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エポスカードの有効期限は発行から5年
エポスカードの有効期限は、発行から5年になります。
有効期限を確認するには、まずエポスカードを取り出してみてましょう。カード前面を見ると会員番号の下辺りに、「/」で区切られた「10/24」のような4つの数字が有効期限になります。
普段私たちが使っている年月の表記は、年→月ですから、最初はわかりづらいかもしれません。クレジットカードは国際規格の表記を利用しているため、表記が月→年の順番になっています。
先ほどの例なら、「2024年10月末まで利用できる」ことになります。

エポスカードの有効期限が近づいたら確認しておくこと
有効期限を確認したところ、そろそろ期限が近づいてきていることがわかったら、次の事項を確認しておきましょう。
登録住所の確認
基本的にクレジットカードの有効期限が近づいたからといって、利用者側がなにかする必要はありません。放置しておいた場合でも、更新されたカードが郵送で届きます。届く時期としては、一般的に有効期限の1ヶ月前になることが多いです。
届け先の住所はエポスカードを申し込んだときに記載した住所となります。そのため、もし引っ越しなどで住所が変更している場合は、住所変更の手続き漏れがないか確認しておきましょう。
住所変更手続きが必要な場合は、以下の方法で行うことができます。
- インターネットで変更する
- 郵送で変更する
インターネットで変更する場合は、エポスNetのマイページの「ご登録情報の変更」から変更手続きができます。
郵送で変更する場合は、以下の方法で資料請求ができます。届いた変更届に変更内容を記入し返送すれば手続きが完了します。
- 公式サイトへアクセス
- 「エポスカードについて」から「資料請求」を選択
- 「ご登録情報の変更」を選択
- 「カード番号で請求する」または「エポスNetにログインして請求する」を選択
デザインカードは通常カードになる可能性がある
申し込んだときにオリジナルデザインやコラボデザインを選んだ人もいるかもしれません。もし現在自分が選んだデザインカードの新規受付が終了している場合は、更新時にデザインが通常のカードデザインになってしまう可能性があります。
また、もし通常カードが気に入らない場合は、その都度変更を受け付けているデザインもあるため、更新した後に現在変更可能なデザインへの変更を申し込んでもいいかもしれません。
注意点としては、現在利用しているカードの種類が、ゴールドカード・プラチナカードの場合です。ゴールドカード・プラチナカードの人がデザインを変更すると特典や機能が利用できなくなります。
有効期限の更新時にも審査がある
クレジットカードの更新は自動で行われますが、無条件で次のカードが発行されるわけではなく、申し込みのときと同じく更新のための審査があります。
これまでの利用状況や支払い状況など、「途上与信」と呼ばれるカードの使い方の定期的なチェックが行われ、今後も利用者に信用力(お金を貸してちゃんと返してくれる人かどうか)が確認されます。これによって、更新するかどうか、利用限度額の設定を変更するかどうかなどが検討されます。
更新時の審査に引っかかってしまうと、クレジットカードは更新されません。もし有効期限に近づいているのに新しいカードが届かないという人は、審査に引っかかってしまった可能性がありますので、以下の項目に当てはまっていないかチェックしてみましょう。
- 長期にわたりカード利用実績がない
- 延滞が多い(短期間の延滞でも繰り返せば審査落ちの可能性がある)
- 他社での滞納や債務整理が個人信用情報機関のデータにより発覚した
- 職業などの属性が変わり、年収が下がった
- カード会社に迷惑行為をした(クレーム・嫌がらせなど)
更新されなかったときの対処については、後述する「更新されたエポスカードが届かない場合の対処法」で確認してください。
更新されたエポスカードが届いたらやること
新しいエポスカードが届いたら、次のことをやっておきましょう。
- カードの裏面にサインをする
- 古いカードを処分する
- 各種支払いの更新をする
カードの裏面にサインをする
クレジットカードは裏面の署名欄にサインがないと原則利用できません。
また、サインのないカードが万一盗難などで不正利用されても、カードの持ち主に責任ありと判断され、補償がききません。新しいカードが届いたら必ず署名をしておきましょう。
古いカードを処分する
新しいカードが届いたら、古いカードは処分してください。特に磁気テープ(磁気ストライプともいいます)やICチップは個人情報などの重要なデータが保存されているので、必ずハサミなどで細かく切ってから処分するようにしましょう。

各種支払いの更新をする
クレジットカードの更新によって、有効期限も更新されます。クレジットカード払いにしているネットショッピングなどのECサイトやインターネットの接続料などは、新しい有効期限に更新しなくてはいけない場合が多いため、忘れずに更新手続きをしておきましょう。クレジットカードのカード番号は変わらないので、一般的に変更する必要はありません。
なお、水道光熱費などをクレジットカードで引き落としている場合については、原則手続きは不要です。
エポスカードでカード情報変更手続きがいらない会社は以下になります。
<手続き不要な会社一覧>
- NTTドコモ
- au
- ソフトバンクモバイル
- NTT東日本
- NTT西日本
- 東京電力
- 関西電力
- 東京ガス
- 大阪ガス
- ENEOSガス
- 東京都水道局
- 大阪市水道局
- ENEOSでんき
- BIGLOBE
- Yahoo!BB
- NTTコミュニケーションズ
- NTTぷらら
- KDDI
更新されたエポスカードが届かない場合の対処法
更新時期になっても、新しいエポスカードが届かない原因として、以下の理由が考えられます。
- 住所変更手続きができていない
- 配送ミスや遅延
- カードの利用頻度が少ない
- 更新時の審査に落ちた
有効期限が近づいても更新カードが届かないことに気づいたら、すぐにカード裏面に記載されている電話番号のエポスカスタマーセンターに連絡をして配送状況を確認しましょう。
また、もしも更新時の審査に落ちてしまい、カードの更新が行われなかった場合は信用情報に問題がある可能性があります。自分の信用情報を確認し、利用額の支払いの遅延や滞納がないかなどチェックしましょう。更新時の審査に通らなった場合は、更新時期に見送りになった通知が郵送で届きます。
信用情報を取り扱っている機関は3つあります。
- 全国銀行個人信用情報センター(KSC)
おもに銀行系クレジットカードやカードローンの個人信用情報を管理している
https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/about/ - 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
おもに割賦販売や消費者ローン、クレジットカードなどの信用情報を管理している
https://www.cic.co.jp/index.html - 株式会社日本信用情報機構(JICC)
おもに消費者金融や信販会社系クレジットカードの個人信用情報を管理している
https://www.jicc.co.jp/
各個人信用情報機関には、自分の情報を確認するための「情報開示」「本人開示」という仕組みがあります。手続きを行えば、自分の信用情報を直接見たり、郵送で受け取ったりすることが可能です。
開示の申し込みは各機関、以下の方法で行うことができます。
機関名 | 申込方法 | 手数料 |
---|---|---|
KSC | センターへの郵送のみ | 郵送:1000円 |
CIC | ・パソコン ・スマートフォン ・郵送 ・窓口 ※2020年4月13日現在、窓口・郵送での受け付けは休止 |
パソコン・スマートフォン・郵送: 1000円 窓口:500円 |
JICC | ・スマートフォン ・郵送 ・窓口 ※2020年5月29日まで窓口での受け付けは休止。休止期間は状況により変更となる場合があり |
スマートフォン・郵送:1000円 窓口:500円 |
エポスカードを解約するには
エポスカードを利用しなくなったなどの理由で解約したい場合は、カードが送られてくる有効期限より前に手続きをしましょう。

解約はエポスカスタマーセンター(電話窓口)かエポスカードセンター(店頭窓口)で手続きできます。
- エポスカスタマーセンター
https://www.eposcard.co.jp/info/index.html#anc04 - エポスカードセンター
各都道府県のマルイ店舗 など
※エポスカードセンターは以下から調べることができます。 https://www.eposcard.co.jp/cardcenter/index.html
また、解約するには支払残高をゼロ円にしておく必要があります。エポスNetの「お支払金額照会」から支払残高を見ることができますので、事前に確認し、支払い漏れがないようにしておきましょう。
エポスカードを解約したら貯めていたエポスポイントはどうなる?
エポスカードを解約すると残っているエポスポイントは失効してしまいます。
貯めていたポイントを無駄にしないためには、以下のどちらかを行いましょう。
- 解約前にポイントを使い切る
- 他社のポイントサービスに移行する
解約前にポイントを使い切る
エポスポイントの有効期限は、ポイント加算日から2年間となっています。ポイントを使い切っていると思っていても、残っていることがありますから、解約前にエポスポイントの残高を確認しておきましょう。
残高がある場合は、マルイの店舗・通販でのショッピングや商品券・ギフト券への交換などで使い切ってしまいましょう。
利用しているカードの種類がエポスゴールド・プラチナカードの場合は、ポイントの期限は無期限になります。
他社のポイントサービスに移行する
エポスカードのポイントは、マイルなどの他社のポイントサービスに交換することができます。
おもなポイントサービスを載せておきますので、解約前にポイントを移行しておきましょう。注意点としては、移行先によって反映されるまで時間がかかることです。更新や解約のタイミングを考慮して、移行手続きをしてください。
ポイント移行先 | 交換先ポイント | 移行手続き期間 |
---|---|---|
JALのマイル | 500マイル | 1ヶ月程度 |
ANAのマイル | 500マイル プラチナ・ゴールド会員なら600マイル |
2~3日後 |
ANA SKY コイン | 1000コイン | 2~3日後 |
スターバックス カード | 500円分 | 1週間程度 |
dポイント | 1000ポイント | 1~2ヶ月程度 |
au WALLET ポイント | 1000 au WALLET ポイント | 1ヶ月程度 |
ポイント移行先 | 交換先ポイント | 移行手続き期間 |
---|---|---|
ノジマスーパーポイント | 500ノジマスーパーポイント | 1~2週間後 |
まとめ
今回はエポスカードの有効期限について紹介しました。特に、以下のポイントに留意しましょう。
- 基本的には放っておいても更新されたカードが郵送で届く
- 有効期限が近づいたら登録住所を確認しておく
- 新しいカードが届いたら古いカードは処分する
- 更新されたカードが届かなかった場合はカスタマーセンターに問い合わせる
- 解約する場合は、有効期限より前に解約手続きをしておく
- 解約するなら事前に支払残高をゼロ円にし、ポイントは使い切っておく
有効期限に近づけば、更新手続きをしなくても新しいエポスカードは送られてきます。ですが、住所が変更できていなかったり、審査に通らなかったりすると、カードは送られてきません。もしも有効期限を過ぎても届かなかった場合には、早めにカスタマーセンターに問い合わせ、状況を確認するようにしましょう。

編集部
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