目次
dカード GOLDの海外旅行保険3つのメリット
dカード GOLDに付帯されている海外旅行保険は、以下の3つメリットがあります。

- dカード GOLDの海外旅行保険は自動付帯
- dカード GOLDの海外保険は子ども・家族も対象
- 旅行費用をdカード GOLDで払っておくと補償金額がUP
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
dカード GOLDの海外旅行保険は自動付帯
クレジットカードには、旅行保険が自動付帯または利用付帯されているのが一般的です。自動付帯では、クレジットカードを持っているだけで旅行保険が付帯されます。利用付帯では、クレジットカードで旅行代金を支払った場合のみ旅行保険が付帯されます。
dカード GOLDは海外旅行保険が自動付帯され、事前の加入手続きや保険料の支払いは不要です。持っているだけで、何回でも自動的に海外旅行保険が適用されます。

dカード GOLDの海外旅行保険は家族も対象
dカード GOLDに付帯する海外旅行保険の補償対象は以下のとおりです。
- dカード GOLDを契約中の本会員
- 家族カード会員
- dカード GOLD本会員と同一生計の配偶者
- 19歳未満で同居の親族
- 19歳未満で別居・未婚の子ども
家族カード会員になれるのは満18歳以上(学生を除く)です。そのため、高校生以下は発行できません。しかし、dカード GOLDの海外旅行保険には家族特約が付与されており、高校生以下の子どもも含めて補償を受けられます。
なお、本会員と家族カード会員の補償内容は変わりません。家族カードは1枚目まで年会費無料で発行できるため、家族旅行の機会が多い場合は、作っておいて損はないでしょう。
旅行費用をdカード GOLDで払っておくと補償金額がUP
dカード GOLDの海外旅行保険は、航空券代や国際線船舶代、ツアーなど海外旅行の費用をdカード GOLDで支払っていた場合、通常よりも補償金額がUPします。これは利用付帯と呼ばれ、死亡・後遺障害の補償金額は最高5000万円ですが、利用付帯の場合は最高1億円にUPします。
dカード GOLDの海外旅行保険で補償される旅行期間
dカード GOLDの海外旅行保険は、「海外旅行の目的を持って住居を出発した時から住居に帰着するまで」が補償期間です。
しかし、長期滞在の場合だと、補償期間にある程度の限界があります。出発の翌日から起算して90日目の午後12:00までしか補償を受けられないので注意しましょう。
dカード GOLDの海外旅行保険の種類と補償額
付帯する海外旅行保険に期待してクレジットカードを申し込んだものの、補償内容が期待外れだった場合、申し込んだ意味がありません。海外旅行保険の種類と補償額を事前に確認しておくことが重要です。dカード GOLDに付帯する海外旅行保険の種類と補償額は以下のとおりです。
種類 | 本会員と家族会員の補償額 | 本会員の家族の補償額 |
---|---|---|
傷害死亡 | ・利用付帯:1億円 ・自動付帯:5000万円 |
1000万円 |
傷害後遺障がい | ・利用付帯:程度により400万円~1億円 ・自動付帯:200万円~5000万円 |
程度により40~1000万円 |
傷害・疾病治療費用(1事故1疾病限度額) | 300万円 | 50万円 |
賠償責任(1事故限度額) | 5000万円 | 1000万円 |
携行品損害(年間限度額) | 50万円(盗難時は限度額30万円) | 15万円 |
救援者費用(年間限度額) | 500万円 | 50万円 |
dカード GOLDの本会員と家族会員は同等の補償を受けることが可能です。また、本会員の家族も補償対象となっているのがポイントです。通常のdカードには海外旅行保険が付帯されないことを考えると、dカードGOLDのサービスはかなり手厚いといえるでしょう。
dカード GOLD
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ETCカード
- 家族カード
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dカード GOLDの海外旅行保険の各支払い条件
上述したとおり、dカード GOLDの海外旅行保険は担保する項目と補償額が充実しています。それでは、各項目の支払い条件についても詳しく見ていきましょう。
傷害死亡
傷害死亡とは、事故によってケガを負い、そのケガが原因で亡くなることです。旅行期間中の事故によるケガが原因となり、事故の日から180日以内に死亡した場合、保険金が支払われます。
傷害後遺障がい
傷害後遺障がいは、事故によってケガを負い、そのケガが原因で後遺障がいが残ることを指します。旅行期間中の事故によるケガが原因となり、事故の日から180日以内に後遺障がいを生じた場合、保険金が支払われます。
傷害治療
傷害治療は、事故によってケガを負い、そのケガの治療を受けることです。旅行期間中の事故が原因で負ったケガに対して、事故の日から180日以内に受けた医師の治療の費用に保険金が支払われます。
なお、上述した「傷害死亡」「傷害後遺障がい」「傷害治療」については、事故の日から180日超、被保険者や保険金受取人の故意、危険なスポーツが原因などの場合、補償の対象外となるという点に注意しましょう。
疾病治療
以下のいずれかの疾病に該当し、保険が適用される責任期間が終了後72時間を経過するまでに治療が行われた場合、保険金が支払われます。
- 責任期間中に発病した疾病
- 責任期間終了後72時間以内に発病した疾病
「責任期間終了後72時間以内に発病した疾病」については、その疾病の原因が責任期間中に発生したものに限られます。
この他に、責任期間中に感染した感染症の予防、感染症の患者に対する医療に関する法律に規定されている「一類感染症~四類感染症」に感染し、責任期間が終了した日からその日を含めて30日を経過するまでに治療を開始した場合も、疾病治療に該当します。
ただし、被保険者や保険金受取人の故意による疾病、歯科疾病などは、補償の対象外なので覚えておきましょう。
賠償責任
賠償責任とは、旅行期間中に誤って他人をケガさせた、他人の物を壊してしまった場合に、被害者に負う責任です。このようなケースでは、被害者から損害賠償を請求される可能性があり、その際に保険金が支払われます。
被保険者の業務遂行に起因する事故や被保険者の親族に対する自己、自動車や船、航空機の所有・使用・管理に起因する事故などには、賠償責任が適用されません。
携行品損害
旅行期間中に、携行する身の回りの物が、盗難・破壊・火災といった偶然の事故で損害を受けた場合、保険金が支払われます。
ただし、業務目的で他人から借りた物、すり傷といった外観の損傷、置き忘れや紛失などは、携行品損害の補償対象外となるので覚えておきましょう。
救援者費用
旅行期間中に以下の事由に該当し、被保険者、被保険者の親族が、現地へ向かうための運賃や捜索・救助費用などを支出した場合、「救援者費用」として保険金が支払われます。
- ケガをして事故の日から180日以内に死亡した
- 病気によって死亡した
- 病気にかかり医師の治療を受け、旅行行程終了後30日以内に死亡した
- ケガまたは病気により継続して3日以上入院した
- 搭乗している航空機、船舶などが行方不明または遭難した
- 事故により生死が確認できない、緊急な捜索・救援活動が必要になった
「事故により生死が確認できない、緊急な捜索・救援活動が必要になった」については、被保険者の無事を確認後、現地に赴く救援者の費用は対象とはなりません。被保険者や保険金受取人の故意、危険なスポーツ中のケガなどは補償対象外です。

dカード GOLD海外旅行保険には海外航空便遅延費用特約も含まれる
海外航空便遅延費用特約とは、飛行機の遅延や手荷物の遅延・紛失などのトラブルが発生し、それらのトラブルに対応するために負担した一定の費用を補償してくれる保険です。
dカード GOLDの所有者は、本会員・家族会員・本会員の家族全員が海外航空便遅延費用特約の対象となっており、一律の補償額が定められています。
海外航空便遅延費用特約では、どのような補償を受けられるのか詳しく見ていきましょう。
乗継遅延
航空便の乗り継ぎを予定していて、乗継地点に到着する飛行機が遅延し、乗継予定の飛行機に乗れなかった場合、以下に該当する費用を負担すると、いずれかの高い金額が定額で支払われます。
- 宿泊施設の客室料:3万円
- 交通費または旅行サービス取消料:1万円
- 食事代:5000円
この補償を受けられるのは、到着便の実際の到着便から6時間以内に代替便を確保できなかった場合に限られます。また、乗継遅延が生じた原因が、保険契約者もしくは被保険者の故意、戦争などの場合には補償を受けられません。
手荷物遅延
搭乗した航空機は空港に到着したにもかかわらず、航空会社の手荷物遅延が原因となり、携行していた身の回りの品が予定どおりに目的地に運搬されなかった場合、衣類の購入など当座の生活必需品を購入すると、1回の事故につき3万円を限度に補償してもらうことが可能です。
この補償については、航空便が到着してから6時間以内に手元に荷物が届かなかった場合に限られます。また、乗継遅延の場合と同様に、原因が保険契約者もしくは被保険者の故意、戦争などの場合には補償を受けられません。
出航遅延
利用する予定だった航空機が、出航遅延、欠航や運休、搭乗予約受付業務の瑕疵(かし)により、搭乗できず、被保険者が以下に該当する費用を負担した場合は、いずれか高い金額を定額で支払ってくれます。
- 宿泊施設の客室料:3万円
- 交通費または旅行サービス取消料:1万円
- 食事代:5000円
しかし、全ての出航遅延に適用されるわけではありません。遅延時間が4時間以上の場合や、従来の出航予定時刻から6時間以内に代替の航空便を利用できない場合に限定されます。保険契約者もしくは被保険者の故意や戦争などの理由で出航遅延が生じた場合も適用されないので注意しましょう。
dカード GOLD海外旅行保険金の請求・申込方法
dカード GOLDの海外旅行保険で支払われる保険金の請求・申し込みには、期限があります。事故の起きた日を含めて30日以内に「東京海上日動dカード保険デスク」へ電話で事故の内容を報告し、帰国後に手続きをして請求しなければなりません。
窓口:東京海上日動dカード保険デスク
受付時間: 9:00~22:00(土・日・祝日・年末年始を除く)
番号:0120-619-360(フリーダイヤル)
※フリーダイヤルを利用できない場合:03-3946-1386
※海外からの場合:滞在国の国際電話アクセス番号-81-3-3946-1386(日本向けの通話料がかかる)
また、手続きには診断書や示談書といった現地でのみ手配できる書類が必要になります。これらの書類がなければ、保険金を請求できないため、事故が発生した場合にはどのような書類が必要になるか事前に確認しておきましょう。
dカード GOLD海外旅行保険の注意点
dカード GOLDの海外旅行保険は手厚いサポートが魅力ですが、利用する際は以下の2つについて注意しましょう。
- キャッシュレス診療は非対応
- 補償の適用外となるものがある
キャッシュレス診療は非対応
キャッシュレス診療とは、旅行先で万が一の事態が発生した場合に、自身は現地でお金を支払わずに診療を受けられるサービスのことです。診療にかかった費用は、保険会社が直接医療機関に支払ってくれるため、本人の費用負担はありません。
しかし、dカード GOLDの海外旅行保険はキャッシュレス診療に非対応です。診療にかかった費用を立て替えなくてはならないという点に注意が必要です。
補償の適用外となるものがある
dカード GOLDの海外旅行保険には、補償の適用外となるケースもあるので注意が必要です。例えば、以下のような条件に該当する場合は補償を受けることができません。あらかじめ確認しておきましょう。
- 疾病治療費用についても歯科疾病や妊娠・出産は対象外
- 危険なスポーツ(登山、スカイダイビングなど)中のケガ
まとめ
dカード GOLDの海外旅行保険の特徴をまとめると以下のとおりです。
- 海外保険の条件、金額は家族カードの利用者も同じ
- dカード GOLDを持たない家族への補償もあるが金額が異なる
- 海外航空便遅延費用特約が付帯しているので乗継遅延費用もカバー
通常のdカードを持っていても、海外旅行保険は付帯されていないため、補償を受けることはできません。しかし、dカードGOLDであれば、本会員だけでなく、その家族も手厚くサポートしてくれるのが魅力です。家族カードも1枚目は年会費無料で発行できるため、持っておいても損はないカードといえるでしょう。
dカード GOLD
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ETCカード
- 家族カード
【ご入会&各種設定&エントリー&ご利用で合計最大16,000dポイント(※期間・用途限定)】
- 毎月のドコモご利用料金をdカード払いにすると1,000ポイント進呈
- 入会後のショッピング利用で25%ポイント(最大13,000ポイント)
- 「こえたらリボ」「キャッシングリボ」の設定で2,000ポイント進呈
- 毎月のドコモのケータイ/「ドコモ光」ご利用料金1,000円(税抜)ごとに10%還元(ご利用料金1000円(税抜)につき100ポイント)
- 家族カード1枚目は無料、2枚目以降1000円/枚