「SHIMIZU With Card」
Pontaポイントを使用することのできるクレジットカード中でも、SHIMIZU With Cardはクレジットカード・キャッシュカード・Pontaカードの3つの機能が統合されており、何枚もカードを所持する必要がない点がメリットといえます。
Ponta提携店で使用した場合、通常の買い物によっても Pontaポイントが付与されます。ポイント還元率は最大でも1%であるものの、使いやすい統合型カードといえるでしょう。
ニシムタをよく使う方向け「ニシムタPonta JCBカード」
通常の支払い(現金払いとカード提示)ではポイント還元率は0.5%です。ニシムタでの買い物に対してニシムタ Ponta JCBカードカードで支払うことで1.5%までポイントの還元率が向上します。
しかし、使用できる場所が非常に限定的です。そのため、特定の店舗の使用を限定しない「どこでも高還元率タイプ」のカードの方がクレジットカードとして使いやすいといえます。
アルビスをよく使う方向け「アルビスpontaカードプラス」
通常の支払い(現金払いとカード提示)では0.5%のポイント還元率となっています。アルビスpontaカードプラスでクレジット払いを選択した場合には、ポイントの倍率が1.5%まで上がるものの、全国的な店舗ではないため非常に使いどころを選ぶクレジットカードとなっています。
そうなってくると、特定の店舗を対象としない「どこでも高還元率タイプ」のカードを使用した方がよいでしょう。クレジットカードのメリットは、ライフスタイルや住む場所によっても異なります。限定的な使い方となるクレジットカードよりも、幅広く使用できるクレジットカードを選択した方が総合的なポイントの還元率が高い場合もある点には注意が必要です。
Pontaのクレジットカードでマイルを貯めるには
PontaポイントをJALのマイルに交換する予定がある場合はJAL×Pontaに登録します。JMBローソンPontaカードVias保有者の場合は登録不要です。
JMBローソンPontaカード
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ETCカード
- 家族カード
- 永久不滅ポイント対象外カード
従来はPontaポイント→JALマイルの交換はJMBローソンPontaカードVisa保有者のみでしたが、現在は特に条件はありません。
ただし、リクルートカードやau PAYクレジットカードの場合はリクルートポイントの「期間限定ポイント」とau PAYクレジットカードの「au PAYマーケット限定Pontaポイント」はJALのマイルに交換できないので覚えておきましょう。
リクルートカード
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ETCカード
- 家族カード
- 新規入会で4000円分のポイントプレゼント
- 初めてのカード利用で2000円分のポイントプレゼント
- 携帯電話料金の支払いで4000円分のポイントプレゼント
- 期間限定ポイント、サイト限定ポイントあり
- 家族カード年会費:無料
au PAY カード
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ETCカード
- 家族カード
- au IDが無効となったときなど一部ケースで年会費1250円がかかる
PontaポイントからJALマイルへの交換レートは以下の通りです。
交換元ポイント(マイル) | 交換ポイント(マイル)数 |
---|---|
2Pontaポイント | 1マイル |
1マイル(3000~9000マイル) | 0.5Pontaポイント |
1マイル(1万マイル) | 1Pontaポイント |
表からもわかる通り、1マイルに対するPontaポイントの還元率は最高でも等価であり、Pontaポイントからマイルに変換する場合は50%になることには注意が必要です。

菊地さんのアドバイス
マイルに交換することを前提にPontaを効率よく貯めるには、リクルート関連サービスを利用するのがコツです。
ポンパレモールは3%、じゃらんやホットペッパービューティーなどは2%のため、リクルートカードと合わせると3.2~4.2%還元になり、その半分がJALのマイルに交換可能です。
また、定期的にPonta→JALのレートアップキャンペーンがあります。Ponta→JALを考えている場合はレートアップキャンペーンをよくチェックしておきましょう。
カード申し込みの審査基準
審査に関しては公表されていないため、審査の難易度については解説できません。
ただ、JMBローソンPontaカードVisaは公式の入会条件に以下の記載がありますので、例としてご紹介します。
JMBローソンPontaカードVisaは、高校生を除く18歳以上で連絡可能な方あればどなたでもお申し込みいただけます。
※携帯電話のみも可
※20歳未満の方のお申込みには親権者の同意が必要となります。
●主婦・パート・アルバイト・学生・年金受給者の方も受付中。
Pontaポイントの使い方
PontaポイントをPonta提携店舗で使うには、会員登録が必要です。会員登録をするには、リクルートIDで「PontaWeb」にログインします。
リクルートIDとは、じゃらんやホットペッパーなどのサービスを利用したことがあれば、すでにIDを持っています。これまでにそうしたサービスを利用したことがない人は、新規登録してください。
まとめ
まとめ
- Pontaポイントをどう貯めるかは2通り
- ライフスタイルや住んでいる地域によって「どこでも高還元タイプ」か「特定店舗特化タイプ」のどちらかを選ぼう
- Pontaをマイルに交換できる
- Pontaポイントをマイルに交換できるので、効率的にPontaポイントが貯まるカードを選ぼう
クレジットカード専門家:株式会社ポイ探代表菊地崇仁
監修者プロフィール
2006年よりポイント交換案内サービス「ポイ探」の開発を手がけ、2011年より株式会社ポイ探の代表取締役。ポイントの達人としてテレビ出演など多数。