引越し時のクレジットカード住所変更はいつすればいい?手順と注意点

クレジットカードの住所変更

引越しなどで住所が変わったとき、ライフラインの手続きは忘れずにしないといけないとわかっている人でも、クレジットカードの住所変更はついつい後回しにしてしまいがちではないでしょうか。

「住所変更はできるときにすればいいんじゃないの?」
「郵便局に転送をお願いしたから大丈夫」

とお考えの人もいるかもしれませんね。
クレジットカードの住所変更もとても大切な手続きなのです。今回はクレジットカードの住所変更の方法と、変更しなかったときのデメリットをご紹介します。ぜひ自分の住まいが変わったときの参考にしてみてください!

※価格の表記に関して、特に指定がないもの以外は税抜き表記となっています。

クレジットカードの住所変更をしないと起きるデメリット

住所が変わったときにクレジットカードの住所変更をしていないと、どんなデメリットが起きるのでしょうか。ここでは6つのデメリットを紹介します。

<デメリット>

  • 更新カードが受け取れない
  • クレジットカード会社からのお知らせが届かない
  • 明細書が届かない
  • 書類が返送され、信用を失ってしまう
  • 不正利用の損害補償が受けられない
  • 個人情報が漏れてしまうことも

更新カードが受け取れない

クレジットカードの登録住所を変更していないことによる最も大きなデメリットは、更新カードを受け取れないことです。

引っ越ししたときに郵便局に転居届を出していれば、1年間は旧住所宛ての郵便物を新住所に転送してくれます。しかし、転居届を出しているからといって、すべての郵便物が転送されるわけではありません。

更新された新しいクレジットカードなどが同封されている郵便物は、重要書類として扱われるため「転送不要」という記載があります。これは、「この住所に住んでいない場合は返還してほしい」という意思表示となり、転居届を出していても転送されず、カード会社に送り返されてしまいます。

クレジットカード会社からのお知らせが届かない

もし転居届を出していないと、クレジットカード会社からのお知らせが届かないことがあります。転居届の転送期間は1年間なので、それ以降は郵便物を受け取ることができません。

また、転送にも、1~2日タイムラグが発生します。そのため、更新連絡や遅延してしまったときの督促状が届かないこともあり、最悪の場合、重要なお知らせを期限内に確認することができなくなってしまいます。

明細書が届かない

毎月の明細書を書面で受け取っている人の場合、支払額を確認できない、何に利用したのかわからないといった、必要な情報を見逃すリスクが発生してしまうことがあります。さらに、支払いをコンビニ払いにしていた場合、支払用紙が届かないことによって支払いができず、遅延してしまうこともありえます。

書類が返送され、信用を失ってしまう

新しいクレジットカードが宛先不明のためカード会社に戻ってしまうと、クレジットカードの利用が停止、または制限されることがあります。また、未払いのお知らせが返送され、支払い遅延が発生してしまうと、その遅延分を入金するまでは、原則としてクレジットカードは利用停止になります。さらに放置してしまうと、強制解約、最悪のケースでは、信用情報に傷がつくことも考えられます。

その他にも、返送されることで虚偽の住所をカード会社に伝えていたと思われ、心証が悪くなってしまうこともあるでしょう。

不正利用の損害補償が受けられない

毎月の明細書が届かないと、万が一不正利用されていた場合に気づけないというリスクもあります。

一般的に不正利用されたときに、不正発覚から60日程度までにカード会社に連絡すれば、その金額分は補償されます。しかし、明細書が手元に届かず確認できないと、不正利用の発見や対処が遅れてしまい、結果自分で支払いをすることになってしまいます。

個人情報が漏れてしまうことも

意外と気づかないデメリットを最後に紹介しておきます。賃貸マンションやアパートに住んでいる人なら、もしかすると経験があるかもしれませんが、他人の郵便物が自分に届いていることがありませんか?

前の住人が転居届を提出していなかったり、転送期間が終わってしまったりして、自分に届いてしまった郵便物。不可抗力でどんな郵便物か目に入ってしまうこともありますよね。
これがクレジットカードの明細書だったらどうでしょう?

住所氏名はもちろん封筒に明記されていますし、もし中まで確認するような人が次の住人だったら、どこでなにを購入したか、どれだけお金を使ったかを見られてしまうことも考えられます。最悪個人情報を悪用されることにもつながりかねません。こうしたリスクを考えると、住所変更は早めにしておいた方がいいでしょう。

クレジットカードの住所変更手続きをするときの注意点

クレジットカードの住所変更が大切だとわかってもらった上で、変更手続きの注意点を3点解説していきます。

  • クレジットカードの住所変更と更新時期が重なったとき
  • クレジット機能一体型のキャッシュカードを持っている場合
  • 勤務先が変更になる場合

ちなみに、住所変更だけあればクレジットカードを返却したり、新しいカードに切り替えたりする必要はありません。今持っているカードをそのまま使うことができます。ただし、通常カードから、ゴールドカードにグレードを上げるときなどには、カードを切り替える必要があります。

クレジットカードの住所変更と更新時期が重なったとき

更新カードは転送されないことをお伝えしましたが、更新時期と住所変更の時期が重なると、旧住所宛てに更新後のカードが送付されてしまうことがあります。そのため更新時期には、住所が変わってすぐの住所変更はおすすめできません。

一度、カード会社に手続きのタイミングを相談しましょう。更新後のクレジットカードの送付を調整することができます。更新カードは一般的に有効期限の1ヶ月前に送られてきますので、その前後に住所変更する場合は注意してください。

クレジット機能一体型のキャッシュカードを持っている場合

クレジット機能が搭載された一体型の銀行キャッシュカードを使っている場合、2つの住所変更が必要な場合があります。1つは銀行口座の住所変更、もう1つがクレジットカードの住所変更です。片方はやったけれど、もう一方を忘れていたということも意外とありがちですので、併せて手続きしておきましょう。

勤務先が変更になる場合

住所変更したときに、就職・転職し収入が変わるのなら、一度カード会社に連絡をいれることをおすすめします。現在持っているカードは契約時の個人情報を元に、利用限度額などが決まっています。

勤務先が変わるのなら収入も変化するため、一度利用限度額などの調整が必要な場合があります。収入はみなさん個人の信用度を判断するのに関わってくる部分ですので、勤務先が変わった場合には連絡をしておきましょう。

クレジットカードの住所変更の方法

それでは、具体的に住所の変更方法を見ていきましょう。

インターネット

今ではほとんどのクレジットカード会社で、Web上に会員専用サイトが準備されています。会員専用サイトにログインをして管理画面のページへ進むと、登録情報を確認することができます。登録情報ページから住所変更手続きが可能な場合や、別の専用ページで手続きするパターンがありますので、確認しておきましょう。

住所変更手続きの方法がわからない場合は、「ヘルプ」や「よくある質問」のページを見てみましょう。住所変更手続き方法について解説してあることがあります。

郵送

クレジットカード会社が指定する書類に、必要事項を記入してクレジットカード会社に郵送することで手続きを行う方法です。書類は各カード会社のWebサイト上からダウンロードができる場合もあります。

場合によっては、電話などによって住所変更の旨を伝え、「登録情報変更届」を一度請求しなければいけないこともあります。書面でのやり取りになるため、一般的に一週間程度かかることがありますので、なるべく余裕をもって手続きをするようにしましょう。

電話

クレジットカード会社のコールセンターへ電話することでも、住所変更をすることができます。必ず契約者本人が連絡しましょう。また、クレジットカード会社によって、電話での住所変更手続きの取り扱いが異なることがあります。電話連絡のみで住所変更が可能な場合もありますが、本人確認が必要であるため、書面のやり取りが必要となることもあります。

店頭窓口

銀行系のカードや、店舗のあるクレジットカード会社であれば窓口で住所変更ができます。
ただし、待ち時間などがありWeb上で手続きするよりも時間がかかるケースが多いので、わざわざ出向くのが面倒という人にはおすすめできません。しかし、Web上での手続きに不安があったり、対面で手続きしたい人であったりすれば、直接窓口に行く方法が安心かと思います。

各カード会社の住所変更の方法まとめ

参考までに主要なカードの、住所変更手続きの方法をまとめておきます。詳細情報については、各クレジットカード会社のWebサイトを確認してください。

<紹介するカード>

  • 三井住友カード
  • 楽天カード
  • JCBカード
  • 三菱UFJニコスカード
  • アメックスカード

三井住友カード

専用サイトVpassか電話(書面)で住所変更手続きが可能です。Vpassにログインし、「各種変更・お手続き」から登録情報の変更ができます。

書面の場合は、以下の順番で行います。

  1. 0120-919-324に電話をかける
  2. 音声案内に従い、会員番号・資料番号(8250)を入力
  3. 「変更届」を請求する

変更届をポストに投函後、約1週間で住所変更の手続きは完了します。

楽天カード

専用サイト「楽天e-NAVI」もしくは電話で住所変更手続きが可能です。「楽天e-NAVI」へログインし、楽天e-NAVIメニューお客様情報の「お客様情報の照会・変更」欄の「変更する」より変更手続きができます。電話の場合は、楽天カードコンタクトセンターに問い合わせしましょう。

  • 楽天プレミアムカード・ビジネスカード会員
    カード裏面に記載のある楽天プレミアムカードデスクにて対応
  • 楽天カード会員
    0570-66-6910(営業時間9:30~17:30)
    ※上記電話番号が利用いただけない場合は下記番号にて対応
    092-474-6287(営業時間9:30~17:30)

JCBカード

専用サイト「MyJCB」または書面で住所変更手続きが可能です。「MyJCB」へログインし、トップ画面上部のメニューより「お客様情報の照会・変更」を選択→「お客様情報の変更」を選択→変更希望項目の「変更」を選択してください。

書面の場合は、資料請求ページから、カード番号・コードナンバーを入力して諸変更届を請求します。約1週間後、現在の登録住所へ資料が送付されます。 もし、上記2つの方法が利用できない場合には、クレジットカード裏面の電話番号を確認し、契約者本人が電話をしましょう。

三菱UFJニコスカード

専用サイトまたは電話にて住所変更手続きが可能です。Webサービスにログイン後、「お客様情報の照会・変更(住所・電話番号・勤務先)」で登録住所変更ができます。情報の反映には数日かかる場合があります。

電話の場合は、自動音声で「氏名・住所・口座の変更用紙」を請求し、手続きを行います。
9:00~17:00(無休・年末年始は休み)はオペレーターが対応してくれます。それ以外の時間では、届出用紙を請求し、変更手続きを行うことになります。

アメックスカード

専用サイト「オンライン・サービス」か電話にて住所変更手続きが可能です。「オンライン・サービス」にログインし、「ご登録情報の変更」から住所変更ができます。電話の場合は、クレジットカード裏面に記載してある電話番号に連絡しましょう。

まとめ

  • 住所変更は早めにしておかないと更新カードが届かない
  • 住所変更しなかったことにより個人情報が悪用されることがある
  • 住所変更が更新時期と重なったときは、クレジットカード会社に相談する
  • クレジットカードの住所変更方法には、「インターネット」「郵送」「電話」「窓口」がある

クレジットカードの住所変更は、ライフラインや役所の手続きと比べるとどうしても優先順位が下がってしまいます。すぐになにかデメリットが降り掛かってくるわけではありませんが、住所変更を忘れると、後々いろいろと面倒なことになりかねません。住所が変わったのであれば、なるべく早めにクレジットカードの住所変更をしておきましょう。