ANAゴールドカードのメリット・特典は? ANAカードの種類や切り替え方法とは

ANAカード(ワイドゴールドカード)

国内二大航空会社のひとつ、ANA。すでにANAの一般カードを持っていて、

「ANAカードからゴールドカードにアップグレードしたほうがお得?」
「ANAゴールドカードはANAマイルを貯めやすい?」

と考えている人もいるのではないでしょうか。この記事では、ANAゴールドカードのおすすめポイントやカードの種類、切り替え方法などを解説します。

※価格の表記に関して、特に指定がないもの以外は税抜き表記となっています。

ANAゴールドカードの基本情報を押さえよう

ANAゴールドカードには提携ブランドによってさまざまな種類があります。

  • ANA VISAワイドゴールドカード
  • ANA マスターワイドゴールドカード
  • ANA JCBワイドゴールドカード
  • ANAダイナースカード
  • ANAアメリカンエキスプレス・ゴールド・カード

ここでは、ANAゴールドカードに共通する基本情報を紹介します。

ANAゴールドカードの特徴

ANAカードには提携カードも入れると50種類以上のカードがありますが、大まかに一般カード、ANAワイドカード、ANAゴールドカード、ANAプレミアムカードに分けられます

ANAゴールドカードはプレミアムに次ぐ上位カードで、一般カードよりもマイルが貯まりやすくサービスも充実しています。詳細は後述します。

ANAゴールドカードの基本情報

ANAゴールドカードは以下のような人におすすめです。

<ANAゴールドカードが向いている人>

  • ANAをよく利用する人
  • ANAマイルを貯めたい人
  • 空港ラウンジを利用したい人

ANAゴールドカードのおすすめポイント

まずは、ANAゴールドカードに共通するおすすめのポイントを紹介します。

持っているだけでボーナスマイルが貯まる

ANAカードには飛行機に乗らなくても、カードを持っているだけで自動的にマイルが貯まる仕組みがあります。入会時と、毎年の継続時にボーナスマイルです。

入会時ボーナスマイル 継続時ボーナスマイル
ANAカード一般 1000マイル 1000マイル
ANAゴールドカード 2000マイル 2000マイル

一般カードの継続ボーナスは1000マイルですが、ANAゴールドカードは2倍の2000マイル。継続ボーナスの仕組みは、フライトでマイルを貯めるのが難しい人にうれしい仕組みですよね。

フライト利用でボーナスマイルが貯まる

ANAゴールドカードは、フライトを利用したときの貯まりやすさも一般カードより上です。フライトでもらえるボーナスマイルは、通常マイルの25%増し。例えば、クレジット機能のないマイレージクラブ会員の場合、羽田−大阪で付与されるのは560マイルですが、ANAゴールドカードなら、700マイル獲得できます。

搭乗ごとのボーナスマイル
ANAカード一般 10%
ANAゴールドカード 25%

ANAを利用する機会が多い人なら、ANAゴールドカードは一般カードより効率的に早くマイルを貯められますよ。

ビジネスクラスチェックインが利用できる

ANAゴールドカードのメリットの3つ目は、国際線でエコノミークラスに搭乗する際にもビジネスクラスのカウンターでチェックインできることです。繁忙期などでチェックインカウンターが混雑しているときでも、ビジネスクラスのカウンターならスムーズなチェックインができます。

国際線でANAを利用する機会が多い人にとって、これは大きな魅力になるのではないでしょうか。

空港内のカードラウンジが利用できる

ANAのゴールドカードを持っていると、提携クレジットカードが提供している空港内のウンジサービスを無料で利用できます。搭乗予定の便まで中途半端に時間ができてしまったときに、空港ラウンジがあると助かりますよね。

利用できるランジサービスは提携ブランドによっても異なりますが、飲み物や雑誌、電源、Wi-Fiサービスが使えます。ラウンジによってはアルコールも無料のところがありますよ。

ラウンジサービスで特に助かるのは、電源サービスではないでしょうか。一日外に出ていると、充電用の電池がないとスマートフォンの電池残量が気になりますよね。空港ラウンジに電源があればスマホの充電もできますし、パソコンで仕事もできます。

ダイナースクラブの場合は、海外750ヵ所以上の空港ラウンジが利用できます。注意点はANAカードで利用できるラウンジは、提携クレジットカードのラウンジだということ。ANAが提供するANAラウンジとは別物です。ANAラウンジを利用するには別の条件が必要になることをおさえておきましょう。

ポイントからマイルへの移行が無料でできる

ANAカードを持っていると、ショッピングで貯まったJCBのOki DokiポイントをANAマイルに移行できます。一般カードでは、Oki DokiポイントをANAマイルに移行するには5000円の移行手数料がかかりますが、ANAゴールドカードの場合、マイルに移行するための手数料はかかりません

ANAカードマイルプラス提携店や対象商品の支払いにANAカードを利用すると、Oki Dokiポイントとは別に、利用場所によってさらに100円または200円につき1マイル貯まります。

例えばENEOSやセブン-イレブンは、ANAカードマイルプラス提携店です。ANAゴールドカードを手に入れたら、普段利用するお店やサービスが対象かどうかを公式サイトで調べてみるといいですよ。

国内旅行傷害保険が付いている

ANAゴールドカードには、一般カードやワイドカードには付いていない国内旅行傷害保険が付いています。国内旅行傷害保険の補償額は最高5000万円、ダイナースクラブの場合は最高1億円です。国内旅行中のケガや病気を補償してくれるので、よく国内旅行に出かける人は覚えておくようにしましょう。

ANAゴールドカードで選べる提携ブランドの種類

ANAゴールドカードの種類と、特徴を簡単にまとめました。

カード名 提携ブランド 特徴
ANA VISAワイドゴールドカード VISA 世界でもっともシェアが大きい
ANA マスターワイドゴールドカード Mastercard 海外で提携店が多く、海外旅行で便利
ANA JCBワイドゴールドカード JCB 国内の提携店が多い
ANAダイナースカード ダイナースクラブ 世界中の空港ラウンジが使える
ANAアメリカンエキスプレス・ゴールド・カード アメリカン・エキスプレス 海外旅行のサービスが充実

それぞれのカードの特徴を1つずつみていきましょう。

ANAカード(ワイドゴールドカード)

ANAカード(ワイドゴールドカード)
還元率 1.0%
年会費 1万4000円
発行スピード 記載なし
国際ブランド
  • VISA
  • Mastercard
  • JCB
電子マネー
  • iD
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETCカード
  • 家族カード

ANA VISAワイドゴールドカード

<ANA VISAワイドゴールドカードが向いている人>

  • ANAゴールドカードを低コストで持ちたい人
  • 国内外の買い物に使いたい人

ANA VISAワイドゴールドカードの年会費は安くする方法があります。まず、カードの利用明細書をWEB上で確認するサービスに登録すると、1万3000円になります。これに加えて、リボ払いの「マイ・ペイすリボ」に登録すると、年会費は9500円にまで下げることができるのです。

ただし、年会費が安くなっても、リボ払いの設定で手数料を支払うのは抵抗がありますよね。そんなときは、リボ払いの設定金額を増額して、実質的に1回払いと同じ設定にしてしまいましょう。そうすれば手数料の支払いを回避できます。リボ払いの設定金額は、WEBのカード会員メニューから変更できますよ。

ANA マスターワイドゴールドカード

<ANA マスターワイドゴールドカードが向いている人>

  • ANAゴールドカードを低コストで持ちたい人
  • 国内外の買い物に使いたい人

ANAマスターワイドゴールドカードは基本的にVISAと同じです。

ANA JCBワイドゴールドカード

<ANA JCBワイドゴールドカードが向いている人>

  • EdyとQUICPayを使いたい人
  • 付帯保険を重視する人

基本的なサービスは、VISAやMasterCardと変わりませんが、保険が手厚いのがJCBの特徴です。例えば、旅行傷害保険の補償額は海外なら最高1億円、国内で最高5000万円となっています。また、航空機が遅れたり手荷物がなくなったりしたときの紛失費用を負担する補償や、海外と国内の両方で利用できる最高500万円までのショッピング保険がついています。

ANAダイナースカード

ANAダイナースカード

ANAダイナースカード
還元率 1.0%
年会費 2万7000円
発行スピード
国際ブランド
電子マネー
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETCカード
  • 家族カード

<ANAダイナースカードが向いている人>

  • 海外の空港ラウンジを使いたい人
  • ダイナースクラブの優待サービスを利用したい人

他の提携ブランドと比べると年会費が高額なダイナースクラブ。年会費は高額なだけあって、それ相応の特典や優待が備わっています。

旅行傷害保険の補償額は海外、国内ともに最高1億円。ショッピング保険の補償額は年間最高500万円となっています。海外で利用できる空港ラウンジの数は提携ブランド中トップ。国際線を利用するときは空港から自宅まで手荷物を無料で宅配してくれるサービスもついています。

トラベルデスクから海外旅行を手配すると、購入金額に応じて自宅から空港までのタクシー片道無料または一部負担もしてくれます。対象の空港は、成田、関空、羽田、中部の4カ所です。

ダイナースクラブには、対象レストランの所定のコース料理が1名分、もしくは2名分無料になるエグゼクティブダイニングというサービスもあります。他社カードなら、プラチナカード以上の特典を受けられるのがダイナーズクラブの特徴といえるかもしれません。

ANAアメリカンエキスプレス・ゴールド・カード

ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
還元率 1.0~2.0%
年会費 3万1000円
発行スピード
国際ブランド
  • American Express
電子マネー
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETCカード
  • 家族カード

<ANAアメリカンエキスプレス・ゴールド・カードが向いている人>

  • 充実した旅行サービスを受けたい人

ANAアメリカンエキスプレス・ゴールド・カードの年会費はANAゴールドカードの中でもっとも高額です。

入会時とカード継続時のボーナスマイルやフライトマイルの加算率は他のカードと同じですが、ANAグループでこのカードを使うとポイントが2倍になります。ANA航空券をANAアメリカンエキスプレス・ゴールド・カードで購入すると、100円=3マイル獲得できます。

旅行傷害保険が手厚いのも特徴です。海外旅行傷害保険の補償額は最高1億円。家族にも自動的に最高1000万円の補償がつきます。カードで旅行代金を支払っていなくても、カード会員本人は最高5000万円、家族にも1000万円が補償されます。

ANAアメリカンエキスプレス・ゴールド・カードのユニークな点は、カードで買った旅行やコンサートに病気やケガ、急な仕事などで行けなくなった場合のキャンセル費用などを補償してくれる「キャンセル・プロテクション」という保険がついていること。

また、空港ラウンジも同伴者1名は無料で利用できます。

アメックスは頻繁に大量にマイルを獲得できるキャンペーンを実施しています。アメックスのANAゴールドカードへの入会を検討している人はそうしたキャンペーンを上手に活用しましょう。

一般カードやワイドカードからゴールドカードに切り替えるには?

一般ケードやワイドカードなどの他のANAカードからANAゴールドカードに切り替えるにはどのような手続きが必要なのでしょうか。詳しくみていきましょう。

発行会社が同一の場合

まず紹介するのは、発行会社が同じカードの場合です。発行元のクレジットカード会社が同じなら、切り替えはそれほど難しくありません。ゴールドカードへのアップグレードには審査がありますが、これまでコツコツと利用実績を積み重ね、引き落とし日に支払いができていれば、特に問題ないでしょう。

すでにANA VISA、Mastercard、JCBカードを持っていれば三井住友カードまたはJCBの公式サイトからオンラインで手続きできます。

切り替え手続きが完了すると、一般カードで貯めていたマイルを新しいカードにそのまま移行できます。手元にカードが届くまでには2〜3週間程度をみておいてくださいね。

異なる発行会社の場合

これまで使っていたカードとは違うANAゴールドカードに切り替える場合の手順は次のとおりです。

  1. ANAゴールドカードに新規で入会する
  2. 申込時にカードの表面にある「お客さま番号」を入力して、もともと使っていたANAカードのマイルを新しいANAカードへ移行する
  3. 切り替え前のANAカードを退会する

ポイントは、新しいカードが発行できたことを確認してから古いカードを退会すること。そして古いカードのお客さま番号を入力して、マイルを統合しておくことです。

なお、新しいカードを発行するときに古いカードのお客さま番号を入力するのを忘れても、後日、ANAマイレージ・クラブ・サービスセンターに電話すれば移行できます。このケースではメインカードを変更し古いカードを退会するので、サービスセンターに問い合わせた方が確実かもしれません。

まとめ

この記事の内容をまとめました。

  • ANAゴールドカードは、マイルやポイントが貯めやすい
  • 付帯保険の補償が充実していて、カード会社の空港ラウンジサービスが利用できる
  • 一般カードやワイドカードから切り替えるときは、発行会社が同じかどうかで手続き方法が異なる
  • 発行会社が同じなら会員ページからオンラインで手続き可能。ほかの発行会社から切り替える場合は、新規で加入してマイルの移行手続きを忘れずに

ANAゴールドカードは提携ブランドによって年会費やサービスの内容に違いがあるので、自分に合った1枚を見つけることが大切です。ANAゴールドカードで快適なマイレージライフを送りましょう。