※価格の表記に関して、特に指定がないもの以外は税抜き表記となっています。
目次
ゼロからわかる!マイルの基本知識
マイルを上手に貯めるには、マイルの基本を知っておくことが大切。
まずはマイルとは一体何なのか、見ていきましょう。
1.マイルってなに?マイレージサービスとは?
マイルとは、航空会社が行っているポイントサービスである「マイレージサービス」で貯められるポイントのこと。
多くの場合、ひとつの航空会社だけでなく、複数の航空会社が提携を結んでマイレージサービスを提供しています。そのため、複数の航空会社を乗り継いで移動することが多い方でも効率よくマイルを貯められます。
飛行機の利用で貯まるマイルは、飛行距離×所定の積算率で決まります。利用金額に応じてポイントが貯まるクレジットカードとは違う、ということを覚えておきましょう。
また、マイルは飛行機に乗ったときだけでなく、次のような場面でも貯まります。
- 航空会社発行のクレジットカードや付帯する電子マネーで決済を行ったとき
- 提携店で買い物をしたとき
貯まったマイルは航空券と交換することもできるので、マイルを使って無料で旅行を楽しんでいる方も多くいます。
このようなお得なマイレージサービスを航空会社が提供している理由は、それによってリピーターを確保し、新たな顧客を獲得することができるから。
つまりマイレージサービスは、顧客にも航空会社にもメリットがあるサービスなのです。
2. 代表的なマイルはANA、JAL、デルタ航空、ユナイテッド航空の4種
マイレージサービスにはたくさんの種類があります。
ここではマイル初心者がおさえておきたい、代表的な「ANA」「JAL」「デルタ航空」「ユナイテッド航空」について紹介します。
1.ANAの「マイレージクラブ」
日本の航空会社であるANA(全日本空輸株式会社)が運営しているマイレージサービスは、「マイレージクラブ」です。
マイレージクラブのカードには、クレジット機能があるものとないものの2種類があります。どちらを選んだ場合でもマイルを貯めることができますが、クレジット機能があるカードを選ぶとクレジットによる買い物でもマイルを貯められるうえ、各種特典やマイルプレゼントサービスなども利用できます。
【参考】 マイレージクラブでマイルを貯められるフライトの種類
- ANA国内線、ANA国際線、エアインディア、アシアナ航空、ユナイテッド航空、シンガポール航空など、27のスターアライアンス加盟航空会社
- スターアライアンスコネクティングパートナーである吉祥航空
- マイレージ提携をしているマカオ航空、フィリピン航空、ガルーダ・インドネシア航空など12の航空会社
2.JALの「マイレージバンク」
JAL(日本航空株式会社)では、「マイレージバンク」というマイレージサービスでマイルを貯めることができます。
マイレージバンクカードには、スタンダードな「JMBカード」とWAON機能のついた「JMB WAONカード」、さらにマイルが貯まりやすくなるクレジット機能付き「JALカード」、海外でのショッピングで便利なプリペイドカード「JALグローバルウォレット」があり、JALグローバルウォレットなら通貨の両替でもマイルを貯められます。
また、JALカードツアープレミアムに登録すると、ツアープレミアムボーナスマイルがもらえます。これを利用すれば、通常はマイルが50~75%になってしまうパッケージツアーのフライトであっても、100%のマイルが貯まるようになります。
【参考】 マイレージバンクでマイルを貯められるフライトの種類
- JALグループの国内線
- JALグループの国際線
- エアーフランスやジェットスター、アラスカ航空、ハワイアン航空など20の提携航空会社
3.デルタ航空の「スカイマイル ロイヤリティプログラム」
デルタ航空は、アメリカに本拠を構える航空会社です。デルタ航空のマイルは「有効期限がない」という点が大きな特徴です。
デルタ航空でマイルを貯められるカードは、「デルタ航空スカイマイル・ブルーカード」「デルタ航空スカイマイル・ゴールドカード」「デルタ航空スカイマイル・プラチナカード」「デルタリザーブクレジットカード」の4種類。
スカイマイルに入会してマイルを貯めていくと、貯まったマイル数やフライトの利用回数に応じて「メダリオン会員」になる資格を得られます。メダリオンになると、ランクに応じて手荷物手数料無料、優先搭乗サービス、特典航空券の変更手数料無料など、さまざまなサービスを受けられます。
【参考】 スカイマイル ロイヤリティプログラムでマイルを貯められるフライトの種類
- デルタ航空
- エールフランス、アエロメヒコ航空など20社以上の提携航空会社
4.ユナイテッド航空の「マイレージプラスプログラム」
同じくアメリカを本拠地とするユナイテッド航空では、「マイレージプラスプログラム」というマイレージサービスを提供しています。
ユナイテッド航空のマイレージサービスは、「有効期限が18ヶ月で短い」という特徴があります。ただし加入から18ヶ月で期限が切れてしまうわけではなく、最終利用日から18ヶ月なので、使い続ければ実質無期限でマイルを貯められます。
【参考】 マイレージプラスプログラムでマイルを貯められるフライトの種類
- ユナイテッド航空
- ユナイテッド・エクスプレス
- コパ航空
- ハワイアン航空ほか13社
- ANAをはじめとするスターアライアンス加盟航空会社
3.マイルを貯める前に知っておきたい!アライアンスとは
続いて、マイルを貯める前に知っておきたい「アライアンス」について紹介します。
アライアンスは「同盟」という意味で、日本では企業同士の提携関係を示す言葉として使われています。特に航空会社やマイルについて「アライアンス」という言葉を使う場合は、航空会社同士の協力関係を指しています。
このアライアンスを意識して航空会社を選ぶことは、利用者にとっても大きなメリットがあります。なぜなら、アライアンス関係にある航空会社の場合、航空券をまとめて購入できたり、共通で使えるマイルを貯めたりできるからです。
一方、航空会社側にも、設備の共用や共同運航の実施、顧客の囲い込み、自社の魅力アップといった多くのアライアンスメリットがあります。ユーザーにも会社にもメリットがあるということですね。有名なアライアンスには、次の3つがあります。

このうち、特に日本でなじみが深いのは、ANAが加盟している「スターアライアンス」と、JALが加盟している「ワンワールド」でしょう。
JALとANAのどちらを利用するか考えるときは、それぞれのアライアンスに所属している航空会社がどこなのかを調べておくと、無駄なくマイルを貯められます。
また、日本の航空会社は加盟していませんが、デルタ航空(アメリカ)、エールフランス(フランス)、アエロメヒコ航空(メキシコ)など19の航空会社が加盟している「スカイチーム」というアライアンスもあります。
なお、すべての航空会社がアライアンスに加盟しているわけではありません。必ずアライアンスに加盟しなければいけないというわけではないため、どこにも加盟せずに運航している航空会社もあります。
4. 航空券は何マイルから交換できる?
では、どれくらいマイルを貯めれば航空券に交換できるのでしょうか?
たとえば国内・海外で人気のスポットを見てみましょう。
- ANAの場合
東京⇔沖縄 | 14000マイル |
---|---|
東京⇔ハワイ | 135000マイル |
東京⇔韓国 | 112000マイル |
※2019年4月24日現在の情報です。
※ローシーズン、エコノミークラス利用の場合。
- JALの場合
東京⇔沖縄 | 15000マイル |
---|---|
東京⇔ハワイ | 40000マイル |
東京⇔韓国 | 15000マイル |
※2019年4月24日現在の情報です。
※エコノミークラスの場合。
ANAの場合、韓国往復に必要なマイルは12000マイル。
頻繁に飛行機に乗らずとも、日々の買い物でも貯めやすいマイル数と言えるでしょう。
続いて、「マイルはどうやって貯めたらいいの?」という方に向けて、具体的なマイルの貯め方を紹介します。
どうやって貯めるの?マイルの貯め方
マイルの貯め方は、おもに次の3つです。
- 飛行機に乗って貯める
- 航空会社が発行しているクレジットカードを利用して貯める
- ポイントからの交換で貯める
マイルの貯め方として一番メジャーなのは、「飛行機に乗って貯める」という方法。
フライトの距離に応じてマイルがもらえます。しかし、実は飛行機に乗らなくてもマイルを貯めることができます。
それぞれの貯め方を詳しく見ていきましょう。
1.飛行機に乗ってマイルをゲットする
マイルを貯めるためには、事前に「マイレージサービス」に入会する必要があります。
逆に言うと、マイレージサービスにさえ入会すれば、マイルを貯められるということ。よく飛行機を利用する方がマイレージサービスに入会しないのはとてももったいないこと。いつも利用している航空会社のマイレージサービスに入会しておくことをおすすめします。
なお、マイレージサービスには次の2つがあります。
・複数の航空会社で利用できるタイプ
(ANAマイレージクラブ、JALマイレージバンクなど)
・各航空会社独自のもの
(AIRDO、スターフライヤーなど)
「マイル」にもさまざまな種類があるので、自分が貯めたいマイルのマイレージサービスを選ぶようにしましょう。
なお、「クレジットカードを作らないとマイルが貯められないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。クレジットカードを作らずとも、マイルは貯められます。
より効率よくマイルを貯めたい!という方は、マイルを貯められるクレジットカードを選ぶとよいでしょう。
2.クレジットカードを利用することでマイルをゲットする
クレジットカードを利用すると、多くの場合はポイント還元を受けることができます。
これは、航空会社であるANAやJALが発行している「ANAカード」や「JALカード」でも同様です。
ANAカードやJALカードでは、年会費などが異なる複数のカードが用意されており、それぞれショッピングで貯められるマイルも異なります。
例)ANAカードの場合
ANA一般カード、交通系IC一体型カード、ANAワイドカード
100円で0.5マイル相当のポイントが貯まる
ANAゴールドカード
100円で1マイル相当のポイントが貯まる
ANAカードプレミアム
100円で1~2マイル相当のポイントが貯まる
「それほどたくさん飛行機に乗るわけではないけれど、マイルを貯めてトクしたい!」と考えている方は、ショッピング利用でマイルが貯まるANAカードやJALカードを作っておくのがおすすめです。
それぞれのクレジットカードのランクによって違うのはショッピング時のマイルの貯まり方だけではありません。
搭乗時に付与されるマイルや付与される特典も違うので、使い方に合わせて選びましょう。
3.ポイントをマイルに交換してゲットする
「Tポイント」や「Pontaポイント」といった利用者が多いポイントサービスで貯めたポイントを、マイルに交換することもできます。
ポイントとマイルの交換率は、それぞれのポイントサービスによって異なります。
たとえばTポイントの場合、500ポイントを250マイル(ANA)に交換できます。Tポイントは100円もしくは200円で1ポイントなので、これだと最初からクレジットカードを利用して買い物をしたほうがたくさんのマイルを貯められるということになります。いろいろなポイントサービスを利用して「独自のポイント」を貯めるのもいいですが、マイラーにとってはクレジットカードを使ってマイルに交換するというのも賢い選択になるということですね。
なお、独自のポイントのかわりに最初から「マイルを貯める」という選択をできるサービスもあります。たとえばビックカメラの場合、交換すると「4000ビックポイントで1000マイル(JAL)」というレートになりますが、最初からマイルで貯めた場合は「100円で3マイル」が貯まります。
通常のビックポイントを貯めた場合は「100円で10ポイント(つまり10ポイントで3マイル)」、「4000ビックポイントで1200マイル」となるので、このほうが効率よく貯まるというわけです。
ANAとJAL3つのおすすめクレジットカード
クレジットカードを作るときには年会費やポイント還元率だけでなく、サービス利用頻度なども含めて自分に合っているかどうかを考える必要があります。
特に航空会社のクレジットカードは、利用シーンによってマイルの貯まり方が大きく異なるので気を付けましょう。
代表的な選択肢は「JALカード」と「ANAカード」の2種類ですが、さらにそれぞれのカードに複数の種類があります。
続いて、たくさんのカードのなかから自分に合うカードを見つけていきましょう。
どんなカードを選びたいですか?
1.旅行好きは見落とせない!乗るだけでザクザク貯まるおすすめカード
2.買い物のポイントからマイルが貯まるおすすめカード
3.年会費を抑えたい方にピッタリのおすすめカード
1.旅行好きは見落とせない!乗るだけでザクザク貯まるおすすめカード
マイルの貯め方として最も一般的なのが、「飛行機に乗る」ですよね。
旅行が大好きで毎年何度も飛行機に乗るという方や、出張などで飛行機を使うことが多い方におすすめのカードを2枚ご紹介します。
ANAカード(ワイドゴールドカード)

還元率 | 1.0% |
---|---|
年会費 | 1万4000円 |
発行スピード | 記載なし |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ETCカード
- 家族カード
・搭乗ボーナスマイル:加算マイルの25%
・買い物で貯まるマイル:1000円で10マイル
・ANA航空券の購入:100円で2マイル
・入会や継続時のプレゼントマイル:2000マイル
・ビジネスクラスカウンターでのチェックイン可(本会員のみ)
・ANA機内販売利用で10%引き
・空港免税店利用で10%引き
「ANA VISAワイドゴールドカード」は飛行機を利用する機会が多い方におすすめのカード。搭乗時のボーナスマイルが25%もらえるという点が大きなメリットです。
初年度年会費無料、2年目以降の年会費2000円(本会員)の「ANA VISAカード」の場合は10%しかもらえないことを考えると、飛行機を利用する頻度によっては年会費を支払ってでもこちらのカードを選んだほうがオトクです。
旅行時に空港内ショップで買い物をする機会が多い方の場合、「ANA VISAワイドゴールドカード」を使えばその場で割引サービスを受けられるため、すぐにメリットを実感できるでしょう。
さらに、このカードはマイルの還元率が1%。ほかのカードと比べてもかなり高い還元率なので、買い物でもマイルを貯めたい方にもおすすめです。
JALカードCLUB-Aカード(VISA、JCB、Mastercard)
・年会費:本会員1万円、家族会員3500円
・JALカードショッピングマイル・プレミアムの年会費:3000円(家族会員無料)
・JALカードツアープレミアム年間登録手数料:2000円
・入会搭乗ボーナス(初回搭乗時):5000マイル
・毎年初回搭乗ボーナス:2000マイル
・搭乗ボーナスマイル:加算マイルの25%
・買い物で貯まるマイル:200円で1マイル(通常時)
・国内、海外のJALパッケージツアー最大5%引き
・機内販売利用で10%引き
・空港免税店利用で10%引き
<特徴>
一般カードの搭乗時ボーナスマイルが10%なのに対して、こちらは25%。飛行機を利用する機会が多い方には断然おすすめです。
また、JALカード独自の特徴として「初回搭乗ボーナス」がありますが、これも一般カードは入会時、毎年初回ともに1000マイルです。JALカードCLUB-Aカードは5000マイルと2000マイルなので、大きな差があります。
また有料ではあるものの、JALカードショッピングマイル・プレミアムに入会すると100円で1マイルと還元率が2倍になります。さらに、ツアープレミアムに加入すると通常フライトマイルが50~75%しか貯まらないパッケージツアーや割引チケットなどでも100%マイルが貯まるようになります。年会費を払ったほうがかえってトクをするケースもあるので、自分がどのくらいカードを使うか考えてみましょう。
2.買い物のポイントからマイルが貯まるおすすめカード
「それほど飛行機に乗る頻度は高くないけど、マイルを貯めたい」
そんな方には、地下鉄の利用や買い物でマイルが貯まる「ソラチカカードANA To Me CARD PASMO JCB」がおすすめです。
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

還元率 | 0.5% |
---|---|
年会費 | 2000円 |
発行スピード | 記載なし |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ETCカード
- 家族カード
・東京メトロと提携しており、マイルとメトロポイントの両方を貯められる
・年会費:初年度無料、2年目から本会員2000円、家族会員1000円
・東京メトロに乗車すると平日1回5P、土休日15Pのメトロポイント付与
・PASMO電子マネーの利用200円でメトロポイント1P付与(自動販売機利用の場合は100円で1P)
・定期券として利用することができる
・1000円で1PのOkiDokiポイントが貯まる(ポイントをマイルに自動移行するサービスあり)
・OkiDokiポイントは1Pあたり3~10マイルに交換可能
・メトロポイントは100Pを90マイルに交換可能
東京メトロ(地下鉄)の路線に乗る機会が多い方には圧倒的にメリットがあるカードです。
PASMOのオートチャージでもポイントを貯めることができ、マイルへの交換レートもそれほど悪くないので、どんどんマイルが貯まります。
年会費はかかりますが、2000円という設定は航空系クレジットカードにしてはかなり低め。東京メトロに乗車するたびにポイントが貯まるため、会社が沿線にある方や、営業で外回りをする機会が多い方はそれだけでもかなりのポイントを貯めることができるでしょう。
3.年会費を抑えたい方にピッタリのおすすめカード
航空系クレジットカードは、年会費が比較的高いというデメリットがあります。
なるべく年会費を安く抑えてマイルを貯めたいなら、次のクレジットカードがおすすめです。
・ANAとカードとSuicaカードが1枚になったクレジットカード
・ETCカードや電子マネーiDなどの付与も可能
・年会費:初年度無料、2年目以降本会員2000円、家族会員無料
・入会、継続時のボーナス:1000マイル
・搭乗時ボーナス:付与マイルの10%
・WEB明細で年会費500円割引 ※年6回以上請求がある本会員限定
・クレジットカード1000円利用ごとにワールドプレゼントポイントが1P貯まる
・オートチャージでもVISAワールドプレゼントポイント付与
・カード利用で貯まったポイントをマイルに移行可能(移行手数料無料の場合は1Pで5マイル、ボーナスポイントは1P3マイル)
・空港免税店利用で5%引き
・ANA機内販売利用で10%引き
<特徴>
年会費がもともと低めに設定されているうえに、Web明細書を利用することでさらに割引が受けられます。
付帯できるサービスも充実しているので、「リーズナブルにそこそこ機能性の高いカードを持ちたい」と考えている方で、かつANAの飛行機をよく使う方におすすめ。
Suicaカードと一体型なので、クレジットカードを複数持ちたくないという方にもピッタリです。
JALカード TOKYU POINT ClubQ 普通カード
・年会費:初年度無料、2年目以降本会員2000円、家族会員1000円
・入会、毎年初回搭乗ボーナス:1000マイル
・搭乗ボーナス:付与されるマイルの10%
・ショッピング利用時200円で1マイル(ショッピングマイルプレミアムに別途年会費3000円で入会した場合100円で1マイル)
・TOKYU POINT加盟店ならさらにTOKYU POINTも貯まる
・TOKYU POINT2000Pを1000マイルに交換可能
・空港免税店利用で5%引き
・機内販売利用で10%引き
・JMB WAONクレジットチャージの登録をしてWAONを利用すると最大で200円で3マイル貯まる
・PASMOオートチャージサービス利用でTOKYU POINTが貯まる
<特徴>
WAONやPASMOといった電子マネーのオートチャージを利用することで、より多くのメリットを得られるカードです。また、TOKYU POINTを貯められるため、東急ストアや東急ハンズをはじめとする東急グループのお店・提携店をよく使う方にもメリットが大きいでしょう。
年会費が低めなので、JALカードの使いやすさを試してみたいという方、どのくらいポイントが貯まるかまずは確認したいという方におすすめです。
4.カード一覧
続いて、ANAとJALが発行しているクレジットカードを一覧でご紹介します。
最初に、ANAとJALどちらを多く利用するか、またANAが加盟しているスターアライアンスと、JALが加盟しているワンワールド、どちらに加盟している航空会社を使うことが多いかを確認しましょう。
JALとANA、どちらにするか決めてから、年会費や国際ブランド、還元率、付帯サービスなどを比べていけば、スムーズに自分に合ったカードを見つけられるはずですよ。
※価格はすべて税抜です。
カード名 | 年会費 (初年度) |
年会費 (2年目~) |
国際ブランド | 還元率 |
---|---|---|---|---|
ANA VISA ワイドゴールドカード | 1万4000円 | 1万4000円 | VISA | 1% |
JALカード CLUB-Aカード | 1万円 | 1万円 | VISA JCB Mastercard |
0.5% |
ソラチカカードANA To Me CARD PASMO JCB | 無料 | 2000円 | JCB | 1% |
JALカードOPクレジット普通カード | 無料 | 2000円 | JCB | 1% |
ANAVISASuicaカード | 無料 | 2000円 | VISA | 1% |
JALカードTOKYUPOINTClubQ普通カード | 無料 | 2000円 | VISA JCB Mastercard |
1% |
JALカードSuica 普通カード | 無料 | 2000円 | JCB | 0.5% |
JALカードSuica CLUB-Aカード | 1万円 | 1万円 | JCB | 0.5% |
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード | 1万9000円 | 1万9000円 | JCB | 1% |
JALMastercard普通カード | 無料 | 2000円 | Mastercard | |
JALアメリカン エキスプレスカード | 6000円 | 6000円 | アメリカンエキスプレス | 0.5% |
ANAVISA一般カード | 無料 | 2000円 | VISA | 0.5% |
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカード | 無料 | 2000円 | Mastercard | 0.5% |
ANAマスター一般カード | 無料 | 2000円 | Mastercard | 0.5% |
ANAアメリカン エキスプレスカード | 7000円 | 7000円 | アメリカンエキスプレス | 1% |
意外と知らない!航空券以外のマイル交換方法
航空券に交換できるオトクなマイルですが、マイルの利用方法はそれだけではありません。
電子マネーやギフト券、商品などさまざまなものと交換できるんです。
「一生懸命マイルを貯めても、そんなに頻繁に出かけるわけではないし……」という方や「そろそろ有効期限が切れてしまいそうなマイルがあるけど、どうしよう」という方は、航空券以外への交換も検討してみてはいかがでしょうか。
1.ギフトカードへの交換
マイルは、さまざまなギフトカードに交換できます。
たとえばJALマイレージバンクの場合、1万マイルを1万円分のamazonギフト券に交換することが可能。また、航空券やツアー購入など、JALで使えるJALクーポンにした場合は、1万マイルで1万2000円分となります。
ANAマイレージクラブの場合は、1万マイルで1万円分のキッザニアギフト券や、1万2000マイルで100ドル分のMacy's(アメリカの百貨店)のギフトカードと交換できます。
ギフトカードに交換するという方法は、マイルの有効期限が切れそうな場合や、用途の制限なく自由にマイルを使いたいという場合、誰かにギフトカードをプレゼントしたい場合などに便利です。
2.商品や電子マネーへの交換
JALでは、JALと三越が選んだ高品質な食品や花、アパレル用品、電化製品、体験ギフト、宝飾品、また、各地の名産品とマイルを交換することができます。電子マネーとしては、WAONや各自治体の自治体ポイントなどと交換が可能です。
ANAで貯めたマイルを電子マネーに交換するときは、断然「SKYコイン」がオススメです。SKYコインの還元率はカードによって異なりますが、マイルの1.2~1.7倍のSKYコインに交換することができ、10円分から航空券や商品購入に充当できます。スターバックスカード入金や、iTunesギフトコード、楽天Edy、nanaco、楽天スーパーポイント、Tポイントなどに変えることもできるため、交換先の選択肢は非常に豊富です。
なお、ANAで商品に交換したい場合は、タカシマヤセレクトの食品やアパレル用品、ANAセレクションの日用品、寝具、トラベル用品などから選択できます。
プレゼントをもらう感覚でマイルを利用したい方は商品に、毎日使っているポイントにマイルを充当したい方は電子マネーにするのが便利です。期限のない電子マネーに交換すれば、有効期限切れの心配もありません。
3.座席のグレードアップ
マイルは、座席のグレードアップ(エコノミークラス→ビジネスクラスなど)にも利用できます。いつもよりもちょっと贅沢な旅を楽しんでみたい方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
必要なマイル数は、路線やアップグレードするクラスによって異なります。アップグレードマイルがディスカウントされるキャンペーンなどが行われることもあります。なお、ANAの場合は1万2000マイルから、JALの場合は9000マイルからアップグレードを利用できます。
まとめ
・マイルは航空会社のポイントサービスで、JALとANAでは貯まるマイルの種類が違う
・貯まったマイルは航空券や商品、電子マネー、ギフト券などに交換可能
・航空会社のクレジットカードを利用することで効率よくマイルが貯められる