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出発間近に海外旅行傷害保険を手配したいならエポスカードが便利
エポスカードはマルイ店舗のエポスカードセンターでの受け取りを選んだ場合、即日発行・受け取りが可能です。年会費が無料でマルイの店舗で利用する際の割引や海外旅行傷害保険も充実しているので魅力的なカードといえます。
海外旅行の出発間近に申し込んでもすぐに手に入るので便利ですが、2020年5月10日時点では、外出自粛要請の影響で、一部のエポスカードセンターは臨時休業となっているので注意が必要です。
エポスカード海外旅行傷害保険3つのメリット
エポスカードは年会費無料にもかかわらず海外旅行傷害保険は内容が充実しています。メリットは以下の3つです。

- 自動付帯・留学やワーホリにも使える
- キャッシュレス診療に対応
- バーチャルカードを発行できる
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
自動付帯・留学やワーホリにも使える
海外旅行傷害保険には、カードを所有しているだけで補償を受けられる自動付帯と旅行代金を支払った場合のみ補償を受けられる利用付帯があります。

エポスカードは自動付帯なので、所有しているだけで補償を受けることが可能です。
この海外旅行傷害保険は90日以内の留学やワーキングホリデーにも利用できます。留学するときは付保証明書という書類の提出が必要なので、出発の2週間前に24時間受付のエポスカード海外旅行傷害保険事故受付センターに連絡しましょう。
キャッシュレス診療に対応
キャッシュレス診療とは、旅行先で診療や治療を受けた場合、当日の医療費をカード会社が立て替えてくれるサービスです。
キャッシュレス診療に対応していれば、すぐに医療費を準備できない場合でも安心ですが、病院に行く前にカード会社に連絡が必要なので覚えておきましょう。
バーチャルカードを発行できる
バーチャルカードとは、インターネットショッピングサイトで通常のクレジットカードと同様に利用できるカード番号をWeb上で発行してくれるサービスです。
カード番号が使い捨てであるため、海外のWebサイトでカード番号が漏れることを不安に感じている人に向いているでしょう。
エポスカード海外旅行傷害保険の補償対象者
エポスカードの海外旅行傷害保険の補償対象者となるのは以下のとおりです。
- エポスカードを契約中の会員本人
他社のクレジットカードには、家族カードの会員も同様の補償が受けられる、家族特約というカード会員の家族も補償を受けられる特約が付帯しているものもあります。
しかし、エポスカードは上記のように契約中の本人だけに限られており、家族特約が付帯されていないため、家族は補償の対象外になるという点に注意が必要です。そのため、単身者の旅行に向いている補償内容といえるでしょう。
エポスカード海外旅行傷害保険で補償される旅行期間
エポスカードの海外旅行傷害保険で補償される旅行期間は以下のとおりです。
- カード加入日(カード発行日)の翌日以降に日本を出発する旅行が対象
- 1旅行につき日本を出国してから最長90日間
カード発行日の当日は補償対象外です。また、補償される旅行期間は、最長90日と限られているので注意が必要です。
エポスカード海外旅行傷害保険の種類と補償額
エポスカードの海外旅行傷害保険の種類と最高補償額を表でまとめると以下のとおりです。
保険の種類 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 2000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
年会費無料の楽天カードと比べると、治療費用は200万円とほぼ同じですが、楽天カードは利用付帯なので旅行代金を支払わないと補償を受けられません。
dカード GOLDは年会費が1万円かかりますが、治療費用は300万円です。もしも、海外で盲腸の手術を受けると、国によっては200万円程度の治療費がかかる場合もあります。
エポスカードでは、年会費無料で疾病治療費用は270万円と手厚い補償を受けられます。
エポスカード海外旅行傷害保険の各支払条件
エポスカードの海外旅行傷害保険は保険金が支払われないケースもあるため、各支払条件を事前に確認しておくことが重要です。
それぞれの支払条件を詳しく見ていきましょう。
傷害死亡
傷害死亡は、エポスカード会員本人が海外旅行中の偶然な事故で負ったケガが原因で、事故の日からその日を含めて180日以内に死亡した場合に支払われます。
傷害後遺障害
傷害後遺障害は、エポスカード会員本人が海外旅行中の偶然な事故で負ったケガが原因で、事故の日からその日を含めて180日以内に身体に後遺障がいが生じた場合が支払い対象です。
傷害治療
傷害治療は、エポスカード会員本人が海外旅行中の偶然な事故で負ったケガが原因で医師の治療を受けた場合に支払われます。
疾病治療
疾病治療は、エポスカード会員本人が海外旅行開始から海外旅行終了後72時間以内に発病した病気が原因で、海外旅行中または海外旅行終了後72時間以内に医師の治療を受けた場合が支払い対象です。
また、海外旅行中に感染したコレラやペストといった特定の伝染病が原因で、海外旅行中または海外旅行終了後30日以内に医師の治療を受けた場合にも支払われます。
賠償責任
賠償責任は、エポスカード会員本人が海外旅行中に誤って他人にケガを負わせた、他人の物を壊して損害を与えたなど、法律上の損害賠償責任を追及された場合に支払われます。
携行品損害
携行品損害は、エポスカード会員本人が海外旅行中に携行品(補償の対象者が所有する物や、旅行の前に旅行のために他人から無償で借りた物)が、盗難・破損・火災といった偶然な事故で損害を受けた場合に支払われます。
救援者費用
救援者費用は、海外旅行中にエポスカード会員本人が以下のようなケースに該当した場合において、本人及び親族の渡航費や宿泊費、本人の捜索費や移送費に対して支払われます。
- 旅行期間中のケガによる事故後180日以内に死亡した
- 疾病によって旅行期間中に死亡した
- 旅行期間中に疾病による旅行期間終了後30日以内に死亡した
- 旅行期間中のケガや発病した疾病で7日以上継続入院する
- 旅行期間中に山岳遭難、搭乗機や船舶の行方不明・遭難した
- 旅行期間中に偶然な事故で一保険者の生死が確認できない
- 緊急な捜索救助を要する状態を警察などが確認した
エポスゴールドとの海外旅行傷害保険の違いを比較
エポスカードには、上位カードであるエポスゴールドがあります。エポスゴールドは、海外旅行傷害保険の最高補償金額が傷害死亡・後遺障がいで1000万円、傷害・疾病治療300万円と手厚くなります。
エポスゴールドの年会費は5000円ですが、年間の利用額が50万円以上だと、翌年以降の年会費が永年無料となります。
エポスゴールドカード
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ETCカード
- 家族カード
- 選べるポイントアップショップだと、ポイント最大3倍
- 招待:永年無料 年間利用額50万円以上:翌年以降永年無料
エポスカード海外旅行傷害保険金の請求・申込方法
万が一海外旅行中に不慮のケガや事故などが生じた場合は、まずは滞在地によって異なるエポスカード海外旅行傷害保険事故受付センターに電話します。
帰国してからは、30日以内に24時間受付の日本の窓口に保険金を請求します。
保険金の請求時に提出する書類の中には、現地でしか手配できないものも複数枚あるため、現地にいるうちに専用窓口で必要書類について確認しておきましょう。
エポスカード海外旅行傷害保険の注意点
エポスカードの海外旅行傷害保険には、基本的な保険内容は抑えられていますが、以下のようなサービスは付帯していません。
- レンタル品の盗難は保険対象外
- 子供や家族の保険はカバーできない(家族特約なし)
- 飛行機遅延や欠航、ロストバゲージ保険はない
- ショッピング保険なし
- 無料エポスカードでは空港ラウンジは使えない
補償の適用外となるもの
海外旅行中に生じた疾病やケガでも、以下のように適用外となるケースもあります。
- 疾病治療費用についても歯科疾病や妊娠・出産は対象外
- 危険なスポーツ(登山など)中のケガ
- 他覚症状のないムチウチ症や腰痛
他にも適用外となるケースがいくつかあるため、あらかじめ確認しておきましょう。
医療費の高い国へ渡航する場合は複数枚あると安心
多少のケガや風邪程度であれば、エポスカードの海外旅行傷害保険でカバーできます。しかし、医療費が高額なアメリカやアフリカなどで長期間の入院になると、治療費が1000万円を超えるケースもあります。

カードを複数枚持っていれば、治療費が高額になっても補える可能性が高まるでしょう。
まとめ
エポスカードの海外旅行傷害保険が適しているのは、以下のような条件を満たしている人です。
- 単身者
- 子どもの保険が必要ない人
- できる限り早く海外旅行傷害保険付帯のクレジットカードが欲しい人
- 90日以内の短期旅行者
エポスカードは年会費無料で手厚い補償が自動付帯されています。また、即日発行に対応しているため、近々海外旅行を予定していて、なるべく早くクレジットカードを発行したい人に向いているクレジットカードといえるでしょう。

編集部
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