エポスカード ポイントの還元率や有効期限
エポスカードには、レギュラー、ゴールド、プラチナカードがありますが、どのカードも基本還元率は同じで0.5%(200円で1ポイント)となります。
これは楽天カードなどの1.0%還元と比べると半分で、還元率が少し劣っているように感じるかもしれません。
しかし、「エポスNet」のポイントアップサイト「たまるマーケット」からショップにアクセスして買い物をすると、店舗によって2~30倍まで還元率を上げることができます。使い方を工夫することで、より効果的にポイントを貯めることが可能になります。
こうして貯まったエポスポイントの有効期限は2年間となります。ただし、カードのグレードが、ゴールドカードやプラチナカードの場合は、有効期限がなしとなります。
エポスゴールドカード
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ETCカード
- 家族カード
- 選べるポイントアップショップだと、ポイント最大3倍
- 招待:永年無料 年間利用額50万円以上:翌年以降永年無料
ポイントを利用する前には、自分のエポスカードにどれくらいポイントが貯まっているかをエポスNetの「ポイント照会」またはエポス公式アプリから確認しておきましょう。
注意点としては、通常のエポスカードであればエポスポイントが付くのですが、「JQ CARD エポス」に限っては、貯まるポイントがエポスポイントではなく「JRキューポポイント」となるので、覚えておいてください。
エポスカード ポイントの効率的な貯め方
効率的にポイントを貯めるのであれば、現在の生活における支出をエポスカードでの支払いに集約することが近道です。特におすすめの方法を簡単にまとめたので、確認していきましょう。
毎月の支払い(携帯電話・公共料金・家賃)
利用している携帯電話や公共料金、家賃などの固定費について、対応サービスであればエポスポイントを貯めることができます。

例えば、モバイルSuicaにはエポスカードを登録できるため、定期代など交通費の支払いでもポイントが貯まります。
利用している固定費のサービスがエポスカードに対応していない場合もあるので、まずは対応しているかどうか、そして手続き方法について公式ホームページから確認しておきましょう。
公共料金や税金のお支払い|クレジットカードはエポスカード
https://www.eposcard.co.jp/shopping/charge.html
店舗で貯めるなら「マルイ」「エポトクプラザ」
店舗で貯めるのなら「マルイ店舗」や「エポトクプラザ」がおすすめです。
エポトクプラザは会員専用の優待サイトやグルメ・カラオケ・レジャー・旅行・温泉・ネットショッピングなどをお得に利用でき、ポイントも貯まります。特に飲食店やカラオケ店での還元率が高く、例えばカラオケ店ビックエコーでは、カード利用200円につき5ポイント還元してもらえます。
その他の施設やサービスの優待はこちらから確認できます。
ネットショップで貯めるなら「たまるマーケット」
ネットショッピングでポイントを貯めたいなら、「たまるマーケット」がおすすめです。
たまるマーケットを利用するには、エポスカード会員でエポスNetに登録していることが条件です。
利用者数が多いAmazonや楽天、ユニクロオンラインストアでは2倍ポイントがもらえますし、そのほかのショップでも5倍や10倍、最高で30倍まで還元してくれます。
たまるマーケットの詳細はこちらからチェックしてみてください。
ポイント二重取りするなら楽天Edy
エポスポイントは電子マネーなどへのチャージでも貯めることができます。
特に「楽天Edy」の場合、チャージのときと決済するときの2回ポイントが付くので、エポスポイントの二重取りをすることができます。

- Edyにチャージ:1000円につき5ポイント
- Edyで決済:200円で1ポイント
Edyで1000円をチャージして(5ポイント)、Edyで1000円を支払い(200円で1ポイント=5ポイント)すれば、合計で10エポスポイントを貯めることができますね。
公式アプリやキャンペーンでポイントを貯める
買い物する以外にも、ポイント付きミニゲームやポイントキャペーンでエポスポイントを貯められます。
ミニゲームはアプリ専用で、ゲームに3回勝てば、最大1日3ポイントをもらうことができます。キャンペーンについては時期によって変わりますので、エポスカードのホームページを確認するのが確実です。
過去に行われたキャンペーンでは、エポスカード新規入会と利用で最大8000円分のエポスポイントがプレゼントされたこともありました。
つみたて投資でエポスポイント付与
エポスカードで投資信託を積み立てられる「tsumiki証券」というものがあります。
毎月3000円からのつみたて投資ができ、積立金の支払いをエポスカードで行えば、エポスポイントを貯めることができます。
少額から投資を始めることができるので初心者でも取り組みやすいですし、1年間の「つみたて金額」に応じて「がんばってるね!ポイント」をもらうことができます。
がんばってるね!ポイントは積み立てを開始した月を基準に1年ごとに以下の式で算出されたエポスポイントをプレゼントしてもらえます。
年間のつみたて金額×0.1%(初年度)~0.5%(5年目以降)
例えば、月々1万円を1年間積み立てた場合には、「年間12万円×0.1=120ポイント」を受け取ることができます。
積み立てを続ければ、支払いのポイントも貯まりますし、積立額が増えれば、がんばってるね!ポイントも増えます。注意点としては、年に2回以上積み立てすることが条件になっています。
保険の支払いでエポスポイント付与
エポスカード会員向けの保険として「エポラク」シリーズがあります。
一般的な保険会社が提供している保険よりも保険料が安いにも関わらず、医療保険・がんサポート・終身医療保険・傷害保険など、主要な保険は網羅されています。
こちらの月々の支払いについてもエポスポイントを貯めることができます。
ゴールド/プラチナ会員ならボーナスポイント特典あり
レギュラーカードからゴールドカード・プラチナカードにグレードが上がることによって、年間の利用金額に応じてボーナスポイントが付与されます。
ゴールドカード会員 | |
---|---|
年間利用金額 | ボーナスポイント |
50万円以上 | 2500P |
100万円以上 | 10000P |
プラチナカード会員 | |
---|---|
年間利用金額 | ボーナスポイント |
100万円以上 | 20000P |
200万円以上 | 30000P |
300万円以上 | 40000P |
500万円以上 | 50000P |
700万円以上 | 60000P |
900万円以上 | 70000P |
1100万円以上 | 80000P |
1300万円以上 | 90000P |
1500万円以上 | 一律 100000P |
エポスプラチナカード
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ETCカード
- 家族カード
- 年4回の優待期間中はマルイやMODIでの利用でポイント最大2倍
- 年間100万円以上利用すると実質年会費無料
ゴールドカードやプラチナカードは、エポスカード側からインビテーション(招待)によってグレードアップできる場合があります。
インビテーションでのグレードアップでは、ゴールドカードでは年会費無料、プラチナカードでは年会費の割引特典を受けることができます。
自分で申し込むと、こうした特典は得られないので、エポスカードを利用しながら招待を待つということも考えてみてもいいかもしれません。
インビテーションの基準をエポスカード側は公表していませんが、ゴールドカードなら年間50万円以上、プラチナカードなら年間100万円以上利用していることが目安といわれています。
ゴールド/プラチナ会員ならポイントアップショップ指定で還元率3倍
ゴールドやプラチナ会員であれば、「選べるポイントアップショップ」の利用で、ポイントの還元率を3倍にすることができます。ポイントアップショップには300以上のショップが準備されており、この中から最大3店まで選んで登録します。
登録したショップを利用することで、もらえるポイントが最大3倍になります。選べるショップには、マルイやユニクロ、ABCマート、スギ薬局、エディオンなどをはじめ、セブン-イレブンやローソンといったコンビニ、さらに公共料金や電話・インターネットと、対象が幅広くなっています。
エポスNetでよく利用する対象店舗を3つ選んで登録し、エポスカードを使って支払いをすれば最大3倍のポイントを受け取ることができます。
対象ショップについては以下のURLから確認してください。
対象ショップ一覧|クレジットカードはエポスカード
https://www.eposcard.co.jp/pointup/index.html
エポスカードのポイントのお得な使い方
貯まったエポスカードポイントは、もちろん買い物に使うことができますが、それ以外にもお得な利用方法があります。どんな方法があるか見ていきましょう。

マルイや通販で使う
マルイの店舗や通販で精算時に、1ポイント=1円換算で割引してもらえます。
利用ポイントは1ポイント単位で利用できるので、端数の支払いにも使えます。
店舗でポイント利用したいなら、清算前にカードを提示し、エポスポイントで支払いたい旨を伝えましょう。ネット通販でポイントを使う場合は、以下の手順でネット通販利用分の支払いについてポイントを使って割引することができます。
- エポスNetにログインする
- お支払い予定額照会画面で、「ポイントで割引(ネット通販限定)」を選択
- ポイントで割引したい支払いを選択
- 割引に利用するエポスポイントを入力する、または「全額利用する」ボタンを押す
- 内容を確認し、「ポイント利用を確定する」ボタンを押す
- 手続き完了
商品・グッズと交換する
ポイントに応じて、カプコンやコーエーテクモゲームスなどの人気のゲームやソフトバンクフォークスの球団のオリジナルグッズと交換することができます。交換できるグッズの種類も多く、チケットケースやパスケース、トートバッグやクリアファイルなど、さまざまなオリジナルグッズが準備されています。
ギフトカードと交換する
貯まったポイントに応じて、マルイ商品券やギフトカードなどと交換することができます。
おもな交換可能な商品券やギフトカードは以下になります。申し込みから1週間程度で送られてきます。
交換できるギフトカードの金額 | 必要エポスポイント | |
---|---|---|
マルイ商品券 | 1000円 | 1000p |
VJAギフトカード (全国共通商品券) |
1000円 | 1000p |
クオカード | 1000円 | 1000p |
スターバックスカード | 3000円 | 3000p |
KEYUCAお買物券 | 500円 | 500p |
(株)モンテローザお食事券 | 1000円 | 800p |
IDC OTSUKA エポスクーポン券 |
1000円 | 1000p |
他のポイントに移行する
エポスポイントは他社のマイルやコインなどに移行することもできます。
移行できるおもなマイルやコインは以下になります。
交換先 | 交換先ポイント | 必要エポスポイント |
---|---|---|
ANAのマイル | 500マイル(ゴールド・プラチナ会員は600マイル) | 1000p |
ANA SKY コイン | 1000コイン | 1000p |
JALのマイル | 500マイル | 1000p |
スターバックスカード(チャージ) | 500円分チャージ | 500p |
ノジマスーパーポイント | 500p | 500p |
dポイント | 1000p | 1000p |
au WALLET ポイント | 1000p | 1000p |
エポスVisaプリペイドカードにチャージする
マイルなどのポイントは使わないし、まわりにマルイ店舗がない人は、貯まったポイントをエポスVisaプリペイドカードに移行(チャージ)すれば国内外3800万ヵ所もあるVISA加盟店で使用することができるようになります。
<エポスVisaプリペイドカードへのチャージ方法>
- エポスNetにログイン
- 「エポスVisaプリペイドカード」の「各種手続き・照会」を選ぶ
- 「エポスポイントを移行する」を選ぶ
- 移行ポイント数を入力
- 確認後、「エポスカード」のセキュリティーコードを入力
- 手続き完了
エポスカードのポイントの裏技
最後にあまり知られていないポイント活用法を紹介します。
ポイント期限が切れる前に有効期限延長の申し込みをする
3ヶ月以内に期限切れとなるポイントがある場合には、「ポイント有効期限を延長する」が表示されポイント延長の申し込みをすることができます。
エポスNetにログインして手続きができれば、全てのポイントの有効期限が申し込みから24ヶ月後まで延長されます。
リボ払いでポイント還元率2倍
支払方法の選び方によってもポイントの貯まり方が変わります。
毎月一定額を返済する自動リボ払いまたは締め日後にリボ変更した場合、ポイント2倍にすることができます。
ただしリボ払いには手数料がかかりますし、毎月一定額の返済ではなかなか元本が減らず、返済が長期化する場合がありますのであまりおすすめはしません。
それでもリボ払いを選択する場合は、まとまったお金が入ったときに一括返済や繰り上げ返済するようにしましょう。
ポイント投資でさらに増やす
最近提供されたポイントの使い道として、ポイント投資をする方法もあります。こちらは口座開設なしでエポスポイントを使って投資の体験ができるサービスになります。
ポイントをお金の代わりに投資するのではなく、ポイントのまま投資し、ポイントを増やす仕組みになっています。
まとめ
今回はエポスカードのポイントについて解説しました。
- 基本0.5%のポイントが還元、有効期限は2年
- 生活の中でエポスポイントを貯めることができる方法は多い
- 楽天Edyならポイント2重取りが可能
- ゴールド・プラチナ会員はポイントアップショップ指定やボーナスポイントが使える
- ポイントは支払いや商品券・ギフトカード、マイルやポイントに交換できる
エポスポイントは貯め方も使い方も幅広く、自分の生活に合わせやすいのではないでしょうか。身近にポイントを貯めやすい・使いやすいサービスがあるのなら、ぜひ上手にエポスカードを使ってみてください。

編集部
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