もう審査に悩まない! ETCカードを審査なしで発行するための2つのカギ

審査なしのETCカード

「ETCカードを発行したいけど、クレジットカードは絶対に必要なの?」
「過去に滞納歴があるので、そもそもクレジットカードを発行できるか不安」
「ETCカードを発行するために、自分の状況に合ったクレカを選びたい」

ETCカードといえば、高速道路など有料道路の支払いの際に“割引・キャッシュレス・スピーディー”という3つのメリットが実現する、ドライバーにとっての頼もしい味方です。

ただ、「ETCカードを発行したいけど、自身の過去に滞納歴があるから、ETCカードの発行時に必要となるクレジットカードを発行できるかどうか、正直自信がない」と不安を抱えている人も少なくないはず。

そこで今回は、ETCカード、クレジットカード発行の際の“審査”に重きを置きつつ、ETCカード、クレジットカードを手軽に発行するための方法をご紹介します。

※価格の表記に関して、特に指定があるもの以外は税抜き表記となっています。

審査不要の「ETCパーソナルカード」

そもそも、クレジットカードがなくてもETCカードを持つことは可能です。

ETCパーソナルカード」は、高速道路株式会社が発行するETCカードで、クレジットカードを発行する必要がありません。通称「パソカ」とも呼ばれます。

「ETCパーソナルカード」の特徴は、ETCカード発行のための審査がないということ。基本的には金融機関口座があれば発行することが可能です。

クレジットカードがなくてもETCカードの発行は可能

まずは簡潔に、ETCパーソナルカードのメリットデメリットについてまとめます。

メリット

  • クレジットカードの発行が不要
  • ETCパーソナルカードの発行には審査がない
  • 他人に悪用されるリスクが低く、被害額が限定されている
デメリット

  • 年会費が必ず発生する
  • 高速道路などの有料道路における、月の平均利用額の4倍のデポジットが必要(2万円〜)
  • オンライン申請による発行ができないため、書類などはすべて郵送しなければならない

ETCパーソナルカードを紛失したとしても、クレジットカードとの紐付けがないこと、ETCパーソナルカードは高速道路などの有料道路のみでしか使用することができないことを考えると、他人に悪用され、高額請求をされるリスクは低いといえます。

審査がない一方、クレジットカードと比べるとコストが割高

「審査がない」以外に、クレジットカードが必要なETCカードとの違いは何でしょうか。

それは「年会費がかかる」「デポジットが必須」という点です。

ETCパーソナルカードは年会費が1257円(税込)、デポジットの最低額が2万円です。
それに対し、クレジットカード付帯のETCカードには年会費無料のものや、500円程度のものもあり、クレジットカード自体も年会費無料のものも多いため、コストとしては魅力的です。

デポジットの金額は、有料道路の平均利用額に応じて4パターンに分かれ、平均利用月額の4倍に設定されています。最低額の2万円は、月の平均利用額が5000円以下の場合に該当します。
また、高速道路などの有料道路を利用できる限度額は、デポジット額の80%までとなります。
デポジット額の80%を超えた場合、一時的に利用停止となるため、ご注意ください。

<デポジット額表>
平均利用月額 デポジット額
5000円 2万円
1万円 4万円
1万5000円 6万円
2万円 8万円

審査が不要という点は大きいので、「とにかくETCカードを手に入れたい」という人には向いているといえます。逆に、デポジットを維持し続けることに抵抗感がある人には、即断しづらいかもしれません。

ETCカードを発行する際のおすすめクレジットカード4選

現在有効なクレジットカードを所有しておらず、「クレジットカードを発行する必要があるけれど、クレジットカード発行の際の審査に通らないかも」と不安な方もいるのではないでしょうか。まずは、クレジットカードの種類を知ることで、どのクレジットカードが自分に合っているかを判断していきましょう。

代表的なクレジットカード発行会社の属性と特徴を、予備知識として簡単にご説明します。

会社の属性 おもな特徴
流通系 ・デパートやショッピングセンターなどの流通系企業、またはグループが発行
・若年層や専業主婦(主夫)も対象としたクレジットカードを発行するケースが多い
・買い物が優遇される特典が付加されているなど、日常生活で使いやすいクレジットカードを発行している傾向がある
信販系 ・割賦販売、リースなどを手がけてきた信販会社が発行
・飲食店の優待や、商品購入の破損、旅行時の損害保険が付帯しているケースが多い
・サポート体制がしっかりしていることに一定の支持があり、フォローサービスの質が高い
銀行系 ・銀行、または銀行のグループ会社が発行
・発行元と同じ系列会社の銀行口座を使用する際の優遇サービスが付帯しているケースが多い

流通系・信販系は、それぞれのクレジットカードを発行する際に、ターゲットを幅広く設定していることが特徴です。

基本的に、各クレジットカード会社の審査基準は公表されていません。ただ、各クレジットカードのターゲット層や申し込み基準、または年会費(+ETCカードの年会費)などから、ある程度の審査基準を想定することは可能です。

今回は、ターゲット層が広い、おすすめのクレジットカードを4種類をご提案します。即日発行可能なカードも挙げているので、ETCカードをとにかく急いで発行したい人は参考にしてください。

フリーターでも申し込みやすい「リクルートカード」

販促領域、人材領域の事業にも注力する企業「リクルート」が発行しているクレジットカードです。

注目ポイント

  • 18歳以上(高校生を除く)は申し込み可能
  • 年会費無料(ETCカードの年会費も無料)
  • 配偶者に安定した年収がある場合、専業主婦(主夫)でも申し込みやすい
  • 1.2%のポイント還元率

リクルートカード

リクルートカード
還元率 1.2%※1
年会費 無料※2
発行スピード 記載なし
国際ブランド
  • VISA
  • Mastercard
  • JCB
電子マネー
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETCカード
  • 家族カード
お得なキャンペーン情報
  1. 新規入会で4000円分のポイントプレゼント
  2. 初めてのカード利用で2000円分のポイントプレゼント
  3. 携帯電話料金の支払いで4000円分のポイントプレゼント
  1. 期間限定ポイント、サイト限定ポイントあり
  2. 家族カード年会費:無料

おもなメリット

  • 国内外の旅行傷害保険付き
  • ショッピング保険付き
  • リクルート系列のサービスを利用することで、ポイントが貯めやすくなる

リクルートカードは、学生から専業主婦(主夫)まで、対象が幅広く設定されています。
年収に関しても、厳密な収入金額の設定が提示されておらず、パートやフリーターでも、申し込むことができます。

ただし、リクルート系列の買い物やサービスを利用する機会が少ない場合は、「ポイントを貯めたい」という理想に合致しづらいので、自分のニーズをよく考えてみましょう。

アルバイトをしている学生も利用しやすい「楽天カード」

おもにインターネットショッピング事業で人気の「楽天」が発行しているクレジットカードです。

注目ポイント

  • 18歳以上(高校生を除く)は申し込み可能
  • 年会費無料、ETCカードの年会費は500円
  • 1.0%のポイント還元率

楽天カード

楽天カード
還元率 1.0%※1
年会費 無料※2
発行スピード 1週間〜10日
国際ブランド
  • VISA
  • Mastercard
  • JCB
  • American Express
電子マネー
  • 楽天Edy
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETCカード
  • 家族カード
お得なキャンペーン情報
  1. 入会と「楽天e-NAVI」への登録で、2000ポイントプレゼント
  2. カード申込翌月末までにカードショッピング1回以上の利用で、3000ポイント(期間限定ポイント)プレゼント
  1. 楽天グループのサービスでの利用で2倍〜最大16倍※SPU(スーパーポイントアッププログラム)により、さまざまな条件あり
  2. 家族カード年会費:無料

おもなメリット

  • 海外旅行傷害保険付き
  • 楽天市場の利用ポイントがさらに貯められる
  • 電子マネーの楽天Edyが付く

基本的に高校生を除く18歳以上であるという条件以外には、明確な申し込み条件を設けていないことが特徴です。
アルバイトをしている学生やフリーター、専業主婦(主夫)を含めた非正規雇用者も、ターゲットに含まれています。

ただ注意したいのは、「楽天カードには審査がないのでは?」と思われがちなこと。
どのクレジットカードにおいても共通していえることですが、審査自体は確実にあります。
それは、いざとなったとき、申込者に「返済能力があるかどうか」をカード会社側がしっかりと確認するためです。

なお、発行スピードは1週間~10日間ほどかかるため、「すぐにクレジットカードが必要」という人には向かない可能性があります。また、広告メールなどが多いといわれる点は、楽天カードのデメリットのひとつとして捉える人もいるかもしれません。
楽天系列のサービスをあまり利用しない人は、ほかのクレジットカードの選択肢もあります。

審査後、最短即日発行可能な「イオンカードセレクト」

ショッピングセンターとしてなじみのある「イオン」が発行しているクレジットカードです。

注目ポイント

  • 18歳以上(高校生を除く)は申し込み可能
  • 年会費無料(ETCカードの年会費も無料)
  • 発行スピードは最短即日発行!
  • カード盗難保障無料付帯
  • イオン銀行キャッシュカード機能、クレジットカード機能、電子マネーWAON3つの機能付き

イオンカードセレクト

イオンカードセレクト
還元率 0.5~1.0%※1
年会費 無料※2
発行スピード 最短即日発行
国際ブランド
  • VISA
  • Mastercard
  • JCB
電子マネー
  • iD
  • WAON
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETCカード
  • 家族カード
お得なキャンペーン情報
  1. 新規入会&利用特典で利用金額の最大14%をポイント還元
  1. イオングループの対象店舗でのお買い物でポイント2倍、各種公共料金のお支払いで1件につき毎月5WAONポイント
  2. 所定の条件を満たすと、ゴールドカード発行が可能

おもなメリット

  • 電子マネーWAONに対応しているので、イオンでの買い物の際にポイントが貯まりやすい
  • 電子マネーWAONは、イオン銀行口座からオートチャージが可能
  • イオン銀行カードローン機能付き
  • Apple Payにも対応

基本的には高校生を除く18歳以上、かつ日ごろから電話連絡が可能であれば、申し込みできるクレジットカードです。
アルバイトをしている学生はもちろん、イオンを普段よく利用する専業主婦(主夫)、イオン銀行の口座を持っている人は、特に有効な一枚です。

また、受け取り場所は限られていますが、「すぐにでもクレジットカードが欲しい」という人にとっては、即日発行可能というのもうれしいポイントです。

※オンラインで申し込みの場合かつ、イオン銀行口座を新規で開設する満20歳以上の場合。ただし受け取り可能なイオン店頭内にあるイオン銀行、またはイオンクレジットサービスカウンターは限られます。また、即日発行のクレジットカード「即時発行カード」は「仮カード」とも呼ばれ、イオンマークのある店のみで利用できます。国際ブランド(VISA、Mastercard、JCB)が付く「本カード」は後日郵送にて届きます。

最短即日発行可能な「セゾンカードインターナショナル」

もともと「西武カード」として知られていたのが、セゾンカードです。

注目ポイント

  • 18歳以上(高校生を除く)は申し込み可能
  • 年会費無料(ETCカードの年会費も無料)
  • 年収制限が設けられていない
  • 最短即日発行が可能

セゾンカードインターナショナル

セゾンカードインターナショナル
還元率 0.5%※1
年会費 無料
発行スピード 最短即日発行
国際ブランド
  • VISA
  • Mastercard
  • JCB
電子マネー
  • iD
  • QUICPay
  • 国内旅行保険
  • 海外旅行保険
  • ETCカード
  • 家族カード
  1. 西友・リヴィン・サニー 「第1・第3土曜日5%OFF」開催日は5%OFF

おもなメリット

  • ポイントは、基本的に永久不滅
  • 提携先と貯蓄ポイントの交換先が多いため、生活に役立つ

イオンカードセレクトと同じく、高校生を除く18歳以上で、日ごろから電話連絡が可能であることが申し込み条件となっており、「大学生になって初めてクレジットカードを作る」という若年層から、退職後の年金受給者まで、幅広い年齢層を受け入れています。

ポイントの有効期限がないので、使い勝手が良く、長期スパンで持ちたくなるカードではないでしょうか。また、イオンセレクトカードと同じく即日発行可能というのも人気です。

※オンラインで申し込みの場合。受け取り可能なセゾンカウンターは限られますが、郵送での受け取りも可能です。

PARCOや無印良品、WOWOWやTOHOシネマズなど、提携先が多いのも選ばれやすい理由となっています。ただし、あえてデメリットを挙げるなら、イオンカードセレクトと同じく、ポイント還元率は約0.5%。高いポイント還元率を望む人には不向きかもしれません。

サブカードとして所有する、というスタイルにも合うクレジットカードです。

まとめ

過去に滞納歴があっても、「ETCカードは絶対に発行できない」と思い込む必要はありません。
ETCカードを手軽に発行するための2つのカギと、覚えておきたい点として以下の方法・注意点が挙げられます。

  • ETCパーソナルカードを発行する
  • 自分の状況に合ったクレジットカードを選ぶ
  • 過去に支払いに関する事故を起こした場合、5~10年間はその事実が信用情報機関に登録されるので注意

自分に見合った方法を選択し、状況を把握しながら、ETCカード発行に対する悩みをクリアしましょう。