審査なしで作れる!バーチャルカードのメリット・デメリットとおすすめ9選

バーチャルカードを利用する男性

「バーチャルカードは審査なしで作れるって本当?」
「バーチャルカードはクレジットカードやデビットカードと何が違うの?」

クレジットカードを作ることが難しい方や不安を感じている方にとって、バーチャルカードはインターネットで買い物をするにあたり、とても便利な決済手段です。

ただ、バーチャルカードはクレジットカードやデビットカードと比べると認知度が低く、どのようなカードなのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、バーチャルカードとはどんなものなのかを基本から解説し、あわせておすすめのカードを紹介します。

※価格の表記に関して、特に指定があるもの以外は税抜き表記となっています。

バーチャルカードとは? クレジットカードと何が違う?

まず、バーチャルカードとはどんなカードなのか解説します。

バーチャルカードの特徴

バーチャルカードとは、クレジットカードと同じように16桁の番号が発行され、代金の支払いに利用できる決済手段の1つです。おもに以下のような特徴があります。

  • プラスチックカードが発行されない
  • ネット上での決済に限定(店頭では利用できない)
  • ネット上で手続き(購入)ができ、審査なしですぐに利用できる
  • 原則として前払い(プリペイド式)

クレジットカードは「VISA」「Mastercard」「American Express」といった「国際ブランド」が指定されており、それぞれの加盟店で支払いに利用することができます。

バーチャルカードも国際ブランドが指定されているので、クレジットカードと同じようにそれぞれに対応しているお店で支払いに利用できます。VISAのマークが入っているバーチャルカードならVISA加盟店のネット上での決済に利用できるということです。

バーチャルカードは審査もなく、手続きをすればすぐに利用できるものがほとんどです。しかし、ネットショッピングでしか利用できず、かつ、あらかじめチャージ(購入)してからでないと使えないものが多いという制約があります。

クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードとの違い

さらに理解を深めるため、クレジットカードデビットカードプリペイドカードとの違いを確認してみましょう。

カードの種類 プラスチックカードの有無 店頭での利用 審査の有無 支払いのタイミング
バーチャルカード なし 不可 なし(一部あり) 前払い (一部後払いもあり)
クレジットカード あり あり 後払い
デビットカード あり なし 即時払い
プリペイドカード あり なし 前払い

バーチャルカードは他のカードと違い、プラスチックカードが発行されません。物理カードがないから「バーチャル(仮想の)」という言葉が使われているわけです。

ただし、所定の手続きをするとプラスチックカードを作ることができ、店頭でプリペイドカードとして利用可能になるものもあります。この場合、バーチャルカードはプリペイドカードの機能の1つと理解するといいかもしれません。

また、バーチャルカードは前払い式後払い式の2種類がある点も他のカードと違います。ただし、前払い式が大半です。

おすすめバーチャルカード9選

次に、おすすめのバーチャルカードを9種類、紹介します。それぞれに特徴があり意外と違うので、よく比較してください。

カードの名称 支払い 年会費 発行条件 国際ブランド チャージ上限 利用可能になるタイミング ポイント(還元率)
三井住友VISAバーチャルカード 後払い 300円 満18歳以上(高校生を除く)かつ インターネットに接続可能でメールアドレスをもっている VISA 10万円 最短3営業日 0.5%
Kyash Card Virtual 前払い 無料 なし VISA 5万円/24時間あたり 即時 1%
Polletバーチャル 前払い 無料 なし VISA ・3万円/1回
・12万円/月
・100万円/累計
・10万円(残高の上限)
即時 0.5%
LINE Payバーチャルカード 前払い 無料 なし JCB ・LINE Cash:10万円
・LINE Money:100万円※1 (いずれも残高の上限、1日あたりのチャージ上限共通)
即時 0.5%~
WebMoneyプリペイドカードLite 前払い 無料 なし Master
card
・50万POINT/1回
・100万POINT(残高の上限)
即時
Vプリカ 前払い 無料※2 なし VISA ・3万円/1枚
・10万円/合計
即時
楽天バーチャルプリペイドカード 前払い 無料 楽天カードの保有が前提 Master
card
・3万円/1枚
・10万円/1日
即時 1%
※3
エポスバーチャルカード 後払い 無料 エポスカードの保有が前提 VISA エポスカードの限度額 即時 0.5%

※1 本人確認が未済のアカウントは「LINE Cash」、本人確認済みのアカウントは「LINE Money」となります。
※2 未利用期間が3ヶ月を超えると維持費125円(税込)が毎月発生します。
※3 バーチャルカードの購入時に付与されます。

バーチャルカードの選び方

バーチャルカードは以下3つの観点で選ぶとよいでしょう。

クレジットカードを作るときの3つの注意点

1.ポイント還元率がなるべく高いものを選ぶ

バーチャルカードにはポイント還元を受けられるものとそうでないものがあります。同じ支払いをするならポイントが貯まる方がお得なので、還元率の高いものを選ぶのがおすすめです。

2.維持費がないものを選ぶ

バーチャルカードの中には使わないでいると維持費がかかるものがあります。維持費がかからないカードの方が多いので、なるべくそうしたものを選びましょう。

3.チャージの上限や決済の上限に注意する

バーチャルカードはチャージの上限や1日あたりの決済金額に上限が設けられています。高額の支払いに利用する予定がある場合、この上限も考慮した上で選ぶことが必要です。

おすすめバーチャルカード

上記3つの観点を踏まえて、日々の支払で利用する場合、高額の支払に利用する場合のそれぞれにおすすめのバーチャルカードを紹介します。

日々の支払いのみ利用の場合はKyash Card Virtual

Kyash Card Virtual」はVISA加盟店で利用できるプリペイドカード「Kyash」のバーチャルカード機能です。メールアドレスと携帯電話の番号があれば、すぐにバーチャルカードとして利用することができます。

Kyashは決済金額の1%がポイントとして付与されるのが大きなメリットです(ポイント付与の対象外となるものもあるので注意してください)。

なお、KyashはPayPayや楽天ペイなどのコード決済サービスの決済手段として登録することもできます。この場合、コード決済のポイントとKyashのポイントを2重取りすることができるのでさらにお得です。

高額支払いがある場合はPolletバーチャル

Polletバーチャル」は、現金や銀行口座からのチャージができないという点が他のカードと大きく違います。その代わり、以下の5つのチャージ方法が用意されています。

  • モノチャージ
  • 金券・外貨
  • ポイント
  • 仮想通貨・電子マネー
  • アフィリエイト報酬

モノチャージとは、自宅にある不要な品(ゲーム、DVD、カメラなど)を買い取ってもらい、それによって得たお金がチャージされるというものです。ポイントについては「Hapitas」や「PeX」など、対象となるポイントプログラムで得たポイントをチャージにあてることができます

Pollet Million」にアップグレードすればクレジットカードや銀行口座からでもチャージが可能になるので、上記の手段だけでは不便と感じるならアップグレードして使うのがおすすめです。

その他おすすめバーチャルカード

以下では、マルチに使えるバーチャルカードを5つ紹介します。

三井住友VISAバーチャルカード

三井住友VISAバーチャルカード」は他のカードと違い、後払い式です。そのため所定の審査がありますし、ネットから申し込んでもすぐに使うことはできません。

バーチャルカードといってもクレジットカードに性質が近く、代金は1回払いだけでなく分割払いやリボ払いも利用できるのが大きな特徴です。ただし、プラスチックカードを発行して実店舗で利用することはできません

なお、330円の年会費がかかりますが初年度は無料で、一定の条件を満たしていれば翌年度以降も無料にすることができます。

バンドルカード バーチャル

チャージは前払いが原則ですが、後払い式の「ポチッとチャージ」もあります。ポチッとチャージは手数料がかかりますが、チャージ可能枠(3000円~5万円。利用状況で変動)の間で何度でも利用できるので、どうしてもお金が用意できないときは役立つでしょう。

なお、ポチッとチャージの手数料は高いので、使いすぎないように注意が必要です。

CREVIEW編集部 CREVIEW
編集部

LINE Payバーチャルカード

LINE Payバーチャルカード」はJCB加盟店で利用できるカードです。所定の手続きを行ってプラスチックカードを発行すれば、「LINE Payカード」として実店舗でも利用できます

LINE Payバーチャルカードはコード決済サービスであるLINE Payとチャージ残高が連動しているのが最大の特徴で、利用するためにはLINE Payの利用登録がまず必要になります。

なお、銀行口座からチャージができるので、自宅で簡単にチャージが可能なのがメリットです。

WebMoneyプリペイドカードLite

WebMoneyプリペイドカードLite」はプリペイドカードですが、ネットから申し込んですぐにバーチャルカードとして利用することができます。

「Mastercard番号」と「WebMoneyプリペイド番号」の2つが発行されるのが特徴で、Mastercard加盟店だけでなくWebMoney加盟店でも利用することができます。

バーチャルカードとして利用する場合は銀行口座からチャージができませんが、プラスチックカードの発行手続きをして「WebMoneyプリペイドカード」とすれば、インターネットバンキングや三菱UFJ銀行の口座からもチャージができるようになります。

Vプリカ

Vプリカ」はVISA加盟店で利用できるプリペイドカードです。コンビニまたはネットで購入することができ、すぐに使うことができます。券種は購入場所によって異なりますが、500円から3万円まであります。

VISA認証サービス(3Dセキュア)に対応しているので、本人認証が必要になるお店でも利用できるというのが1つの特徴です。

なお、年会費はかかりませんが、未利用期間が3ヶ月を超えた場合は「休眠カード維持費」(毎月125円(税込))が発生しますが、引き落とし日である25日の前日までに1度でも利用すれば発生しません。

楽天バーチャルプリペイドカード

楽天バーチャルプリペイドカード」は、楽天カードの会員であれば誰でも購入が可能なプリペイドカードです。クレジットカードの与信枠の範囲内であれば何枚でも購入でき、楽天e-NAVI開始手続きが済んでいればすぐに使うことができます。

クレジットカードの保有者がカードとは別にバーチャルカードを作る理由は、「使いすぎを防ぐ」「カード番号を入力するのが不安なサイトで買い物をする」(クレジットカードとは別の番号が発行されます)、「目的別に分けてカードを作りたい」などです。

エポスバーチャルカード

エポスバーチャルカード」も楽天バーチャルカードと同様、エポスカードの会員であれば誰でも利用できます。

エポスNet」を通じて申し込むとすぐにバーチャルカード用のカード番号、有効期限、セキュリティコードが発行され、決済に利用することができるようになります。金額はカードの利用枠の範囲内であれば1万円単位で設定できます

なお、楽天バーチャルプリペイドカードは500~3万円の範囲で何枚でも購入できますが(1日の上限10万円)、エポスカードは1枚のみとなっている点が違います。

バーチャルカードのメリット・デメリット

最後に、バーチャルカードのメリットとデメリットを整理して解説します。

メリットとデメリットについて話す男女

バーチャルカードのメリット

まず、バーチャルカードのメリットから確認しましょう。

  • 原則として審査がなく、すぐに使える
  • 使い過ぎを防げる
  • 匿名でも使えるので、個人情報漏洩の不安が少ない
  • ポイントが貯まるものがある

原則として審査がなく、すぐに使える

バーチャルカードの大半は審査がなく、誰でもすぐに使えるのが大きなメリットです。

後払い式のバーチャルカードの中にはクレジットカードと同様に審査が必要なものもありますが、通常は審査不要なので気軽に利用を始めることができます。

使い過ぎを防げる

一般的なバーチャルカードの利用上限は低くおさえられているので、使い過ぎを防ぐのに役立ちます。また、そもそも前払い式のカードであれば、チャージした分しか利用ができないため使いすぎる心配はありません。

匿名でも使えるので、個人情報漏洩の不安が少ない

バーチャルカードは商品やサービスを購入するときに入力するカード情報の氏名を、ニックネームなどの匿名にすることができます。本名を知られなくて済むので、クレジットカードだと個人情報の漏洩が心配という方でも使いやすいです。

ポイントが貯まるものがある

バーチャルカードでも、クレジットカードのようにポイントが貯まるものがあります。せっかく利用するならポイントが貯まるものを検討してみましょう。

バーチャルカードのデメリット

一方、バーチャルカードには次のようなデメリット(限界)があります。

  • チャージ・決済の上限が低く設定されているものがある
  • ネットでしか使えない
  • 年会費・維持費がかかるものがある
  • 支払えないものがある

チャージ・決済の上限が低く設定されているものがある

バーチャルカードはチャージや決済の上限がクレジットカードより低めに設定されていることが多いので、高額な支払いのために利用したい場合は上限を確認してから作ることが必要です。

ネットでしか使えない

バーチャルカードはネットショッピングでしか利用できません。ただし、すでに説明したとおり所定の手続きをすることでプラスチックカードが発行され、プリペイドカードとして実店舗でも利用できるものが多いです。

なお、VISAやMastercardなどの国際ブランド加盟店で使えるプリペイドカードを「ブランドプリペイドカード」といいます。クオカードやiTunesカードのように特定の場所でのみ利用できるものとは違い、ブランドプリペイドカードは利用できるお店が多く、チャージをすると繰り返し使えるのが特徴です。

年会費・維持費がかかるものがある

バーチャルカードの中には年会費がかかるものがあります。ただし、大半のカードは無料で使えます。また、未利用期間が一定の期間を超えると維持費が発生するものがあります。

支払えないものがある

一般的なバーチャルカードは携帯電話や公共料金など、毎月決まった日に決済される代金の支払いに利用することはできません。

また、ネットで購入したものであっても、航空券やチケットなど商品の受け取り時にカードの提示が必要になるものも購入できないので注意してください。3Dセキュアによる本人認証が求められる場合も、3D セキュアに対応していないバーチャルカードでは購入できません。

まとめ

  • バーチャルカードの大半は審査なしですぐに利用できる
  • 所定の手続きを行うとプラスチックカードが発行され、実店舗においても利用できるようになるものが多い
  • クレジットカードの審査に通らないかもしれないというのが理由なら、クレジットカードの方が便利なので、まずはクレジットカードに申し込んでみるのがおすすめ