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エポスカードは電子マネーへのチャージでもポイントが付与される
エポスカードは通常で200円(税込)につき1ポイント、つまり還元率は0.5%のカードです。
他社のクレジットカードと比べてポイント還元率が高いわけではありませんが、電子マネーにチャージするだけで、チャージ分と電子マネー決済分のポイントを二重取りすることができます。

エポスカードを使って、チャージできる電子マネーサービスは6種類あります。
電子マネーの種類 | 支払方法 |
---|---|
モバイルSuica | プリペイド型 |
楽天Edy | |
エポスVisaプリペイドカード | |
スターバックスカード | |
au WALLETプリペイドカード(※) | |
Apple Pay | 後払い型 |
※au WALLETプリペイドカードは、順次「au PAYプリペイドカード」に名称変更が実施されています
エポスカードと連携できる電子マネーサービスのほとんどはプリペイド型(決済前にあらかじめ料金を支払っておく方法)です。Apple Payだけは後払い型となっています。
エポスゴールド・プラチナカードならモバイルSuicaはポイント還元1.5%
エポスカードを通常利用する場合は0.5%の還元率ですが、エポスゴールドカード以上で「選べるポイントアップショップ」にモバイルSuicaを登録しておくことで、さらに還元率を上げることができます。
エポスゴールドカード
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ETCカード
- 家族カード
- 選べるポイントアップショップだと、ポイント最大3倍
- 招待:永年無料 年間利用額50万円以上:翌年以降永年無料
「選べるポイントアップショップ」とは、エポスゴールドカード・プラチナカード会員限定で、普段よく利用する店舗を最大3店舗まで事前にエポスNetで登録しておくと、その店舗での利用時のポイントが最大3倍となるサービスです。
この対象にモバイルSuicaも入っているので、事前にモバイルSuicaを登録しておくことで、エポスゴールド・プラチナカードからモバイルSuicaへチャージすると1.5%のポイント還元を受けることができます。
この還元率はSuicaの利用がお得になるといわれているカードのひとつである、JR東日本が発行している「ビューカード」に匹敵する高還元率になっています。
楽天Edyへのチャージは楽天カードと同じ
楽天Edyの利用は楽天カードでチャージするのがお得なイメージがありますが、エポスカードでチャージすると、どのくらいポイントがもらえるのでしょうか。
楽天Edyへ楽天カードでチャージする場合とエポスカードでチャージする場合、それぞれの還元率をまとめてみました。
エポスカードで楽天Edyにチャージした場合
-
付与ポイント:
- 1000円のチャージつき5エポスポイント(5円相当)
- チャージした楽天Edyを使って200円(税込)ごとに1エポスポイント(1円相当)
※「Edyでポイント」の事前設定が必要
還元率:合計1.0%の還元
楽天カードで楽天Edyにチャージした場合
-
付与ポイント:
- 200円(税込)チャージごとに1楽天ポイント(1円相当)
- チャージした楽天Edyを使って200円(税込)ごとに1楽天ポイント(1円相当)
還元率:合計1.0%の還元
エポスカードでも楽天カードでも、チャージと利用で0.5%ずつポイント還元され、合計還元率は1.0%となり、付与されるポイントは同等であることがわかります。
au WALLETプリペイドカードへのチャージは+0.5%のポイント上乗せ可能
エポスカードからau WALLETプリペイドカードへのチャージの還元率は、通常どおり0.5%です。
しかしチャージをエポスカードで行い、エポスカードの毎月の支払いをリボ払いに設定(ポイント最大2倍)して繰上返済をすると、リボ手数料なしでエポスカードのポイント還元率を+0.5%上乗せすることが可能です。
- 本来の還元率:0.5%
- リボ払いポイント:0.5%
- au WALLETプリペイドカードの利用:0.5%
合わせて最大1.5%のポイント還元です。ただし、リボ払いは、毎月の支払額が一定で返済の負担が少ないというメリットがありますが、支払額が少ないために返済が長期化してしまうデメリットもあり、なるべく利用を避けるほうがいいでしょう。
また、エポスポイントを利用して、au WALLETプリペイドカードチャージ金額の支払いをすることも可能です。
※au WALLETプリペイドカードは、順次「au PAYプリペイドカード」に名称変更が実施されています
Apple Payにも対応
エポスカードをApple Payに設定すれば、QuickPay加盟店でiPhoneをかざして支払いすることができます。エポスポイントは、200円(税込)ごとに1ポイント付与され、還元率は0.5%です。

さらに不定期にキャンペーンが開催されていれば、ポイントを追加でもらうことができます。
例えば、2018年3月1日(木)~5月31日(木)の期間に行われた、「【Apple Pay】はじめての「設定」・「利用」でもれなくポイントプレゼント!」というキャンペーンを挙げてみます。
このキャンペーンは、期間中Apple Payにエポスカードを初めて設定すると「100エポスポイント」がもらえ、さらに設定されたApple Payを初めて利用すると追加で「100エポスポイント」をもらうことができる内容となっていました。こうしたキャンペーンが不定期に行われていることがあるので、登録前に調べてみることをおすすめします。
また、Apple Payの画面に表示されるエポスカード券面を提示することで、エポスカードの優待を受けることができます。

ただし、一部優待対象店舗については、対象外となるため注意してください。
例えば、MONA新浦、安させぼ五番街、アミュプラザおおいた、モレラ岐阜、unimoちはら台、千歳アウトレットモール・レラなどでは優待を受けられません。
その他、対象外の店舗は、公式ホームページ内「エポスカードの優待施設での特典は使えますか?」を確認してください。
スタバカードへのチャージはポイント2倍!
スタバ独自のプリペイドカード「スターバックスカード」にエポスカードでチャージすると、ポイントが2倍になります。また、貯まったエポスポイントをスターバックスカードにチャージすることができます。
注意点としては、ポイントの移行は1ポイント単位ではなく、500エポスポイント単位であることです。ある程度ポイントが貯まってから手続きをしましょう。また、ポイント移行は、申込日から1週間程度となります。
また、スターバックスカードを持っていない人は、エポスポイントと交換することで、スターバックスカードをもらうことができます。
スターバックスカードとの交換には、3000円エポスポイントが必要になります。このポイントは、そのままスターバックスカードにチャージされます。

スターバックスカードは、申し込みから1週間程度で送られてきます。スターバックスカードがあれば、次回からはポイント移行でチャージすることができるようになります。
スターバックスカードの利用で覚えておいてほしいポイントは、スターバックスカードへのチャージでポイント付与率がアップするキャンペーンが不定期で開催されていることです。
例えば2019年3月1日(金)~3月31日(日)の期間に実施されたキャンペーンでは、対象期間中5000円以上のスターバックスカードオンラインチャージ(入金)で、エポスカードのグレードに応じて、エポスポイントを2~10倍もらうことができました。
こうしたキャンペーンを見逃さないようにすると、さらにお得にエポスカードを利用することができます。
まとめ
今回はエポスカードの電子マネーについて解説しました。
- エポスカードを電子マネーのチャージ先にして利用することが可能
- エポスカードは電子マネーへのチャージもポイント付与対象になる
- お得にチャージできるのはモバイルSuicaと楽天Edy
- エポスポイントはスタバカードにチャージや交換が可能
自分が利用している電子マネーがあるのなら、エポスカードとひも付けることで、よりお得に利用できるかもしれません。一度、自分が使っている電子マネーを確認してみてはいかがでしょうか。

編集部
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