JCBゴールドのメリットとデメリットを解説!エクステージやザ・プレミアとも比較

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JCBゴールドの券面画像

クレジットカードを持ってしばらく経つと、ゴールドカードに変更したいと考える方もいるのではないでしょうか。この記事では日本でも有数のゴールドカード「JCBゴールド」を取り上げ、特徴やメリット、そしてデメリットについてご紹介します。

今持っているJCB一般カードのグレードアップをしたい方、これからJCBカードを作るなら「ゴールドカード」と考えている方は必見です。

JCBのゴールドカードとは?

まずはJCBカードおよびJCBゴールドの特徴について知っておきましょう。JCBカードは日本で唯一の国際ブランドによるクレジットカードです。使えるお店が多いことはご存じの通りでしょう。日本発の国際ブランドカードとして非常に便利なカードで、世界の主要空港、都市、観光地、コンビニエンスストアのATMから現地通貨を引き出すことができます(JCB、CirrusマークのあるATMのみ)。海外に行った時も安心して利用することができるでしょう。

また、JCBカードは利用者サポートがきめ細かな点でも注目を浴びています。例えば、海外旅行時には、現地にあるJCBプラザでJCB加盟店の予約案内や観光についての案内を日本語で受けることが可能です。現地語に自信がないという人にはおすすめのサービスだといえます。

もちろん、海外旅行時の傷害保険、紛失・盗難時の補償についても充実しているのは言うまでもありません。

JCBゴールド

JCBゴールドの券面画像
還元率 0.5%~1.5%※1
年会費 1万円※2
発行スピード 平日11時までのお申し込み、オンライン口座の設定で最短当日発行翌日お届け
国際ブランド
  • JCB
電子マネー
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETCカード
  • 家族カード
  1. JCBスターメンバーズにより、利用金額に応じて最大70%アップ
  2. オンライン入会のみ初年度無料。※切り替えは初年度年会費無料の対象とならない

一般カードとどう違う?

サービスが豊富なJCBカードですが、JCB一般カードとJCBゴールドにはどのような違いがあるのでしょうか。まずはコスト面を見ていきましょう。

JCB一般カード JCBゴールド
年会費 初年度 無料
(オンライン入会時のみ、オンライン以外の申込の場合は1250円)
初年度 無料
(オンライン入会時のみ、切り替えの場合は1万円)
2年目以降 1250円
(年間合計税込50万円以上のショッピング利用とWeb明細「MyJチェック」への登録で無料)
一般カードからの切り替えおよび2年目以降 1万円

上記から、JCBゴールドの方が、圧倒的にコストが高いというデメリットがあることがおわかりいただけるでしょう。

なお、オンライン上でゴールドカードを申し込むと初年度年会費が無料になりますが、一般カードからの切り替えの場合は初年度から年会費1万円がかかります。もし、切り替えと同時に家族カードを申し込んだ場合は、家族カード会費も初年度から必要ですので、注意しましょう。

ただし、一般カードからゴールドカードの切り替え時には、今まで貯めていた「Oki Dokiポイント」や「JCB STAR MEMBERS」のランク・集計金額は引き継がれます。今まで貯めたポイントを無駄にしたくないのならば、切り替えを選ぶといいでしょう。

申込可能年齢に注意

JCB一般カードとJCBゴールドは申込可能な年齢や収入、職業にも違いがあるのでしょうか。

一般カードは18歳以上の人ならば申し込みできます。職業や収入についても、「本人または配偶者に安定継続収入のある人」「高校生を除く18歳以上の学生」という条件があります。

ゴールドカードは一般カードより少々条件が厳しくなっています。申込可能年齢は20歳以上、職業や収入は「本人に安定継続収入がある人」となっています。学生は不可です。また、配偶者にいくら収入があっても、本人に収入がない場合は申し込みできません。よって専業主婦(主夫)は申込不可となってしまいます。

また、ゴールドカードの加入条件として案内には「安定継続収入があること」と記載されています。加入の可否判断は、総合的に判断していると考えておいていいでしょう。

JCBゴールドを選ぶメリットを見てみよう

ゴールドカードが欲しかったけれども、コスト面、申込条件などから考えて、やっぱり一般カードにしておこうか、と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。

ただ、ゴールドカードにはコスト面からだけでは見えないメリットやサービスも隠れています。詳しく見ていきましょう。

飛行機に乗る時にメリットがあるのは?

仕事での出張、趣味の旅行などで飛行機に乗る機会が多い人もいるでしょう。

JCBゴールドには「国内・海外航空機遅延保険」という保険が自動付帯されています。これは国内外の航空便利用時に出航の遅延で生じた飲食費、乗継遅延などで生じた宿泊・飲食費や、預けた手荷物が遅延・紛失した際の衣類購入費などを補償するというものです。このサービスはJCB一般カードには付いていません。

旅行傷害保険の額が違う

旅行時にケガや病気、事故に遭遇した場合の保険についても注目です。

一般カードには旅行傷害保険が付帯しており、海外・国内旅行時で最高3000万円が死亡・後遺障害時に給付されるようになっています。この保険はカードを使って旅行代金(航空券代金・ホテル代金・パッケージ旅行代金のうちいずれか一つでも可)を支払った時のみの適用です。

ゴールドカードにも旅行傷害保険は付帯していますが、給付される金額が大幅に違います。海外旅行時の死亡・後遺障害の場合は最高1億円、旅行中の事故によるケガが原因で治療が必要になった場合、もしくは旅行期間中の疾病では1回の事故・病気につき300万円の給付があります。

この補償額はカードを使って旅行代金を支払ったときに適用されるものですが、ゴールドカードの場合は旅行の支払いにJCBゴールドカードを使わなくても、死亡・後遺障害保険が5000万円は付帯しています。つまり、使わなくても持っているだけで保険に加入していることになるのです。

当然ですが、ゴールドカードには国内旅行傷害保険も付帯しています。死亡・後遺障害で最高5000万円、入院時でも日額5000円(8日以上の治療から)が給付されます。手術時の給付金も支払われるなど、非常に充実した補償内容となっています。

JCBゴールド JCB一般カード
死亡・後遺障害 海外 旅行代金支払い時:1億円 国内海外とも3000万円
(旅行代金支払い時のみ)
自動付帯:5000万円
国内 5000万円
海外旅行時
傷害・疾病治療費用
1回につき300万円限度 1回につき100万円限度
ショッピングガード保険 500万円限度
(国内・海外旅行ともに)
100万円限度(海外旅行時のみ)

ゴールドカードを持つだけで、今まで旅行に行く前に掛けていた高額の傷害保険と同じことになります。JCBゴールドは、年会費だけで傷害補償が付けられるお得なカードといえるのです。

なお、ゴールドカードの場合、家族会員でなくても本会員と生計を同一にする家族で19歳未満の子供ならば、で旅行傷害補償が付帯されます。家族カードを持てない子どもが旅行時にケガを負った時にも使えるという便利なシステムです。

空港ラウンジが使えるのは?

出張・旅行時の楽しみの一つに空港ラウンジで過ごすことを挙げる人もいるでしょう。JCB一般カードとJCBゴールドで空港ラウンジ利用に何か違いがあるのでしょうか。

JCBゴールドならば、国内の空港ラウンジ、そしてハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港ラウンジが利用できます。空港ラウンジを利用するならば、ゴールドカードを選んだほうがいいでしょう。

反対にJCB一般カードでは空港ラウンジは利用できません。入室するには利用料金が必要になります。

家族カードを作るならばどちらにする?

家族カードはカードの利用金額を本会員・家族会員で合算できるため、ポイントを貯めやすいというメリットがあります。

本人だけでなく、家族でJCBカードを保有したい場合、一般カードとゴールドカードのどちらを選んだらいいでしょうか。

「1.1一般カードとどう違う?」でもご紹介した通り、家族カードを申し込むならば、JCB一般カードは1枚400円、JCBゴールドならば1枚目無料、2枚目以降1枚につき1000円かかります。

一般カードとゴールドカードで家族カードにかかる金額も確認しておきましょう。

家族カードの作成枚数 JCBゴールド JCB一般カード
1枚 無料 400円
2枚 1000円 800円
3枚 2000円 1200円

安い年会費で2~3人分家族カードを申し込みたいというのならば一般カードでもいいのかもしれませんが、家族1人しか申し込まないというならば、ゴールドカードの方がお得といえるでしょう。また、2枚作成しても200円の差しかありません。

ポイントの有効期限が違う?

JCBには「Oki Dokiポイント」というポイントシステムがあります。JCBカードの利用1000円につき1ポイントが付くシステムです。ポイント数に応じて商品と交換もできます。例えば、マキタのスティッククリーナーは3200ポイント、パナソニックのくるくるドライヤーは700ポイントで交換できます。

その他、ドコモのdポイントやauのWALLET ポイントなどの提携先各社のポイントへの移行も可能です。dポイントならば1 Oki Dokiポイントは4dポイントに交換できます。

ギフト券への交換の場合は1050ポイントを5000円分のJCBギフトカードにすることができます。

このOki Dokiポイントですが、有効期限には注意しておかなければいけません。一般カードは獲得月から2年間ですが、ゴールドカードの場合は3年間に延長されます。

長い期間ポイントを貯めて、より良い商品に交換したければ、有効期限の長いJCBゴールドを選択しましょう。

JCBゴールド

JCBゴールドの券面画像
還元率 0.5%~1.5%※1
年会費 1万円※2
発行スピード 平日11時までのお申し込み、オンライン口座の設定で最短当日発行翌日お届け
国際ブランド
  • JCB
電子マネー
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETCカード
  • 家族カード
  1. JCBスターメンバーズにより、利用金額に応じて最大70%アップ
  2. オンライン入会のみ初年度無料。※切り替えは初年度年会費無料の対象とならない

ゴールドカードにも種類がある?

JCBカードの「ゴールドカード」は1種類だけではないのをご存じでしょうか。ある条件を満たした人だけが申し込みできる、もしくは招待されるゴールドカードがあるのです。通常のJCBゴールドとの違いをご紹介します。

若者向けゴールドカード「JCB GOLD EXTAGE」とは?

JCBのゴールドカードには20歳以上29歳以下の若年層向けのカードが用意されています。それが「JCB GOLD EXTAGE」です。

JCB GOLD EXTAGE

JCB GOLD EXTAGEの券面画像
還元率 0.5%~1.5%※1
年会費 3000円※2
発行スピード 最短3営業日
国際ブランド
  • JCB
電子マネー
  • QUICPay
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETCカード
  • 家族カード
  1. 海外での利用でOki Dokiポイントが2倍
  2. 初回更新時(5年後)、審査のうえ自動的にJCBゴールドへ切り替え、年会費1万円(税別)

JCB GOLD EXTAGEのメリットは通常のJCBゴールドよりも年会費が安い点にあります。毎年3000円でゴールドカードを持つことができるのです(初年度は無料)。

気になる旅行傷害保険も海外・国内旅行時の死亡・後遺障害の場合に最高5000万円までが給付されます。ただし、旅行代金をJCB GOLD EXTAGEで支払った時のみの適用です。

旅行傷害保険の給付額はJCB一般カードよりも多く、通常のJCBゴールドよりも年会費も低いため、29歳以下であるならば持っておいて損はないカードといえます。ただし、30歳になると自動的にJCBゴールドにグレードアップされます。年会費も変わりますので注意しておきましょう。

JCB GOLD EXTAGEにはJCBゴールドに自動付帯されている「国内・海外航空機遅延保険」がありません。そしてJCB一般カードと違い、本人に安定した継続的な収入がないと申し込みができません。

もしこれらの点が気になるというならば、若年層向けカードではなく、18歳以上が申し込めるJCB一般カード、もしくは20歳以上ならば申し込めるJCBゴールドにしておいた方が無難でしょう。

選ばれた人だけが招待される「JCBゴールド ザ・プレミア」

JCBにはゴールドカード会員の中でも選ばれた人だけが招待され保有できる、「JCBゴールド ザ・プレミア」というカードがあります。

このカードを持つと、国内外1200ヵ所の空港ラウンジの無料利用、国内ホテル・旅館の宿泊優待、JR京都駅内のラウンジ「JCB Lounge 京都」の利用など、さまざまな特典を受けることができます。

ただし、自分から申し込みすることはできず、持てるのは以下の条件を満たした人のみです。

  • JCBゴールドカードのショッピング利用合計金額が2年連続で100万円(税込)以上
  • 本会員がWebサービス「MyJCB(マイジェーシービー)」に受信可能なEメールアドレスを登録している

これらの条件を満たせば、毎年2月下旬にEメールで招待が届きます。

年会費を払ってもゴールドカードにする理由

ご紹介したように、JCBゴールドには

  • 旅行傷害保険の補償が非常に高額
  • 旅行傷害保険に家族特約が付いているため、子どものケガなども補償対象になる
  • 空港ラウンジが利用できる
  • 国内・海外航空機遅延保険が付いている
  • Oki Dokiポイントの有効期限が一般カードよりも長い

と、多くのメリットがあります。年会費は一般カードに比べて高額ですが、旅行や出張が多い人にはおすすめのカードといえそうです。今、別のカードを持っているのならば、どちらがいいのか比べてみてはいかがでしょうか。

他社ゴールドカードと比べてみよう!

JCBゴールドと他社ゴールドカードの違いも見ておきましょう。

まず、年会費ですが、JCBゴールドは1万円です。他社には年会費無料や数千円のところや3万円台の年会費がかかる会社もありますが、1万円台の年会費の会社も多くあります。この点はJCBも他のクレジットカード会社もそれほど変わらないといえるでしょう。しかし、JCBゴールドにはもう一つのゴールドカード、「JCBゴールド ザ・プレミア」があります。招待制ではありますが、通常のJCBゴールドに比べ、特典は非常に多いです。

JCBゴールドならば、このJCBゴールド ザ・プレミアに招待される可能性があります。そのため、JCBゴールドを持つことにはとても多くのメリットがあるといっていいでしょう。参考までにJCBゴールド ザ・プレミアとJCBゴールドを比較してみます。

JCBゴールド ザ・プレミア JCBゴールド
年会費 年間100万円(税込)
以上の利用
無料 1万円
年間100万円(税込)
未満の利用
5000円
ポイント有効期限 5年間 3年間
サービス JR京都駅内「JCB Lounge 京都」の利用可能 「JCB Lounge 京都」は利用不可

まとめ

JCBゴールドはJCB一般カードに比べて年会費が高いという特徴があります。毎年かかるコストの面から考えると、デメリットもあり、一般カードの方がいいと思われるかもしれません。しかし、メリットは一般カードよりも多くあります。最後にまとめておきましょう。

  • 旅行時の特典が充実
  • ポイントの有効期限が長い

高額な傷害保険の付帯、航空機遅延保険など、旅行時の特典が一般カードよりも充実している点は見逃せません。また、JCB「Oki Dokiポイント」の有効期限が一般カードよりも長いという特徴があります。

  • 一般カード:獲得月から2年間
  • ゴールドカード:獲得月から3年間

総合的に考えて、一般カードよりもゴールドカードを持つ方がより多くのメリットがあるといえるでしょう。

時期にもよりますが、JCBゴールドは入会キャンペーンが行われることもあります。もし、保有を考えるのならば、お得なキャンペーンを調べてから申し込むことをおすすめします。