エポスカードが使えない場合はすぐに電話で問い合わせ
エポスカードを使えなくなった場合は、原因を特定するためにもすぐに電話で問い合わせることをおすすめします。エポスカードが使えなくなったときの、問い合わせ先と受付時間について見ていきましょう。
エポスカードの問い合わせ先
エポスカードが使えなくなったときは、カードの裏面に記載されているエポスカスタマーセンターに問い合わせましょう。窓口は東京と大阪の2つです。
<エポスカスタマーセンター>
東京:03-3383-0101
大阪:06-6630-0101
どちらも受付時間は9:30~18:00となっており、元日のみ休業です。また、エポスカードセンターに足を運ぶことでも対応してもらえます。
エポスカードが使えないおもな5つの原因と対処方法
エポスカードが急に使えなくなった場合、何かしらの原因があります。それぞれ対処法が異なるため、まずは原因をしっかり特定することが重要です。
エポスカードが使えなくなるおもな原因として、以下の5つが挙げられます。
- 限度額を超えている
- 支払日に引き落としができていない
- 不正使用検知システムにより取引が不成立になっている
- カードの磁気やICチップが反応しない
- カードの暗証番号を複数回間違えた
それぞれの原因と対処法について詳しく見ていきましょう。
(1)限度額を超えている

クレジットカードには、利用者が返済能力以上に買い物をして返済不能に陥らないために、限度額が設けられています。限度額はカードのランクによって異なるだけでなく、申込者の年収に応じてカードごとに設定されます。
例えば限度額が30万円のカードで、20万円の買い物をしており支払いがまだの場合を考えてみます、このとき、支払いが完了するまでは、30万円から20万円を差し引いた10万円がその月に使える金額ということになります。
このような状況で15万円の商品を購入しようとしても、限度額を超えるためカードを使うことはできません。
限度額を超えている場合、利用した分を支払うことによって、再びカードの利用可能枠が空きます。また一時的に限度額を増額するサービスを申し込むと、限度額が上がり買い物ができるようになるでしょう。
ところが、限度額の恒常的な増額は認められていませんし、増額を申し込んでも必ずしも認められるとは限らないので注意が必要です。
(2)支払日に引き落としができていない

エポスカードを申し込む際に「口座引落し」を選択すると、毎月4日または27日から支払日を選ぶことになります。
この支払日の時点で口座残高が不足しており、支払いができなかった場合、カードの利用を制限される可能性があるので注意が必要です。
口座引落しができない場合は、エポスATM、Pay-easy(ペイジー)、バーコード返済(ペイスル)のいずれかの方法を選び、速やかに入金しなければなりません。
口座引落しができなかった場合はSMSや電話でカード会社から連絡がくるため、カードを使えなくなった原因に気づきやすいといえるでしょう。
(3)不正使用検知システムにより取引が不成立になっている
クレジットカードは、カード情報を入手できれば本人でなくても買い物に利用できてしまいます。カード会社はこのような不正使用を防止するために、不正使用検知システムを導入しています。
この不正使用検知システムによって第三者利用の可能性があると判断された場合、クレジットカードによる取引が不成立になる可能性があるので注意が必要です。
その際は、本人確認ができればこれまでどおりクレジットカードで買い物ができるようになります。
不正使用検知システムによりカードの取引が不成立となった利用者には、「取引不成立のお知らせ」というSMSが送信される場合もありますので、カードが使えなかった原因を判断できるでしょう。
(4)カードの磁気やICチップが反応しない
カードの磁気やICチップに傷がついていたり、磁気が弱くなっていたりした場合は、カード情報を読み取る端末機やATMでクレジットカードを利用できない可能性があります。
時間の経過とともに修復するものではないため、カードの再発行申請が必要です。
カードの再発行はオンラインサービス「エポスNet」から申請できますが、新しいカードが届くまで約1週間かかります。急いでいるときはエポスカードセンターでも再発行してもらうことが可能ですが、本人確認書類の提示が必要になるので準備しておきましょう。
(5)カードの暗証番号を複数回間違えた

クレジットカードを申し込む際には4桁の暗証番号を決めますが、この暗証番号の入力を複数回誤るとロックがかかり、カードを利用できなくなります。
「エポスカスタマーセンターに電話をかけてロックを解除してもらえばいいのでは?」と思うかもしれませんが、こうなると簡単な手続きでは解決しません。
このような場合はカードの再発行申請が必要になるため、エポスカスタマーセンターに電話して手続きを進める必要があります。
新しいカードの到着までは、約1週間かかるとされています。急いでいる場合はエポスカードセンターで再発行してもらうことも可能です。
エポスカードがすぐに使えない場合は別のクレジットカードを作る
不正使用検知システムの作動、カードの磁気やICチップのトラブル、暗証番号を複数回間違えたといった理由でエポスカードを使用できなくなった場合、原因を解消すればエポスカードを利用できるようになります。
しかし、限度額を超えている、支払日に引き落としができていないなどの理由でエポスカードを使用できなかった場合、そう簡単に利用を再開することはできないでしょう。
このような場合には、別のクレジットカードを作るという方法が挙げられます。即日発行に対応しているクレジットカードを申し込めば、すぐにカードによる買い物ができるようになります。
しかし、クレジットカードを申し込む際に限度額の超過や滞納がすでに信用情報機関に登録されていると、審査に落ちる可能性があります。必ずしも新しいカードを作ることができるわけではないので注意しましょう。
まとめ
- 急にカードを利用できなくなった場合はまずはエポスカスタマーセンターに電話し原因を確認する
- 限度額を超えている・支払いが遅延しているといった場合には、利用再開まで時間がかかる可能性がある
急いでいる場合は別のクレジットカードに申し込むという方法もありますが、信用情報機関に原因がすでに登録されている場合、審査に通らない可能性があるので注意してください。

編集部
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